こんにちはしもじんです。10月24日(水)から26日(金)まで開催された、「秋のIJT2019」会場において、「第2回東日本ショップ大賞」の授賞式が行われました。

 

授賞理由とディスカッションの概要を紹介いたします。弊社が主催する「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」からことしも表彰店が選ばれました。授賞された各店の皆さん、誠におめでとうございます!

 

 


 

 

【大都市商圏部門】

 

株式会社ハナジマ(東京都江戸川区)

(JMG会員店さま)

 

<受賞理由>

東京・江戸川区にある店舗は銀座商圏にもほど近く激戦区である。さらに最寄駅から徒歩20分以上という不便な立地にも拘らず、驚異的な売り上げを誇る。

 

<コメント>

社是である「ハナジマに来てよかった」を貫いています。創業者父母も喜んでいると思います。

「わっすてき!」という宝石をこれまで伝えてきました。

ブランドに頼るのではなく自分たちの審美眼で良いもの、価値あるものを伝えていきたいと思います。

 

商店街の一番外れ。バスで20分、陸の孤島だった地域です。その分商店街には競合がありませんでした。一人一人のお客様を大事にする。お客さまと一緒に伸びて来た関係。小さくてもよいもの、お客様の期待を裏切らない。正直な商売をこころがけてきました。お客さまは、銀座、日本橋のデパートに行きます。そのときに「自分が買ったものがよかった」ということで、お友達を紹介をしてくださいました。

 

パーティーや展示会でお客さまどうしがすてきねというようなシーン、イベントを考えています。

 

時計では、雑誌で年4回掲載しています。メーカーにも協力してもらい紹介するとそこで1回あたり1000万円くらい売れていいきます。本当は宝石でもできたら出していけたらなと思います。待っているだけでは需要は喚起できません。

商品とメディアが協力しあっていくことが大事だと思います。

 

今の若い世代は、車も何もなくていいと言う方もいますがそうではなく、その場その場にふさわしい装い、立ち居振る舞い、持ち物などがやはりあります。

着けるのが当たり前、ちゃんとする装いの大事さをこれからも伝えていきたいです。

 

きちっと残るものは宝石、宝石は税金もかからない。

 

世界で資産をもっているのは通販やっているアマゾン。でも修理、電池交換をしていない商売です。きちっとした商売をしているのだからきちっとした利益を出していくということが大事かと。

 

年配者はきちっとした宝石を、若い方々はこれまでの業界の枠組みや固定概念にとらわれない斬新な発想で新たなジュエリーファンをつくっていけたらよいと思います。業界のみなさんとこれからも仲良くやっていきたいと思います。

 

 

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【マーケティング部門】

株式会社みのわ(新潟県新潟市)

 

<受賞理由>

新潟で3店舗を展開し、新潟での知名度は約9割と驚異的な地域密着型経営を構築。CMやラジオなどで派手なパフォーマンスをみせるも、そこには10年先を見据えた経営とマーケティング力を駆使している。

 

<コメント>

今年で40周年、社長就任10年目です。ラジオは週に3本出演しています。新規のお客さまの開拓に注力し現在38歳です。いいものをちゃんとすすめるとお客さまはついてきてくれます。ブランドは扱っていない。自分がブランドになっていきたいと思います。

 

社長と会長、マスコットのワンちゃんがイラストで登場する、とても親しみやすいTVコマーシャルを放映し続けています。

 

年4回のイベントでは、新規客をつくることを意図しています。芸能界のタレントを呼ぶホテル催事(1月)でグレードアップしていくようにしています。

 

ジュエリーの魅力を伝えていくプロモーション、特に20代、30代のお客さまをつくっていけるようになれたらいいなと思います。

 

 

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【接客ノウハウ部門】

株式会社ジュエリーネモト(茨城県水戸市)

 

<受賞理由>

水戸で3店舗を展開し、勉強熱心な社長の宝石知識を背景に宝石本も出版。ヘヴィーユーザーのリピーターを顧客とし、地域で売り上げを伸ばす。

 

<コメント>

50周年。作って売れる店を目指してきました。宝飾を学習する場面が多かったので作りから一貫して提供していきたいと思っています。エンターテイメント性を心がけています。

 

本は2014年の5月に出版しました。『相性のいい「ジュエリー」の選び方・身につけ方』という題名です。

 

お客さまがどういった場面でジュエリーを使う、とか楽しみたいということを伝えていかないといけないと思います。

 

ジュエリーを楽しんでいるという姿を自分自身が見せていくことが大事だと思います。