史跡めぐりの記事の記事です。遺構がないので2城掲載です。今回は、愛知県小牧市にある小松寺砦・外久保砦です。小牧・長久手の戦いの際の城砦シリーズ3弾です。

 

小松寺砦(こまつじ)

天正12年(1584)小牧・長久手の戦いにおいて羽柴秀吉方の砦として築かれました。 砦は東西に分かれており、各砦には、丹羽長重、三好秀次(後の豊臣秀次)が守備しておりました。

 

 

 

(1)小松寺本堂、(2)小松寺砦の案内と碑

 

小松寺は、立派なお寺です。小松寺の東に隣接する八所神社(熊野神社)内に石碑と案内看板があります。小松寺の後の山は結構、こんもりしていてお寺は中腹にあります。

 

外久保砦(そとくぼ)

天正12年(1584)小牧・長久手の戦いにおいて羽柴秀吉方の砦として築かれました。 丹羽長秀が布陣したとされています。秀吉が一時、当地に陣な取ったため、太閤山とも呼ばれています。本来は、内外久保砦と外久保砦の2ヶ所ありますが、案内と碑は、まとめて久保山砦とされています。

 

 

 

(1)久保山砦の案内、(2)久保山砦の碑と太閤山山頂

 

熊野神社の後の山が砦跡で、以前は草木に覆われて薄暗い場所ですが、近年、木々が伐採されてベンチなどが設置されて明るくなり見通しがよくなりました。