とんでも健康食品・オーガニック製品がいっぱい! 健康食品をダウジングする
小林製薬「紅麹」だけではない!
とんでも健康食品・オーガニック製品がいっぱい!
こんにちは、マユリです
小林製薬の「紅麹」を使用したコレステヘルプなどの健康食品(サプリメント)による健康被害で、死者5名、入院157名、医療機関受診786名(4月1日時点)の大騒ぎになりました。
マユリはダウジング練習会を主催しており、メンバーがエネルギーを見てみたいものを投稿してみんなで見ます。その中には、サプリメントや健康食品、オーガニック製品も投稿されるのですが、その中に、「紅麹」コレステヘルプも投稿されたことがありました。
ペンジュラムでわかる!ヤバい健康食品
ペンジュラムで波動を見ると、新鮮なお野菜などは元気に大きく回るのですが、萎れた野菜は小さくしか回りません。ペンジュラムの面白いことは、一見、青々とした新鮮そうな野菜でも、弱弱しくしか回らないことがあることです。「見掛けだおし」みたいなことがあるのです。
「紅麹」コレステヘルプはどうだったでしょうか?
ペンジュラムが動きません・・大きく回らないどころか、小さくも回らないのです。ペンジュラムは止まったまま、プルプルと震えていました。
こういう挙動不審な動きをするときは、強烈な邪気を発しているときです。 人間にとって何らかの毒性のある物なので摂取してはいけないものなのです。もちろん、何が原因とかそういうことまではわかりませんが、「何らかの理由で、人間の心身のエネルギーを低下させる有害な製品だ」と教えてくれるのです。
邪気を発するものを摂取すると、人間の波動は急激に低下します。波動が低下しても、その瞬間は、波動に敏感な人以外は体感がないでしょう。体感がなくとも、繰り返し摂取すると、体がだるい、吐き気がするなど、なんだかの不定愁訴がでてきます。
飲んだ瞬間に吐き気が来たり、下痢をしたりすれば「これはやばい!」とわかりますが、通常は、摂取してから症状がでるまでには、タイムラグがあります。1度くらい飲んでも大丈夫だけど、繰り返し飲み続けることでで、じわじわと症状があらわれるのです。
そのせいで、何が原因なのか、因果関係がわからないのです。
謎の体調不良の原因は、健康食品!
「この頃眠れない」逆に「やたら眠くてしょうがない」
「とにかく怠い」「何もする気がしない」「吐き気がする」「頭痛がする」「謎の湿疹が」
マユリのところには、様々な症状を抱えた方々がご相談に来られますが、不調の原因は他でもない、健康のために飲んでいるサプリメントや健康食品、オーガニック製品やヒーリンググッズであることがよくあるのです。
余りにもそういう方が多いので、「あ、この感じは、あれじゃない?」と感がつくほどです(笑) そういうお客様が来られたら、 「体調が悪くなる前ごろ、健康食品かオーガニック製品、ヒーリンググッズなど使い始めていませんか?」とお伺いするほどなのです。
「その製品が原因ですよ」と告げても、たいていは「きょとん」とするのです。「そんなこと、俄かに信じられない!」といった様です。論より証拠「試しにいったんやめてみるように」いうと、実際、体調は回復します。それでやっと納得するに至るのです。
小林製薬の「紅麹」も、ある医者が、同じような症状を抱える複数の患者が共通して紅麹サプリを飲んでいたところから原因がわかったという話なので、本人たちが自力で気づくのは難しいように思います。多くの方が、それが原因とは思いもよらず、体調不良を治すために別のサプリメントを飲んだり、漢方やら整体やら渡り歩いて、一方で毒を飲み続けているのです。
アトピーを起こすオーガニック化粧品
それにしても、なんでこんなことになるのでしょうか? そのことを示唆するあるお客様のエピソードをお話ししましょう。
口の周りから首にかけてアトピーのように赤くなっているお客様がいらっしゃいました。
「半年くらいこんな感じで・・・皮膚科でもらった薬を塗ってますが、治らないんです。で、別の皮膚科で、このローションをつけるようにいわれたんですけど、これって、大丈夫ですかね?」
「きつい成分入っていませんか?」
ペンジュラムで見たところ、格別問題のある薬ではありませんでした。
「基礎化粧品は、長年使っているオーガニック化粧品があるので、それ以外をつけるのはちょっとって感じで・・」
ご愛用のもには、なかなかのお値段の高級オーガニック化粧品でしたが、念のためペンジュラムで見てみると・・ペンジュラムが動きません、そのオーガニック化粧水は強烈なマイナス波動を示したのです。
「このオーガニック化粧品、やばいですよ。これが原因じゃないですか?」
「かれこれ5年も愛用してるし、ありえないです。私は敏感肌だから普通の化粧品は使わなくって、唯一これは大丈夫なんですよね」
そういわれるのですが、何回やってもペンジュラムは強烈なマイナス波動を示します。
「そういえば!去年の秋ごろパッケージが変わったんですよね。」
「いつ頃からアトピーが出ました?」
「12月頭には皮膚科に行った記憶があるので・・・出始めたから1か月くらいで医者に言ったように思います」
