東武百貨店池袋本店のレストラン街スパイスのリニューアルと共に、11階にオープンしたベーカリーカフェ&レストラン。
渋谷の東急東横店の地下でパンを売っているので何となく存在はうっすら知っていたのですが、何故か利用する機会はこれまでなく、こちら池袋のお店が個人的にはお初となりました。
百貨店のレストラン街ではありますが、オープンカフェっぽい作りのお店。
全体にゆったりした感じで落ち着けるスペースです。
ランチタイムはパンビュッフェのつくセットが人気のようですが、ただいま池袋東武では「ちょっとお得なほろ酔いメニューコレクション」と称した、レストラン横断プロモーションを6月30日まで実施中です。
だいたいどの店舗も、おつまみ風フードの盛り合わせ+アルコールというメニュー構成ですが、こちらヴァン ドゥ リュドはやはり本場フランスの国家最優秀職人章(M.O.F)の職人直伝のパンが売りのお店です。
このセットも、ブッフブルギニョンにミニシーザーサラダ、パンセットに、アルコールorソフトドリンクという構成でした。
この日は、私も連れ合いも飲まない人同士だったので、このセットでパンを楽しむと共に、追加で魚介のグリーンサラダとグラタンドフィノアをシェアすることにしました。
まずはミニシーザーサラダてパンのセット。ドリンクは香りのよいアイスティーです。
サラダは、小粒でもカリカリした食感が小気味いいクルトンがたっぷり入ってます。
パンは5種類。普段、パンはハード系が好みですが、これは割りと皆ソフトな感じの組み合わせ。
食パンがふっくら柔らか、トーストしてなくてもよい感じ。
こちらがブッフブルギニョン。
牛肉の赤ワイン煮ですね。
ブッフブルギニョンは、想像していた以上にお肉がたっぷり。そんなに赤ワインの酸味や個性の強い風味、コクが勝った味ではなく、食べやすいです。
シチューというよりは、さらっとしたスープなので、お肉がたくさんでも、しつこかったりする感じはなく、するするお腹に入ります。
こちらは魚介のグリーンサラダ。
かなりのボリューム感に一瞬圧倒されます。
サーモン、イカ、エビ、ホタテ、ムール貝がたっぷり入ったサラダ。サーモンも味がしっかりしていて、いい感じです。
ドレッシングはちょっとマヨネーズ系の味だったけど、わりとさらりとしているし、これくらいならマヨ嫌いの私も許容範囲かな。
ボリュームがありますが、リーフ&シーフードなので、お腹にもたれる感じはありません。
グラタンドフィノアは、要はポテトのクリームグラタン。
ホワイトソースをまとった薄切りポテトに、タマネギの甘みとシメジの歯応えがよいですね。シンプルですが、ポテトグラタンの美味しさが堪能できます。
本業パン屋さんということで、正直お料理にそこまで期待していたわけではなかったのですが、フレンチの定番ビストロメニューのクオリティもなかなか高いと思います。
あと、若いスタッフの皆様は、気さくでありながらも礼儀正しく、笑顔が素敵で好感度大です。
特に大仰なサービスがあるわけでなくても、自然によい笑顔で接客できている店って嬉しくなります。
また機会があれば、ランチタイムにも訪れたいですね。
ごちそうさまでした!