はじめに
こんにちは。今回は「世界の危険な国ランキング」をテーマにお届けします。
日々ニュースでテロや戦争などの事件が報道され、日本ではあまり見られない悲惨な状況が世界のどこかで起こっています。
今回の記事では、そういった危険な国々をランキング形式で紹介し、その背景や原因について解説します。
概要
世界平和度数ランキングという指標に基づき、163カ国を調査対象にして治安の悪い国を順位付けしています。
戦争、内戦、軍事化、安全性に関連する様々な要素を数値化し、その結果から危険な国トップ10を紹介します。
第10位 イラク
イラクは長い間戦争とテロの影響で治安が非常に悪化しています。
1980年代のイラン・イラク戦争から始まり、1990年代の湾岸戦争、2000年代のイラク戦争、そして現在も続くISの活動が治安を悪化させています。
サダム・フセイン政権が終わりを迎えた後も、国内の各勢力が対立し、安定した政権が築かれないまま、テロが頻発しています。
第9位 スーダン
2011年に南部が分離独立したスーダンですが、その後もダルフール紛争が続いています。
ダルフール地方では政府に対する反発があり、2003年から続くこの紛争で多くの死者と難民が発生しています。
30万人を超える死者、200万人を超える難民がいると言われており、深刻な人道危機が続いています。
第8位 ソマリア
ソマリアは長年内戦とテロが続いている国です。1990年代には事実上無政府状態となり、海賊問題でも知られるようになりました。
ソマリアの漁師たちは、漁業が成り立たなくなったために海賊行為に走り、豪華客船や石油タンカーを襲撃するようになりました。
この海賊問題は、寿司ざんまいの社長の尽力もあり、ある程度抑制されましたが、依然として危険な地域です。
第7位 ウクライナ
2014年のクリミア併合以来、ウクライナはロシアとの戦争状態にあります。
国内の政治腐敗や経済格差も問題で、内政の混乱が続いています。
特に2022年のロシアの侵攻以降、戦争は激化し、多くの市民が犠牲となっています。
第6位 ロシア
ロシアもウクライナとの戦争で治安が悪化しています。
プーチン大統領の独裁体制が続き、政治的不安定さや民主主義の欠如が顕著です。
プーチン大統領は憲法を改正し、2024年には5期目の大統領に就任予定です。
反対派は次々と排除され、国内の自由は制限されています。
第5位 コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国は、独立後の混乱と内戦が続く国です。
ベルギーの植民地時代の酷い労働条件や暴力から始まり、独立後も内戦と外国の介入に悩まされてきました。
資源が豊富な国でありながら、内戦や部族対立、汚職などが原因で発展が遅れています。
第4位 南スーダン
2011年に独立した南スーダンですが、独立後すぐに内戦が勃発し、民族対立や地域紛争が続いています。
人口の70%以上が食料不足に苦しんでおり、学校に通えない子供も多い状況です。
第3位 シリア
シリアは2011年から続く内戦で、長期間にわたり混乱しています。
アサド大統領に対する反発から始まった内戦は、ISの台頭や国際的な介入もあり、現在も続いています。
多くの市民が戦火の中で生活を強いられ、観光地としての魅力も失われました。
第2位 イエメン
イエメンもアラブの春以降、内戦が激化しています。政府と反政府勢力の衝突が続き、国内は混乱状態にあります。
かつてはアラビアンナイトの世界がそのまま残る美しい国でしたが、現在では安全に訪れることができない地域となっています。
第1位 アフガニスタン
アフガニスタンは長年にわたる戦争と外国の介入で治安が非常に悪化しています。
2021年にタリバン政権が復活し、女性の権利が大幅に制限され、公開処刑など過酷な統治が行われています。
イギリス、ソ連、アメリカといった大国による支配を受け続けた歴史があり、現在も混乱が続いています。
まとめ
以上、世界の危険な国ランキングトップ10を紹介しました。
これらの国々では内戦、テロ、政治腐敗、民族対立などが原因で治安が悪化し、多くの市民が苦しんでいます。
私たちが平和に暮らしている日本とは対照的な現状を理解し、世界の問題に目を向けることが重要です。
参考動画
さらに詳しい情報や具体的な事例については、以下の動画をご覧ください。
おわりに
今回の記事を通じて、世界の危険な国々の現状について理解を深めていただけたでしょうか。
これからも世界の平和を願い、私たちにできることを考え続けることが大切です。
ご視聴ありがとうございました。また次回お会いしましょう。