さて、ここからは少し前のホテル滞在記もボチボチ書いていきたいと思います。
「世界一の朝食」で知られる神戸北野ホテルは、フランスのホテルとレストランの会員組織、「ルレ・エ・シャトー」の加盟メンバーであります。
異人館街にほど近く、三宮の繁華街にも徒歩圏内にある、この都市型オーベルジュは、イギリスのそこかしこで見かけるこじんまりしたプチホテルを思わせる外観です。
玄関のドアは手動です…よいしょっ。
ま、雰囲気的には合うておりますわな。
中も、都会の大型ホテルとは異なり、威容を誇るわけではないけれど、それでいて品格と落ち着きを感じさせる空間です。
こんな本棚も。
階段もクラシカル。エレベーターは勿論ありますが、つい踊り場でたたずみたくなるような風情があります。
お部屋。テーブルでお迎えしてくれる、フィナンシェ等の焼き菓子とクッキーが嬉しいです。勿論、このホテルの総支配人である山口シェフが手掛けるブランド、イグレック・プリュスです。
きらびやかではないですが、その分何とも言えない安らぎがあります。癒されますね。
楕円の鏡をはじめ、全体にまあるいフォルムが優しい洗面台。
バスタブもまん丸。でも、この全般的に古き良き情緒溢れる室内にあって、お風呂にはジャグジーとテレビ画面付ってのが意外だったのは私だけかしら。
でも、そのお陰でとても快適、ジャグジーで泡ボコボコ、手足伸ばして、裏返って(?)、つい長風呂楽しんじゃいました。
お待ちかねの朝食レポに続きます。