史跡めぐりの記事です。少し遠出で買い物ついでに立ち寄りました愛知県長久手市にある公園です。小牧・長久手の戦いの時の史跡、色金山歴史公園(家康本陣)と桧ケ根公園(堀秀政陣所)です。色金山は特に雰囲気があるので好きな場所です。

 

色金山歴史公園(家康本陣)

小牧・長久手の戦いにて、秀吉方が三河中入り作戦の際に、岡崎別働隊を追って北方から進軍してきた徳川家康軍が軍を止め、山頂の巨石を床机がわりに軍議を開いたといわれています。その巨石「床机石」が今でも残され、傍らに宝永3年の福富親茂の碑(刻銘:御床机石)、明治43年の地元有志の漢文碑が立ちます。

 

 

 

 


(1)展望テラス、(2)展望テラス、(3)長久手の戦いレリーフ、(4)家康が軍議の際に腰掛けたとされる床机石、

 

桧ケ根公園(堀秀政陣所)

桧ケ根公園は、天正12年(1584)小牧・長久手の戦いの際に、秀吉方武で軍監だった堀久太郎秀政が陣取った場所です。桧ヶ根の戦闘で本陣を布いた所です。桧ヶ根の戦いで榊原康政、大須賀康高ら家康方の追撃隊を撃ち破りました。当時の桧ヶ根は標高81.2m。山頂に立てば北から進軍して来る家康軍と、南に先行する味方の池田・森隊の両軍が同時に見渡される恰好の場所でした。

 

 

 

(6)桧ケ根公園、(7)堀秀政陣所の碑


色金山歴史公園は、戦国の砦のようなテラスでかっこいいです。長久手の戦いレリーフもよくできており、展望も効き楽しめます。桧ケ根公園は、普通の公園ですが、図書館に隣接しているため人が沢山います。池田・森・秀次の秀吉軍惨敗の長久手の戦いで、唯一、家康軍を撃退した堀久太郎さんってすごいと思います。まさに名将!!