渋谷警察裏に何軒かこじんまりした飲食店が並ぶ一角にあるワインバル、Ruelle(リュエル)。
アルコール飲めない人間には、ワインバルってあんまり足の向く機会がないもんですが、こちらは火、水、木の曜日限定でランチ営業されています。
店内は、やっぱり昼でも夜の似合う雰囲気のお店であります。
ランチメニューは、エッグスラット、グリルチキンプレート、海老のビスクカレーの3種。
どれもそそられますが、エッグスラットを選択。
エッグスラットって耳にするようになったの、ここ1-2年の朝食ブームの中ですかね。
透明のガラス瓶に、味付けしたマッシュポテトと卵を入れて湯煎し、卵をトロトロの半熟状態にしてポテトと混ぜて頂くもの。
透明ジャーで作るカジュアルなルックスが、例のメイソンジャー・サラダ同様、いかにもアメリカらしいお料理。
メイソンジャー・サラダは、瓶の中に生野菜をギュー詰めにして何日もって発想があんまり好きじゃないですが、エッグスラットはマッシュポテト&半熟卵という、鉄板の組み合わせ。
あんまり嫌いな人っていないんじゃないかと思う半面、シンプルすぎてあんまり外で食べて感心するものでもないかなあという気もします。
で、こちらリュエルのエッグスラットは…あら、ちょっと見慣れないビジュアル?
サラダにバゲット、メインのエッグスラットがワンプレートに盛り付けられたランチです。
リーフサラダに加え、たっぷりのキャロットラペ。思いもかけず、野菜がたっぷり頂けるメニューは嬉しいです。
主役のエッグスラットは、バターたっぷりのリッチなマッシュポテトにミートソースとチーズを載せてこんがり焼き、上に温玉というアレンジスタイル。
うん、お肉のソースを載せて焼いているせいか、エッグスラットというより、パルマンティエのような感じに近いかな?
こちらのシェフはフランス料理専門の方のようですので、何となくフレンチっぽい解釈なのかなあと納得。
いわゆる一般的なエッグスラットは湯煎で仕上げているので、柔らかな優しい食感。
こちらはチーズも載せてオーブン焼きしている分、ボリュームと食べ応えがありますね。
朝食メニューって感じではないですが、香ばしくて、料理として見た時にはこちらの方が好みかな。
お昼はメニューも曜日も絞って営業されているようですが、夜の時間帯も良いお店だろうなあと思わせる、レベルの高いランチでした。
ごちそうさまでした!