クリスマスディナーは広東料理で ザ・ペニンシュラ東京 ヘイフンテラス | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

昨年末の母との東京遊びシリーズ(?)、まだ一つ書き忘れておりました。

母が上京したのがクリスマス当日だったのですが、何を食べようかと考えた時、フレンチとかイタリアンはどうも時節柄落ち着かなさそうと思い、まえから気になっていたペニンシュラの中華、ヘイフンテラスへ。

今回は一休のオリジナル6品コースディナーを予約していきました。

ペニンシュラ、玄関も小さめですが、ロビーエリアがまた小さいですね。あんまり待ち合わせ場所とかにされたくないのかな、とかいつも思ってしまいます。


このホテル前の大きなツリー、ハイエンドな外資系ホテルのイメージとはすこし違うような。周辺のイルミネーションがわりと大人な感じだから、かえって目を引くとも言いますが。


お店はホテル2階にあります。個室ではないですが、観音開きの格子戸で横側が仕切られていて、個室感のあるテーブルに通して頂きました。

舟形の箸置きが面白いです。


前菜は、広東式焼き物入りの盛り合わせ。
干し豆腐が出てくると嬉しい私。
強めの甘みで焼いたチャーシューはとても香ばしいです。


あと、前菜の後ろに写っている銀色の底の深い器には、お通しのクルミの飴がけ。
素揚げして、飴と胡麻を絡めているのだけど、揚げたクルミはうまい具合に水分が抜けて、本当に軽い仕上がり。つい、食べ進んでしまいます。

お次は、ずわい蟹肉とキヌガサ茸 コニッシュジャックのヒレスープ。やさしい味わいです。


石垣島産ヤイトハタとアスパラガスの強火炒めと紫芋の胡麻香り揚げ。ハタの炒めは、少しピリ辛風味が、歯ごたえある野菜と好相性。紫芋の揚げたのは、甘さは控え目で、軽いスナックのような付け合わせでした。


このコースのハイライト、 活きオマール海老のXO醤土鍋焼き。一度、土鍋に入った状態で見せて頂いた後、こんな風に取り分けて頂きました。


肉厚の身ですので、殻から外すのに概ね苦労はしませんが、やはり甲殻類を食べ始めると、静かになるもんです。
あと、春雨が美味しいスープを一杯吸い込んでいるので、この一皿でかなりお腹一杯になります。

締めの麺は、オーストラリア産牛肉入り煮込み麺 中国野菜添え。何となく、名前からスープ麺を想像していましたが、実際にはこんな汁なし麺でした。


平麺なので、パッと見には、フェットチーネにオーソブッコか何か乗っけたような感じですが、味は勿論、バッチリ中華です。

デザート。ペニンシュラ十八番のマンゴープリンと、エッグタルトです。


トローリとした食感のマンゴープリンは、柔らかな中にもコクのある味わい。エッグタルトはこんな小さいサイズながら、濃い卵の味がしっかりアピールしていました。

このディナーで唯一クリスマスらしさを感じるヒイラギの葉もあしらいに(笑)。

以上全6品、とてもボリューム感たっぷりで満足のコースでした。これと全く同じコースではないと思いますが、一休では似た価格帯と構成のコースがあるかと思いますので、試す価値ありかと。

サービスは仰々しくはないけど行き届いていますし、蘇州の古典庭園をモチーフにした内装も凝っていて面白いです。女子会から接待まで、幅広く使えそうですね。

さて、お腹が一杯になったので、再びキラキラな有楽町へ。食事はペニンシュラですが、泊まりはパレスホテルなので、イルミネーションを眺めつつ、ブラブラ散歩がてら戻りましょう。

ごちそうさまでした!