おでかけの記事です。今回は、福井県越前市東千福にある紫式部公園です。そろそろ大河ドラマでも越前編も放送されそうで、今話題の地域です。

 

紫式部公園(むらさきしきぶこうえん)

源氏物語の作者、紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした場所・越前市。越前国司となった父・藤原為時とともに訪れ、一年余りを過ごしたといわれます。これを記念してつくられた紫式部公園は池をめぐらし、寝殿造の釣殿をしつらえ、紫式部が生きた平安時代の趣を今に伝えています。公園に隣接してある「紫式部と国府資料館」では、紫式部に関する資料を見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

(1)紫式部像、(2)寝殿造の池と日野山、(3)寝殿造の池と日野山、(4)紫式部像正面、(5)池と寝殿風の休憩所、(6)復元越前政庁跡

 

立派な公園です。寝殿造の庭園から見える日野山(ひのさん)は、紫式部が詠んだ和歌『紫式部集』に「暦に、初雪降ると書きつけたる日、目に近き日野岳といふ山の雪、いと深く見やらるれば」と詠まれています。公園を歩いていたら現地在住の日本語を勉強中の外国人の若者に声をかけられて、少しお話ししました。翻訳アプリを使って少し会話できましたが、翻訳アプリの精度が素晴らしかったです。時間がないので数分で別れましたが、時間ずあればゆっくり一緒に平安の寝殿造の公園を歩きたかった。