企画展の記事です。愛知県安城市で開催された企画展「三河本多一族」へ行ってきました。安城市は、今年は、「家康と一向一揆」「酒井氏―左衛門尉家と雅楽頭家」に続き3回目の企画展を開されており、歴史に熱心な市ですね。素晴らしい!!! 

 

 

本多氏は安城譜代として、代々安城松平家に仕え、一族から多くの譜代大名や旗本家を出しました。『寛政重修諸家譜』などの系譜類によると、本多氏は豊後国本多の助秀からはじまり、のちに尾張、三河と移ってきたと伝えられています。本多氏はさまざまな系統に分かれていますが、今回の特別展ではそのうち五家を取りあげます。徳川四天王の一人である本多忠勝の一族(中務大輔家)、小川(安城市小川町)で出生したとも伝えられる本多正信の一族はもとより、特に本展では鬼作左と称された本多重次の作左衛門家、家康から田原城を与えられた豊後守家、さらに三河国伊奈を本拠地とした伊奈本多家について焦点を当てて紹介します。(HPより引用)

 

↑来月、10月8日で開催される安祥文化のさとまつりに火縄銃演武で参加します。こちらも是非。

 

↑記念撮影用のパネル。渋くて陣盾がいい感じ。

 

↑大河の人物パネルも設置されています。今回の企画展の主役の本多重次は、大河ドラマでは未登場ですね。「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」で有名な人物です。

 

感想

三河本多氏に関係する系譜を詳しく展示されています。武具に関しては、初見のものが多かったので見所がありました。本多重次所用と伝わる黒漆塗仏胴二枚胴具足 黒漆角頭頭巾兜付は、桃山時代って風格でかっこよかったです。あともう一両展示されていた具足も初見でかっこよかった。個人的には、家康の家臣では一番好きな人は本多正信なので、本多正信の小川本多家の資料は興味深く拝見させて頂きました。