■所在地 兵庫県丹波篠山市北新町 ■遺構 天守台・書院・石垣・郭・堀 ■城のタイプ 平山城 ■築城者 松平康重

篠山城は、慶長14年(1609)に、松平康重が、豊臣方の大坂城と西国諸大名のおさえとするために藤堂高虎が縄張りを担当して天下普請により6か月で完成した城郭です。城は、松平(松井)~松平(藤井)~松平(形原)と親藩大名が続き、寛延元年(1748)に丹波亀山より青山忠朝が6万石で入封して以後、青山氏が続き明治に至りました。






















 

(1)本丸書院と本丸跡、(2)三の丸外郭水堀、(3)本丸石垣、(4)本丸食い違い虎口、(5)本丸書院玄関、(6)本丸書院、(7)書院内部、(8)本丸石垣と内堀、(9)天守台、(10)南馬出、(11)東馬出

リニューアル記事2回目です。藤堂高虎による輪郭式平山城の縄張りと本丸周辺の高石垣。完成された虎口と高石垣は、堅牢な徳川の城のモデルというべき城です。また2000年に復元された大書院は、木造平屋建・入母屋造り・妻入り・柿(こけら)葺きです。将軍が宿泊しても遜色ない立派な建築物です。

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