あなた方は愛のなんたるかを知らずによく愛してもいない人に執着します。
それは淋しさからかもしれません。
人は分離の幻想の中、孤独を嫌います。
ですので、淋しさから愛してもない人との関係性においても肉体を合わせます。
肉体を合わせれば合わせるほどにご自身が孤独になってゆくことも知らずに…
そこに愛が存在しない以上、孤独は増してゆくばかりでしょう。
この人が違っていただけで、次の人は私の素晴らしい相手のはず、などという誤魔化しを自分のマインドの中で繰り広げ、幻想に継ぐ幻想のドラマを上映し続けます。
肉体を合わせた温もりをそれだけでも欲しいのですと言われると私たちはお好きになさいと言わなければなりません。
そのように考える時期があってもそれはそれで良いでしょう。
しかし、終わりは訪れます。
その終わりは自分自身で決めなければいけません。
どうぞ、愛が本当には通わなかった相手であったとしても自分自身をそして相手を責めることなく、愛してみてはいかがでしょうか?
心が救われてゆくはずです。
豊かに次のステップに進めるはずです。
あなた方を淋しさから救ってくれるのは他者ではありません。
それに気づいているのであれば自分自身に惜しみない愛を注いでみてはいかがでしょうか?
自分自身を愛しきるということです。
それなくして他の人のために何かができるわけがありません。
あなた方は知らず知らずに与えずにして奪おうとしています。
何を望むのでしょう?
与えてみてください。
何も望まずに。
愛のエロヒムより