パークハイアット東京滞在記: 館内編(2016年2月) | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

西新宿にあるパークハイアット東京。

1994年創業とのことですので、同じく1990年代にオープンした恵比寿のウェスティン、目白の椿山荘などと並んで、「老舗」とまではいかなくても、それなりの歴史を重ねてきた感じはします。

私にとっては、ソフィア・コッポラ監督の映画「ロスト・イン・トランスレーション」の舞台という印象が強いですね。あの中では、やや落ち目ぎみ?のハリウッドスターが、若い人妻と出逢い、言葉の通じない異国での孤独という絆のもとに、恋心未満の淡い感情を互いに抱き、そして別れていきます。

この映画、初めて日本に来るガイジンにとってはあるある的な諸々のシーンが、日本に対する差別だ、偏見だと言われたりもしましたがね。

個人的にはもの凄く好きな映画ってわけでもないのですが…。
それでも、公開当時留学していた先のイギリスでは、この映画で描かれる日本に興味を持っていた友人が少なくなかったこと、そして舞台となるホテルが日本にありながら、極めて異次元的な不思議空間に見えたことが印象に残っています。

外壁には、ホテル名が至ってシンプルに記されています。


エントランス入ってすぐのオブジェ。


エレベーターで、ロビーのある41階へ。
パークハイアットの入る新宿パークタワーは、少しずつ高さの違う3つのタワーから構成されていて、このホテルはそれらタワーの最高層部分を占める形になっています。
この41階のレセプションフロアは、1つのタワーの一番上層に位置しているので、頭上のガラス張りの三角屋根裏からは日も差し込みます。 こんな高層階にありながら、開放感たっぷりなのは、陽光と緑一杯の空間がなせるワザです。

左手には絶景を臨みながらのアフタヌーンティーが楽しめるピークラウンジがありますが、はて、レセプションは…?


レセプションを目指して右方向に進みます。
ワラビみたいなのが手前にたくさん生えてますが、こちらレストランのジランドール。


窓の外を眺めつつ進みますと…。


突如現れるライブラリー。旅や世界中の国々の地理や文化に関する本が書棚に並びます。


地図のページを開いた本が目印?この突き当たりを右側へ進みます。


こちらがレセプション。といいますか、正確にはコンシェルジュデスクも、チェックイン、チェックアウトも全部ワンストップでということなんですかね。


ゆったりと腰をかけて、チェックインを行います。


今回の客室は45階。同じフロアにには、「クラブ・オン・ザ・パーク」のスパ施設も。


都会的でありながら、ナチュラル感もある、小物使いにディスプレイ。



レセプションと客室フロア間のエレベーターにはこんなイラストが華を添えています。


そうそう、ここのエレベーターと言えば、入り口から41階へのエレベーターには、パークハイアットの オチャメな妖精さん、ガッツィー君が百面相してます。

あらっ。


うわ~ん。


でへへっ。


あと、パークハイアットで忘れてはいけないのは、ショップの品揃えの豊富さです。


デリ2階は普通のホテルショップらしい?ディスプレイ。ギフト向けジャムや焼き菓子、ケーキが買えます。


あでやかなケーキのかずかず。


チョコレートはシックで大人の雰囲気。


でも、圧巻は階段を降りた1階部分なのです、ここ。

…道化師みたいなのが壁に張り付いてます。何だか非常に個性的なデザイン。


ガッツィー君、ここでもニンマリ笑いを浮かべてます。買ってお家に飾りますか?


調味料類。パークハイアットの日本料理店、「梢」ブランドの商品も色々あります。


お酒。


ジャムやコンフィチュール。


お煎餅やあられ。日本的なものも豊富に揃います。


旅行に便利そうなグッズや日用雑貨も。


オリーブオイルとバルサミコ酢のテイスティングコーナーもあります。


目の覚めるような鮮やかな色味のジュース。


本格的なお惣菜がたくさん。見ているだけで、テンション上がりそうです。



店内にはテーブルがいくつかあるので、イートイン可能です。


拙い写真と文章でうまくお伝えできないのが歯がゆいですが、宿泊なしでもアクセス可能な館内だけでも、ワクワク感がそこかしこに。

オープンから20年を経ても決して古くならず、東京の外資系ラグジュアリーホテルの中でも屈指の存在であり続けているのも納得。

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