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Helldiver's request

自称・IQ666の多重人格者ヘル(仮名)の生存報告。あらゆる基準における平均以下、もしくは最低水準の日常を浮き彫りにしてゆきます。

久々に仕事でリウと会った。
年末にもひさびさ仕事はしたんだけど
電話とメールで済ませてしまったから
顔を突き合わせてあーだこーだ話したのは
まじで6年振りくらいということになる。
でも「そうか出会って10年過ぎてたねえ」なんて話したから
いっしょに仕事してたのはわずか4年くらいってことだ。
つまりすんごく濃密な時代を過ごしたってことだ。
人生は1度きりだから、
それだけ深くあーだこーだできた奴がリウであることは誇らしい。

僕もリウもオトナになったから、
なんか無難な曲作りの話になっちゃうかなと思ったけど、
やっぱ話せば昔みたいな雰囲気になって、
僕はやはり反主流でリウは音楽家として革新を語ってしまう。

楽しみで楽しみで楽しみでしょうがない。


↓MUSEの「In Your World」。
 8年前はMUSEが英国の国民的バンドになるなんて考えもしなかった。

毎日毎日、「本当に申し訳ございません」で始まる、
或いは結ぶメールばかり打っている、そんな日々だ。
とはいえ僕だってオフにする日はある。
SNS相互監視時代ではなかなか言えない。

そんなわけでようやく取れた休日の僕はといえば、
日々の激務と激務を忘れる為の連日の痛飲で
けっきょく家に引きこもって、誰と会話する事も無く、
長い長い長~い映画を鑑賞して過ごしたのである。

で、さいきんCSで録画した「地獄の黙示録~完全版」。
約4時間。
「ゴッドファーザー」ファンを自称する僕ではあるが
同じコッポラ監督で、最高傑作と評される本作は
実は未だ観た事が無かったのだ。

いわゆる「人探しモノ」であり、「ロードムービー」であり、
「社会派」な側面もあり、「アート」なニオイも漂ってるし、
なによりも「ロック」だった。エキサイティングなのだ。
脳内のイメージをアウトプットする手段として
映画というのはもっともカネと手間がかかるものだと思うけど
それゆえ、アウトプットされたメッセージがガチだと
僕は感動して、憧れて、最終的には挫折してしまう。

ホンキで何かを作ろうという行為は、
ホンキ以外のすべてを捨てる行為だ。
規模はどうであれ、僕も死ぬ迄にヒトツくらい、
そういう何かを残さなければならない。

↓で、その映画のトレーラー。
 非常に残念な予告編である。
亡母の夢をみた。ゆうべの話だ。
いや、今朝かもしれない。
ここ1年以上、母の夢はみていない。
引っ越して来てからみなくなったなって思ったことあるから
たしかに1年以上だ。
しかもあまり良い夢ではなかった。
母は申し訳無さそうな表情をして、ほとんど黙っていた。
ほかにも何人かの親戚がいて、その中には知らない老人もいて
僕はなんとなく恥ずかしいような気持ちになっている夢だ。
母は僕に何か言いたいことでもあったのだろうかとか考えた。

そんなこともあって
昨日納車されたばかりのクルマで墓参りに行くことにした。
コンビニで買った線香を束のまま火を点けて手を合わせた。
朝霞市の霊園なので、
長いこと住んでた志木の方まで足を伸ばしてみた。
4歳から22歳まで。その後33歳から36歳まで、
合計でだいたい20年以上住んでた街だ。
ほんの3年前まで住んでたせいか妙に懐かしく思ってしまった。
ちなみにずっと賃貸だったりしたから家も土地も残ってない。
つまり懐かしいけど還る場所では無いってことだ。
墓は僕が建てたから、最後に還る場所はあるのだけど。
そんなこと考えてたら虚しくなって、
当時行きつけだったサイゼリアでドリンクバーするのをやめて
早々に帰路に着いた。

で、ひと仕事終えてうたた寝して風呂から上がって
こんなこと書きながらようやく気づく。
解剖学的に考えれば、
母が僕に対して言いたいことなどあるはずがない。
強いて言えば、僕が母から言って欲しいことや
あるいは母に言うべきことが何かあったのではないか、と思う。
もちろんそれ自体憶測であるから、答えなど無い。
それでも眠るまで考えよう。
何しろ僕は生きているわけなのだから。


↓行き場を失っていたiPod classic 80GBも
 車載用として新たな人生の一歩を踏み出した。
 で、シャッフル再生で流れたYEN TOWN BAND「My Way」。
 あまたある「My Way」の中でも最も好きなカバーのひとつ。