新しい生活にも慣れてきた。
お固い業務があったり、以前なら若い衆に任せていた業務があったり
初対面の若い人にナメた口聞かれたりしているが
音楽は音楽である。
納得のできる原盤を作る(残す)という意志は忘れてはならない。
いま進行中のやつも完成が楽しみだ。
そんなわけであまり慌ただしくない日々で
GWもぽつぽつ出動あるものの、まあまあ休日である。
クルマも無いし、出かけない。
朝飯を済ましたらバルコニーで日焼けである。
午前中は日が射すので11ぐらいまで陽に当たる。
昼は外食したい気持ちを抑えてインスタントに一手間加えたやつ、
そして酒。休日の醍醐味だ。
で、午後。
幸運なことに5月はスカパーで希望のchが2,000円分無料というので
スターチャンネルで申し込んだこともあり、
録画してた映画を観るのである。
「バートン・フィンク」
「バスキア」
自分は何か芸術的分野で何者かになれると妄想していた
90年代の単館上映系作品である。
とくに「バスキア」には影響を受け過ぎて、
自宅で段ボールに色を塗ったり文字を描いたり
挙げ句、それを友人に贈ったりしていた。
私がCD-Rの盤面に青鉛筆で英文字を描くのが上手と言われるのは
このへんに起因している。
あと「ワイルド・スピード」の4から7まで。
1~3までは以前スカパーの別chで観た事があったのだが
今回スターで一挙放送やってたのでついに最新作まで追いついた。
とにかくガチムチのハゲが出てくる映画で、
段々それがかっこ良く見えてくるから不思議だ。
そして今日観たのが「バードマン」。
面白かった、面白かった、面白かった。
私の心のライブラリでは「アメリカン・ビューティー」と
同じところに収用された。
「芸術家になれなかった人間は批評家になる」
という台詞が衝撃的であった。
そんな風に休日は引きこもっている。
↓ ところでこれもスターチャンネルで観た「イフ・アイ・ステイ」から。
クロエ主演の青春映画。もうガンアクションしてくれないのだろうか。
君たちの嘘は後味が悪いし、飽き飽きしている。
真実を話したまえ。なぜ、こんな道を選んだ?
ーー「Ωの晩餐」平山夢明