史跡めぐりの記事です。今回は、2つも遺構がないので2城掲載です。愛知県日進市にある梅森城・折戸城です。

 

梅森城(うめもり)

愛知県日進市梅森台にあった城で当時は、北城と東城の2つがありました。現在の碑がある場所は、北城になり、由緒書きによると三河の岡崎上宮寺佐々木の松平三蔵がこの地に移り築城されたそうです。

 

 

 

(1)眺景寺、(2)城址碑

 

現在の眺景寺境内に城址碑があります。遺構は残っていないので、不明ですがこの辺りが推定ということです。隣接する背後の八幡社あたりの方が、城跡の雰囲気があります。三河の上宮寺から尾張の国境のこの付近に気軽に移住できるもんなんですかね。

 

折戸城(おりど)

愛知県日進市折戸町にある城址です。文亀3年(1503)、丹羽氏従の築城とされます。最初、吹上城を居城としましたが、、氏従の子、氏員が西方150mの地に城を移し、折戸城と称しました。その後、新た本郷城を築いたため廃城となりました。

 

 

 

(1)八幡社にある折戸城址碑、(2)吹上城跡があった八幡社

 

現在の碑がある場所は、吹上城があった場所です。城の案内に、吹上城と折戸城の2つ掲載があります。折戸城は、推定で西の方にある場所ですが、こちらも遺構は、確認できません。