はじめに
こんにちは。今回は「新NISA毎月積立を中断してしまったら」というテーマでお話しします。
積立投資を始めたけれど、生活の変化や経済的な理由で中断しなければならないと感じることはありませんか？
住宅購入や結婚、給料の減額など、様々な要因で積立が続けられなくなることもあるでしょう。
今回は、積立を中断した場合のシミュレーションを通じて、その影響や対策を考えていきます。
概要
積立投資が推奨される理由
まず、積立投資がなぜ推奨されるのかを考えてみましょう。
積立投資のメリットとして、複利の力を活用できることが挙げられます。
例えば、単利で10年間運用すると年利3%の利益が得られますが、複利の場合はその利益にも利子が付き、運用期間が長くなるほど資産が大きく増えます。
また、新NISAでは非課税で投資ができるため、さらにメリットが大きくなります。
分散投資も積立投資の大きな利点です。
毎月一定額を投資することで、買い時を分散させ、リスクを軽減できます。
長期的に見れば、株価は右肩上がりになる傾向があり、安い時期に多く買うことができるため、ドルコスト平均法の効果が発揮されます。
積立を減額した場合のシミュレーション
次に、積立を減額した場合のシミュレーションを見てみましょう。
例えば、25歳から毎月10万円を積立始め、30歳で結婚後は5万円に減額した場合、55歳時点で4400万円の資産を築くことができます。
減額しても長期的には資産が増えていくことが分かります。
さらに、ライフステージによって積立金額を変えるシミュレーションも考えてみましょう。
例えば、25歳から10万円、30歳から5万円、35歳から10万円、50歳から再び減額というように変動させると、55歳時点で3700万円以上の資産を築くことができます。
積立を一時中断した場合のシミュレーション
積立を一時中断した場合のシミュレーションも見てみましょう。
例えば、25歳から30歳まで毎月10万円を積立て、30歳から2年間中断し、その後5万円に減額した場合、55歳時点で2500万円以上の資産を築くことができます。
中断しても、再開すれば資産は着実に増えていきます。
積立を完全に断念した場合のシミュレーション
積立を完全に断念した場合のシミュレーションも考えてみましょう。
例えば、30歳から5年間毎月10万円を積立て、その後35歳からは積立を完全に中断した場合、60歳時点で1800万円以上の資産を築くことができます。
最初の5年間でしっかりと積立てておけば、その後は放置しても資産は増えていくのです。
まとめ
積立投資を続けられない場合でも、減額や一時中断は問題ありません。
重要なのは、積立を完全に断念せず、資産を寝かせておくことです。
生活の状況に応じて積立金額を調整し、長期的な視点で投資を続けることが大切です。
参考動画
おわりに
積立投資は、生活の変化や経済的な理由で中断することがあっても、長期的には資産を増やす有効な手段です。
私自身も転職で年収が下がった時期がありましたが、積立投資を続けることで将来の資産形成に役立てています。
大切なのは、自分の生活スタイルや経済状況に合わせて無理のない範囲で投資を続けることです。
今回の内容が皆さんの投資に役立つことを願っています。
ご意見や感想があれば、ぜひコメント欄にお寄せください。
ご覧いただき、ありがとうございました。