史跡めぐりの記事です。今回は、愛知県名古屋市天白区島田ある島田城です。私の居住地ですが天白区は、あんまし城がないのが残念です。前の記事の小林城と同じ牧氏の城です。

 

島田城(しまだ)

城は築城年代は定かではありませんが、現地案内によると「張州府志」には、『地元では城主は牧虎蔵である』と記載されています。牧氏は、足利高経の末流で尾張守護、斯波氏の一族です。島田城の規模は東西約76メートル、南北約182メートルとされています。

 

 

 

 

 

(1)土塁と案内版、(2)土塁、(3)土塁の上にある祠、(4)牧氏の菩提寺 島田地蔵寺

 

天白区市郵便局のすぐ近くにありますが、住宅地の中に高い土塁が残っていて、この土塁が残っているだけでも奇跡です。城は、島田街道沿いにある城で、方形型のま館城で、現在の土塁は外角だと思います。付近には、牧さんという名前の家が多いです。