http://gaga.ne.jp/parisopera/

 

・あいかわらずの邦題と原題のズレ問題。

英語タイトルの The Paris Opera も フランス語タイトル(原題?)の L'Opéra にも「新世紀」入ってない。

もう21世紀になってからしばらく経つのにいまさらではありますが、しかしテロが続くパリでオペラ座もいろいろ考えないといけない、ということなのでしょうね。

 

L'Opéraを題材にしたドキュメンタリー映画を見るのは三本目で、TOUT PRES DES ETOILES はバレエダンサーという職業に焦点を当て、A DANSE, LE BALLET DE L'OPE'RA DE PARIS はオペラ座バレエ団を経済的な成り立ちも含めた全体像を描き出そうとしていたのに対して、この映画はオペラとバレエ両方からL'Opéraという興業団体を描いている感じでした。

そう考えると、「パリ・オペラ座のすべて」という邦題は羊頭狗肉にもほどがありますよ。

原題はちゃんと LE BALLET の話ですよ、と限定しているんだから。

 

http://aranjues.onlyhearts.co.jp/

http://www.anime-chu-2.com/

 

この二本は同じ日に見た。

前者は登場人物も少なく、出て来る場所も限定されているが、後者はテレビ・シリーズでおなじみのメンバーが総出演し、日本中を移動する(修学旅行で行った九州には行きませんが)、という対照的な作りだった。

なぜかどちらもセックスが焦点なんですけどね(笑)。

 

後者は実写のアイドル映画っぽく主演している女の子をいかに可愛く見せるかということに腐心している。そのへん最近のKyoto Animationさんやshaftさんは見事にニーズに応えていて清々しい。

前者を見ていて思い出したのは、キアロスタミの Copie conforme で、そういえばあれも寸止めに性的な映画であった。

そして、最後に急に訪れる終末的なイメージ。ちょっと SACRIFICE を連想したりもしました。

ヴェンダースも72歳、54歳で亡くなったタルコフスキーより20年近く長く生きているのだなあ。