新聞で並べて掲載されたり、NHK教育テレビで日曜日に続けて番組が放映されたり、衛星放送では「囲碁・将棋ジャーナル」という名前の番組があったり、囲碁と将棋は近いものとして扱われることが多いが、実際は全く違った種類のゲームであり、それぞれのプロの世界にも大きな違いがある。現在『週刊将棋』にそれぞれのプロの間の慣習の違いについての連載がもたれているくらいだ。
たとえば、その一つとして囲碁の方は親子棋士や家族で囲碁を打っている人たちが多いのに対して、将棋で親子二代の棋士というのは例外的にしかいないし、トッププロの子どもでプロになれず終っている人もいたりする。
その違いから言うと「3月のライオン」は囲碁のプロ棋士を主人公にした方が良かった。その方がずいぶんとリアリティが違っただろう。
もちろんマンガは現実に近くなくてはならないなんてことはないわけだが、一方で現実との比較で読まれてしまうことは避けられないものでもある(ここでの「現実」という言葉はとても雑に使っています)。
誰か回りにアドバイスする人はいなかったのかしらん。
そもそも将棋のプロに対する関心という出発点があったので、囲碁には目が向かなかったということなのか。
または「ヒカルの碁」の存在が大きすぎて、囲碁を題材にするのはためらわれたのか。
しかし、結果として先行して連載の始まった「ハチワン」と比較されるような状況になっている。
発表されている分量が違う分不利なこともあるけれど、今のところ〈将棋マンガ〉としては足もとにもおよんでいない出来なんだよなあ。
もちろん、〈将棋〉ということにとらわれずに、「はみだしっ子」以来の繊細な少年たちを描いたマンガの系譜の中で読んだ方がいいものなのだが。
いっそファンタジーにしてしまって、架空の世界の架空のゲームのプロの話にしてしまった方がよかったかもしれない。
しかし、それだと「RING」の轍を踏む危険もあるんだよなあ。
たとえば、その一つとして囲碁の方は親子棋士や家族で囲碁を打っている人たちが多いのに対して、将棋で親子二代の棋士というのは例外的にしかいないし、トッププロの子どもでプロになれず終っている人もいたりする。
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