・・・一日二麺
そう今回は久々の・・・
・・・連食なんです
やはり滅多に来る事が出来ないと考えると必然的にこうなります。
本日の2杯目はつけ麺となります。
因みに今回の客17名全員が連食、考える事は皆同じようですね
尚、提供の順番は入店前の女将さんへのオーダー時に訊かれます。
殆どの客がラーメン→つけ麺の順番でしたね。
ラーメン完食後、数分で着丼。懐石料理チックなビジュアル、世間一般で言うつけ麺とは完全に一線を画しています。
・・・また、色の違う2種類の麺が食欲を誘いますね。
スタッフさんから色々と説明を受けましたが、またしても失念
左は相模豚しきんぼう?の炭火焼、そして真ん中は山形産?ブラウンマッシュルーム焼き、右端のチャーシューは霧島高原純粋黒豚ですかね??
・・・何れにしても美味しそうです
そしてつけ汁も2種類。
黄金色の方は温かい塩ダレ、そして褐色の方が冷たい鰹醤油ダレとなります。
何はともあれ早速実食。
・・・美味いっっ
白いつけ麺らしい麺の方は塩ダレに良く合っています。
小麦の甘い香りが漂うモチツルの麺は喉越し抜群、つけ汁の塩味が程良く絡んで箸が進む。
逆に蕎麦っぽい麺の方は冷たい鰹醤油ダレが良く合う。
歯応えがあって荒々しい麺が、風味豊かな鰹醤油のつけ汁の香りと相まって正に和蕎麦な塩梅。
・・・そしてその逆の組み合わせも悪くない。
更に味変のアイテムも用意されています。
山葵や梅餡を麺にまぶしたり、レモンを麺へ軽く絞って食したりとチューニング方法は様々。
それだけではなく、濃厚な昆布水やシャブ肉が後から追加提供
粘度の高い昆布水は麺に絡め、そしてシャブ肉はつけ汁へ投入します。
・・・全く別のつけ麺へ変貌。
これはこれで激ウマ。昆布水ってこんなに美味しいんですね!そしてシャブ肉も柔らかく脂の甘味が塩ダレとベストマッチ
このつけ麺、色々とヤバ過ぎ。
最後まで飽きさせない工夫、しかも飽きさせないだけではなく、全てのフェーズで美味しい
・・・こんなつけ麺、今迄食した事がありません。
そして別料金ですが締めはスープ割りです。
塩ダレのつけ汁へ「指宿一本釣り本枯れ節削りたて引きたての出汁」を投入する形となります。
余計なつけ汁を捨て、適量に調整した後に出汁を投入。この辺りもとみ田さんと同じですね。
しかしこのスープ割も激ウマです。
特にスープに溶ける海苔の香りが凄い。そして鰹出汁がヤバイ。もう言葉が出てきません。ここまで美味しいスープ割は初めてです。
本当に最後の最後まで美味しく頂く事が出来ました。
・・・大満足です。
最後になりますが、日本一のラーメン店なのに、未だに店主自らが厨房に立ち、ラーメンを作り続ける。
これは常にお客さん一人一人に向き合おうとしているからだと思います。実際に当日来店した17名一人一人に、目を見てしっかり言葉を掛けていました。
飯田商店さんが日本一の理由は、味も勿論ですが、このお客さん一人一人に真摯に向き合う姿勢だと感じました。
この姿勢はとみ田さんも同様でした。やはり人気店であり続ける理由は、味だけではなくこの姿勢にあると思います。
・・・難易度はかなり高いですが、必ず再訪したいお店です
【店舗データ】
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
電話番号:0465-62-4147
営業時間:11:00~15:00頃(食材終了まで)
※「OMAKASE」にて完全予約制
定休日:火・水曜日
※不定期月曜臨時休業あり。
席数:カウンター9席/テーブル4人×2卓
喫煙:不可
駐車場:あり(15台)