しかし、今日はまた何だか寒さが戻ってしまいましたね。
勤務先でも風邪やらインフルエンザでダウンする人続出で、自分も体調崩してしまいました…。トホホ。
つまらないので、スマホに残している美味しいものの写真でも愛でるとしよう(いつもと変わらん)。
さて、マンダリンオリエンタル東京はとにかく直営店レストランのこだわりとクオリティが凄いのですが(前に書いたピッツァバーも含め)、広東料理の「センス」も、ミシュラン東京1つ星の常連ですね。
昨年、母が上京して一緒にマンダリンに宿泊した際には、こちらでランチを頂きました。一休で予約できる週末版のランチコースです。
内容の詳細はその時々で変わるのかと思いますが、同様の構成のプランは引き続き展開しているようですので、ご参考までに。
マンダリンの37階、窓の外の景色も勿論ですが、モダンシックなお洒落な内装で、テンション上がります(といいつつ、写真を撮り忘れている)。
週末ランチということもあり、夜はまた雰囲気が違うかもしれませんが、私達が行った日は小さいお子さん含めた3世代のご家族連れや、ママ友同志など、意外に子連れが多かった印象です。ま、いい子にしていてくれればね。
さて、メニューはこんな感じ。かなり長いですよ。堂々の3ページ。
まずは、オーダービュッフェに入るまでのお料理。スープは3種類からのチョイス。
飲茶セレクションは約20種(指先が写りこんでしまい、失礼)。
実際のところ、オーダービュッフェに入る前のお料理に含まれているものもあるのですが。私達は、重複しないように注文しましたが、勿論気に入ったものをリピートするのもいいですね。
〆の麺、ご飯、野菜料理、及びデザートもこんな風にいくつかの選択肢があります。
まずは前菜の、「北京ダックと彩り野菜マリネのコンビネーション」から。
「小籠包 燕の巣入り上湯ソースと共に」。
蒸籠で出てくるタイプの普通の小籠包に比べ、とても繊細な味と舌触り。
ガブッと豪快に食いついて舌を火傷しそうになるあの醍醐味とはまた別の世界。
スープは、「広東式健康スープ」(手前)と「蟹肉入りパンプキンスープ」をチョイス。
やはり二人いると、色々頼めていいもんです。
西洋式のポタージュとはまたひと味違うパンプキンスープも美味しいですが、個人的好みは健康スープの方かな。チンゲンサイや白キクラゲ、クコの実などいかにも健康に良さそうな具材が一杯。
スープそのものも、いうまでもなくしみじみと五臓六腑に染み渡る味わいです。
次は、あわび入り焼売を含む蒸し餃子4種類。
右上から、季節の野菜入り蒸し餃子、豚肉とニラの蒸し餃子、あわびをのせた豚肉と海老の焼売、海老入り蒸し餃子だったと思います(結構前のことゆえ、記憶がやや不確か。どうぞご容赦を)。
あわび入りの焼売は、海老や豚肉まで入って何ともリッチですが、意外性があってよかったのは野菜の餃子。
多分、精進餃子と思いますが、色とりどりの野菜がモザイクのようにぎっしり、野菜だけとは思えないくらいの充足感。
さて、ここからようやくオーダービュッフェ。とは言え、既に色々頂いているので、だんだんお腹一杯になりつつあるのですが。
まずは、豆苗と東星ハタの蒸し餃子 & トリュフとキノコの蒸し餃子。
東星ハタって馴染みがないんですが、真っ白な身は、甘みを感じるくらいにまろやか。トリュフ入りの香り高い餃子とあわせて、何とも贅沢な蒸籠であります。
タロ芋のチャイニーズコロッケ。
どことなく、針ネズミみたいなルックスですが、噛むとホロホロっと崩れるサクサクの衣と、優しい甘さのフィリングが絶妙です。
帆立の蒸し餃子。すり身っぽい感じかなと思いきや、大きな貝柱がゴロゴロッと。
香港式本日のライスクレープ蒸し。
いわゆる腸粉ですね。
この日のは確か白身魚入りだったのですが、海老とかお肉の方が、味や食感でもう少しアクセントがあって好きかなあ?
でもやっぱり、このムッチリした食感、飽きません。ベトナムの米粉の蒸し春巻きもだけど、こういうお料理、本当に大好き。
さて、色々食べたようでも、メニュー見るとまだ注文してないものが一杯…。
ラストに何を頼もうかと迷って選んだのが、海老入り揚げワンタンのマンゴーマヨネーズソース。
迷った理由は、単に私がマヨネーズ嫌いだからというだけのことですが(母はOK)、これ注文して正解でした!
カリカリの軽く揚がった皮の中には、プリプリの海老がぎっしり。マンゴーマヨネーズソースは何ともフルーティーで、ワンタンとの相性バッチリです。
思ったほどマヨネーズ味が主張してないし、これは良いわ~!
さて、他にも試せていないものがたくさんですが、後ろ髪を引かれつつ、〆のお料理へ。
香港麺の焼きそばと、本日の中国野菜。
結局一番シンプルな感じのチョイスになりました。焼きそばは細めの麺で、お腹一杯と思ってもするする入ります。
お野菜はチンゲン菜ですが、中華のこういう青菜炒めって何でこうも美味しいんでしょうね。
デザートは5つのうち、心惹かれるものを…と思ったら、長い名前の2種に。
「小豆入りタピオカココナッツミルク」と、「マンゴーココナッツクリーム グレープフルーツ入り」です。
タピオカココナッツは定石通りのまったりした味わい。マンゴーココナッツクリームは、グレープフルーツの酸味がマンゴーココナッツにメリハリを添えて、ヴィヴィッドな逸品です。
定番デザートとひと味違うものが欲しい人にはお薦めですね。
以上、大満足の飲茶ランチでした。ここは、是非また行きたいなあ…。
ごちそうさまでした!