「時期的には照合しますよね。それって、変わったのはパッケージだけでなく、中身も変わったのではありませんか?」
その会社を検索してみると、同じころにCEOも変わっていました。経営陣の刷新と共に、パッケージだけでなく、中身も変わっていたのです。
そのオーガニック化粧品を使うのをやめて3日もしないうちに、彼女のアトピーは引いてきて、治っていきました。
人間は一旦思い込むと盲目になる
この話が示唆する大事なことがあります。
彼女には「オーガニックだからよいに違いない」思い込みがありました。こうした「オーガニック=良い」という思い込みは、彼女に限らずよく見られます。こうした先入観が、事実を客観的に見つめる目を曇らせているのです。
もちろん、実際に、オーガニックが良いケースもあります。問題なのは、思い込みや先入観によって、事実が見えなくなってしまっていることなのです。
彼女の場合は、その上「5年近く使い続けている」という成功体験が、更に事実を見えなくしてしまっていました。そう!人というものは「いったん思い込むと盲目になる」生き物なのです。
小林製薬「紅麹」の場合も、「「紅麹」という自然成分だから体に優しいに違いない」というオーガニック信仰と、「小林製薬という名の通った製薬会社の商品だから大丈夫」という思い込みが、被害を広めてしまったように思います。
機能性食品という言葉の綾
もうひとつトリックがあります。
少し前まで「特保(特定保健用食品)」ってよく聞きましたよね? 特保ですってきいたら「何だか信用でいきる」印象でした。一方、この頃では、機能性食品という表示をよくみかけます。
では、特保と機能性食品の違いは何なのでしょうか?
特保は、消費者庁長官の許可が必要です。つまり、有効性や安全性を、消費者庁で審査する必要があるのです。こうした審査をへて、はじめて、特定保健食品の表示が可能となるのです。
それに対して、機能性食品には、こうした国の審査はありません。事業者自らの責任で、食品の安全性・機能性の根拠をしめした食品なのです。「うちなりの根拠は示しますから、消費者の皆さん、ご自身で判断してくださいね!」という商品なのです。
ちなみに、もう一つ栄養機能食品というのがありますが、これは「不足しがちな栄養素の補給を目的」とした食品のことで、審査の必要はありません。
小林製薬の「紅麹」は機能性食品でした。が、そもそも、特保と機能性食品の違いが判っている人などどの程度いるのでしょうか?「どちらも効果が保証された商品だよね」というざっくりとした認識の方がかなりいるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
「価格の安さ」で選ばれる機能性食品
株式会社イードというところが、2015年4月の機能性食品制度施行後、自主調査を行っています。
特保と、機能性表示食品のマークを付けた緑茶の画像を示し、同一デザイン、同一機能で、どちらが被験者に選ばれるのかを実験したのです。Pが特保で180円、Qが機能性表示食品で150円です。
結果、特保24%に対し、健康機能性食品76%の購買率でした。つまり、消費者は「健康を意識していても、30円の価格差に勝てない」という衝撃的な結果だったのです。
国の審査を通すためには、多額の研究開発費や治験も必要です。どうしてもその分が価格に上乗せされます。特保は価格では機能性食品に勝てません。
そもそも消費者が、特保と機能性食品の違いもよく分かっておらず、とりあえず価格で購入を決めるならば、お金と手間をかけて、あえて売れない特定健康補助食品を開発する企業などなくなってしまいます。
その結果、粗悪な商品が世に溢れないか心配です。もちろん、自主的に優良な商品を作る企業もあるかもしれませんが、それで競争に勝てないのならば、そのうち消えていくことでしょう。つまり、我々消費者が、自分で自分の首をしめているのです。
日本人は根本的に物事を疑わない
今は大変便利な世の中で、スマホに尋ねれば、瞬時に機能性食品について説明してくれます。最新のスマホなら写真にとるだけでも説明しくれるのです。そのひと手間をかけるだけで、賢い消費者になれるのですが、いくら科学が発達しても、使う側の人間に使いこなす気がなければ始まりません。
この問題の根底には、「日本人の根本的に人を疑わない性質」が横たわっているように思います。つまり「そんな粗悪な製品が、安全な日本社会に出回っているはずがない」という根拠のない思い込みがあるのです。
これといって効果がない製品くらいはあっても、「まさか死者が出るような粗悪品がある」なんて、多くの日本人は想像すらできていないのです。まさに「日本は安全である」という思い込みの力のなせる業です。
マユリのペンジュラム・ダウジング講座でも、マイナス波動(邪気)とプラス波動(正気)を見分ける練習をしますが、最初は多くの方ができません。能力がないのではなく、そもそもが「この世の中に、マイナスの波動を放つものがあるなど考えたこともない」からなのです。