今年のゴールデンウィークの海外旅行先の人気ランキング、昨年に引き続き、台北がトップだそうで。
エクスペディア、GWの人気海外旅行先ランキング発表(2016年3月22日発表)
台湾、私は5年ほど前に一度行ったきりですが、良いですよね。すぐ行けて、見所もたくさん、食べ物も美味しいですし。
何よりも、人が気さくで親切、親日的なのが本当にありがたいです。イギリス留学中にも、寮や大学院のコースに台湾出身の人がとても多かったのですが、とても楽しい思い出ばかりです。
前回行った時は、台北や九份等、北の方の定番観光地しか訪問していません。今度は南の方も含め、もっとじっくり回りたいと思いつつ、時間ばかり過ぎてしまいました。
せめてもの心の慰み(?)になってくれるのは、渋谷道玄坂上、マークシティ4階を抜けてすぐ近くにある、「華泰茶荘」です。
こちらは台湾で180年の歴史を持つ老舗の中国茶専門店。1階から細い螺旋階段を上った2階には美しい茶道具が並べられており、クラシカルな雰囲気に格調高さを添えています。
台湾にもこんなお店あったなあ。
お目当てのランチは、3階の茶藝館です。
平日ランチメニューは、魯肉飯、茶葉粥、肉まん点心の3種のセット。
お茶の種類は選べませんが、値段的にも気軽でいいですね。
今回は茶葉粥セットを頂くことにしました。
テーブルには茶器の使い方について、こんなインストラクションがありますが、このセットではティーバッグなので、あまり関係ないかも…。
お茶は凍頂烏龍茶。苦みの少ない、クリアなお味です。
グラスの小さなポットのお茶が濃くなったら、お湯を足せます。
お料理はこんな感じ。
茶葉粥のトッピングには、白髪ネギ、松の実に、ワンタン皮の揚げたもの。
これは薄味…というか、かなり淡いお味ですので、たくさんついているザーサイも食べがいがあります。でもこのザーサイも、普通のに比べたら塩気控えめ。
点心。
ミニ肉まん、肉焼売、椎茸焼売です。
ミニ肉まんは、甘みはおさえ目で、フィリングたっぷり。
肉焼売(白っぽい方)はオーソドックスな焼売ですが、椎茸焼売は、かなり椎茸たっぷりで、シャクシャクした食感が凄くよいですね。かなり好きかも、これ。
デザートです。
茶葉ゼリーは甘さは控えめで、ちょっと堅めの食感。ケーキはイチジクがプチプチと口の中で弾けるのが楽しいです。
全般的に淡いお味ですが、だからと言って物足りない感じではないです。
お茶の持つ繊細な香りや風味をしっかり感じられるよう、自分の感覚もしっかり研ぎ澄ませておきたいな…なんて思いました。
ここ、平日とは言え、かなり優雅な感じでランチやアフタヌーンティーを楽しんでいる人が多いですね。慌ただしく仕事に戻らないといけないのが、つくづく悔しくなってしまう空間です。
ごちそうさまでした!