史跡めぐりの記事です。今回は、岐阜県大垣市にある曽根城です。頑固一鉄で有名な西美濃三人衆の稲葉一鉄の居城です。城址は現在「曽根城公園」となっています。大河ドラマ「麒麟がくる」では稲葉一鉄は、嫌な役柄でしたが、教養と先を読む見識に優れた武将だと思います。

 

曽根城(そね)

曽根城は西美濃三人衆のひとり、稲葉一鉄(良通)によって築かれた城です。稲葉氏は伊予国河野氏の一族で稲葉通貞の時に美濃にきて、土岐氏に仕えたといわれます。土岐氏が没落すると斎藤氏に仕え、さらに織田信長、豊臣秀吉に仕えて天正16年(1588)郡上八幡に4万石で移封となりました。稲葉氏のあと西尾光教が2万石で入封し、関ヶ原合戦では東軍に属して揖斐に3万石で転封となり、曽根城は廃城となりました。現在、本丸跡に稲葉一鉄が、母の菩提寺として建立した華渓寺があります。

 

 

 

 

 

 

 

(1)華渓寺北側の模擬石垣、(2)城址碑と案内、(3)堀ぽい雰囲気もある本丸跡外周、(4)華渓寺(本丸跡)、(5)模擬石垣、(5)春日局ゆかりの碑

 

発掘調査で本丸石垣が出土しましたが、現在は保存のために埋め戻されており、華渓寺の北側にある石垣は模擬です。本丸跡がこんもりとしている以外は、あまり城郭ぽい雰囲気は残っていませんが、有名武将の居城なので抑えておきたい史跡です。曽根城公園は、花菖蒲の名所です。