Helldiver's request

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自称・IQ666の多重人格者ヘル(仮名)の生存報告。あらゆる基準における平均以下、もしくは最低水準の日常を浮き彫りにしてゆきます。









     君たちの嘘は後味が悪いし、飽き飽きしている。
     真実を話したまえ。なぜ、こんな道を選んだ?
                   ーー「Ωの晩餐」平山夢明
    










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新しい生活にも慣れてきた。
お固い業務があったり、以前なら若い衆に任せていた業務があったり
初対面の若い人にナメた口聞かれたりしているが
音楽は音楽である。
納得のできる原盤を作る(残す)という意志は忘れてはならない。
いま進行中のやつも完成が楽しみだ。

そんなわけであまり慌ただしくない日々で
GWもぽつぽつ出動あるものの、まあまあ休日である。
クルマも無いし、出かけない。
朝飯を済ましたらバルコニーで日焼けである。
午前中は日が射すので11ぐらいまで陽に当たる。
昼は外食したい気持ちを抑えてインスタントに一手間加えたやつ、
そして酒。休日の醍醐味だ。

で、午後。
幸運なことに5月はスカパーで希望のchが2,000円分無料というので
スターチャンネルで申し込んだこともあり、
録画してた映画を観るのである。

「バートン・フィンク」
「バスキア」
自分は何か芸術的分野で何者かになれると妄想していた
90年代の単館上映系作品である。
とくに「バスキア」には影響を受け過ぎて、
自宅で段ボールに色を塗ったり文字を描いたり
挙げ句、それを友人に贈ったりしていた。
私がCD-Rの盤面に青鉛筆で英文字を描くのが上手と言われるのは
このへんに起因している。

あと「ワイルド・スピード」の4から7まで。
1~3までは以前スカパーの別chで観た事があったのだが
今回スターで一挙放送やってたのでついに最新作まで追いついた。
とにかくガチムチのハゲが出てくる映画で、
段々それがかっこ良く見えてくるから不思議だ。

そして今日観たのが「バードマン」。
面白かった、面白かった、面白かった。
私の心のライブラリでは「アメリカン・ビューティー」と
同じところに収用された。
「芸術家になれなかった人間は批評家になる」
という台詞が衝撃的であった。

そんな風に休日は引きこもっている。



↓ ところでこれもスターチャンネルで観た「イフ・アイ・ステイ」から。
  クロエ主演の青春映画。もうガンアクションしてくれないのだろうか。
意見が対立するとき、闘わなければならない。
大人同士であるならば守らなければならないルールがある。
それは「必ず相手の逃げ道を残す」ということに他ならない。
逃げ道を塞ぎ相手を刺すことは、
どちらが生き残るかの戦争だ。
そんなことは不毛でしかない。

僕は僕の知らないところで置きた戦争で
大事なものを徹底的に叩き壊されてしまった。
あるいはもっと早くその予感に気づくべきだった。
あるいはもっと早く大事なものを大事なのだと宣言すべきだった。

ゆっくりと悪くなった物事は
さらにゆっくりとしか元に戻らないのかもしれない。

憤怒と後悔が心を蝕む日々であるが
そんなことに時間を費やすのは愚行だ。
ゼロからやり直すわけじゃないから
冷静に、かつ沈着に、
まずは自分がスタートラインを見極めなければならない。

少なくとも、
闘って得られたものなんてない。
せいぜいマイナスをゼロに戻す行為だ。

僕は闘うことなく、
闘いを終わらせなければならない。
逃げることも捨てる事も簡単だ。
でもそれは選ばない、絶対に。




↓ロイヤル・ブラッド。この分野の音楽はやはり自分に合っている。
 けど、華やかな音楽を愛する自分も自分だ、難しい。
迂闊にもフェースブックの自分の投稿を遡って読んでしまった。
今はファースブックとツイッターをやっていて、
フェースブックフレンド限定では主にお仕事報告、
仕事人としてのオフィシャルな情報、
およびパブリックな範疇でのプライベート雑記である。
ツイッターも実名でやってはいるものの、
もうちょっと当たり障り無いというか
仕事サボってないですよ的なアピールと
情報収集に使っている。

ともあれ恐るべしSNS相互監視の時代である。
ストレスも溜まる。
ストレス溜めてるっぽいポストをすれば
「コイツSNSに向いてないな」と後ろ指指される昨今だ。

で、ふと思い出して放置していたこのブログにアクセスしてみた。
始めた当初はヒマだったから毎日のように書いていた。
びっくりしたのは今の部屋に引っ越して来てからも
何度か書いていたことをおぼえていなかったってことだ。

なので、またいつの日かふと思い出して
このブログを振り返ったときのために、
今晩何か書いてみようと思った次第だ。

ゆえに大きなトピックは無い。
梅雨の最中には夏に海に想いを馳せる。
きっと来年の今頃も再来年も代わり映えしないだろう。
数年後にはもう死んでるかもしれない。

次は近いうち、何か楽しいことを書こう、そうしよう。


↓ラックライフ「タイムライト」MV。
 良い声だ。