こんにちは。しもじんこと、PR現代 の下島です。
当社は本日より夏季休業がスタートしました（8月16日（日）まで）。今年は実家への帰省もできないので、私はこの間に今後のセミナーや研究会の準備、そして抱えている課題解決のために時間を有効に活用しようと思っています。
さて今週のしもじんアメブロでは、専門店マーケティングにおける大切なポイント「独自性」の生み出し方、特に「E（専門性）-A（権威性）-T（信頼性）」理論について、まとめておきたいと思います。
静岡県立大学の岩崎邦彦教授による「独自性」を構成する３点
弊社「夏季セミナー」（2017年）で講演いただいた静岡県立大学の岩崎邦彦教授は、独自性には３つのポイントがあると伝えています。
１つは、尖（とんが）りをつくること。「尖」という字が示すとおり、大の上に小が立つこと。小さいからこそ突き出ることができる尖り（特徴）をつくるということでした。
２つめは「お客さまの期待に応えること」。その商品にはどんな価値があるのか考えること、どんなことをかなえてほしいと思っているのか見極めることでした。そのためには自社、自店の強みの現状分析に他者の目を通した視点を加えることが大切でした。
３つめは、これからの独自性は「モノではなくブランドをつくること」。
ブランドは一言で言うと「約束すること」だといいます。お客さま、社員、地域との約束を徹底実践することで信頼を生み、安心につながるからです。約束を守ることで支持され、その蓄積によってブランド力は高まります。
ウィズ コロナの時代、これからの小売業はお客さまのあらたな生活スタイルに適応した顧客視点の「独自性」がなければ生き残っていくことはできないというのが結論です。
ウェブマーケティングで有名な、E-A-T理論をストアブランドづくりに活かそう
ウェブマーケティングに詳しい方はご存知の「E-A-T」理論。E-A-T は、Google がWebサイトやページの品質を評価する時に使う評価軸と言われています。
E-A-Tは、
①Expertise（専門性）
②Authoritativeness（権威性）
③Trustworthiness（信頼性）
の3つの頭文字からとったものです。
たとえば、
①Expertise（専門性）は、その分野についての具体的な紹介であったり、専門スタッフの常駐、他社との違い、価値ある限定商品、得意技の紹介など。
②Authoritativeness（権威性）は、受賞経歴や、有名人御用達、師匠、出身、講師経験など。
③Trustworthiness（信頼性）お客さまの評価、事例紹介、報道された経歴など。
がそれにあたります。
E-A-Tが高ければ、Googleによるそのウェブサイトやページの品質評価も高まり、検索結果の表示順位への影響も考えられ、SEOの観点から重要な指標とされています。
このE-A-Tは、ウェブマーケティングだけでなく、ストアブランドマーケティングにおいてもとても重要なポイントと言えます。
「E（専門性）-A（権威性）-T（信頼性）」を見える化しよう
自社の「独自性」をさらに磨くために、また次世代の顧客を創造するために、E-A-Tをウェブサイトだけでなく、店舗空間や、人的リソースなど、すべての顧客接点で、見える化することが重要です。
ウェブとリアルによるマーケティング革新「ウェボリューション®︎」を展開し、新たな顧客感動を生み出す店の変革が急務です。E-A-Tを活用して、自社のポテンシャルをさらに上げてみてはいかがでしょうか。
※PR現代では、9月23日（水）、きもの業界の小売業に関係する専門店、卸、メーカーを対象に、「振袖Web集客最前線！ ＆ リピーターづくりのためのデジタル活用セミナー」を開催します。
ひと月間で振袖来店予約を30件獲得した実践ノウハウのポイントを特別公開します！（メイン講師・PR現代 取締役 神山有史／プランナー 佐藤静子）。ウェブを活用して新規＆リピーターづくりにご興味のある方はぜひご参加ください。
「振袖Web集客最前線！ ＆ リピーターづくりのためのデジタル活用セミナー」
●とき：2020年9月23日（水）14時〜16時
●形式：オンラインセミナー（zoom形式）
●主催：（株）PR現代
●参加料：一般有料 3,300円／契約先は無料
・オンラインチケット（有料）のお申し込み：
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