391-05-10~13 ゴルフボラシェルパメモ

 

 

◎大会名称:第21回(第31回)東建ホームメイトカップ

 

 

🔸1.新ドラディスでのべ417名計測

🔸2.ドラディス新計測方法(概略)

 

🔸3.スタート時刻延長10回

🔸4.つらい金曜日サス

 

🔸5わかりやすいペアリング

 

🔸6.やっと何事もなく全選手計測完了

🔸7.今年の桜は間に合わずでした

 

 

◎開催期間:2024(R06).03.28(木)〜31(日)

 

◎大会概要:[主催:東建コーポレーション㈱]

      [主管:JGTO]

      [後援:三重県桑名市いなべ市

          中部ゴルフ連盟、

          中部ゴルフ練習場連盟

          テレビ東京テレビ愛知

          三重テレビ放送

          中日スポーツ静岡新聞社

          静岡放送岐阜新聞社

          岐阜放送]

      [協賛:トップブリヂストンスポーツ

          エアトリ

          カーセブン デジフィールド]

      [運営:東通エィジェンシー

          博報堂DYメディアパートナーズ

          博報堂DYスポーツマーケティング

          ブリヂストンスポーツ]

 

◎ゴルフ場:東建多度カントリークラブ・名古屋

  〒511-0122 三重県桑名市多度町古野2692

  電話:0594-48-5800

 

 

 

 

 

◎インターネット(放送):

 

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<入場者数>

 1日目(03/28(木)):1,376人-天候:曇のち雨

   (前年1,319人-03/30(木)天候:晴)

 2日目(03/29(金)):916人-天候:雨のち晴

   (前年1,418人-03/31(金)天候:曇のち晴)

 3日目(03/30(土)):3,013人-天候:晴のち曇

   (前年2,505人-04/01(土)天候:晴)

 最終日(03/31(日)):4,078人-天候:晴のち曇

   (前年3,211人-04/02(日)天候:晴)

 合計:9,383人(前年8,453人)

 

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(03/28(木))

 2日目(03/29(金))

 3日目(03/30(土))

 最終日(03/31(日))

 

 

<優勝者>

 優勝者:金谷拓実

 スコア:23アンダー

 

 

 

 優勝賞金:2,600万円

 賞金総額:1億3,000万円

 フルリーダーズボード

 

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<今回のボラ(募集)>

 [ボラ募集窓口]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 [ボラ運営(主)]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 

 

 [ボラ駐車場]

 

 

 

 

 

 [ボラ本部]

  ・クラブハウス1Fカート庫

   コロナ渦を過ぎてヘリ倉庫から元の場所に

   戻りました。

 

 

 

 

 

  ・ヘリ倉庫周辺は、もう一つのギャラリープラザ

   になっていましたね。

 

 

 

  ・東建カラーの紅色部分が少なくなった今年の

   キャップとウェアです。

 

 

 

 

 [募集業務]

  ①ボランティア本部

  ②練習場

  ③スコアラー

  ④キャリングボード

  ⑤ホールマーシャル

  ⑥フォアキャディ

  ⑦ドライビングディスタンス

  ⑧スコア速報板

  ⑨ギャラリー受付→業務なくなる

 

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  第1日目(予選):03月28日(木)【ボラ参加1日目】

  天候:曇のち雨

 

 

 

 

 

<本日の業務>

 ①7番ホールのドライビングディスタンス担当。

  3名で担当。

  第1組~第44組の132名の飛距離を測定。

  ドライビングディスタンス計測ホールは7番と

  17番。

  男女レギュラーツアーのドライビング

  ディスタンスは、今シーズンからGNSS衛星

  使用した計測方法が採用されました。

  従来のボランティアの歩測による計測では

  なくなりました。

  男子レギュラーツアーのGNNS計測は、

  本大会が初。

 

  女子レギュラーツアーでは今年初戦の第37回

  ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

  からすでに採用が始まっています。

  計測後のデータ送信から間もなくJGTOサイトに

  飛距離が反映されます。

 

  このドライビングディスタンス閲覧画面

  本日の朝から運用が開始されたとのことです。

 

 

 

 

  ・現地到着=07:40

   現地撤収=17:05(9時間25分)

   ボラ本着=17:10

 

 

 

🔸1.新ドラディスでのべ417名計測

 ・各選手のティショットの飛距離を計測する

  「ドライビングディスタンス業務」、昨年までは

  ボランティアによる歩測で行われていました。

 

 ・それが今シーズンからは、男女レギュラー

  ツアーともに機械計測になりました。

  年間を通してのデータの一貫性を確保すると

  いう視点から、両ツアーともに開幕戦から

  導入されています。

  ということで、今回の東建ホームメイトカップが

  男子ツアーとして初めての機械計測による

  ドライビングディスタンスでした。

 

 ・男女ツアーを通して、機械計測の現場にボラ

  参加できるのがこの大会でした。

  おかげさまで4日間ともにドライビング

  ディスタンス業務を担当させていただき、

  その操作方法やトラブル時の対応などを経験

  できました。

 

 ・予選は1日に132名の選手がプレーしますし、

  決勝に残るのは60位タイの選手までです。

  棄権者が出たり選通過者の人数が増えたりして、

  4日間でのべ417名の選手の飛距離を計測

  しました。

 

 

 

 ・毎日異なるボランティアさんたちとチームを

  組んで計測しましたが、自分を含めて全員が

  初めての経験でした。

  新しい方法での計測を経験できた人、わずか

  ですが増えましたね。

 

 

 

🔸2.ドラディス新計測方法(概略)

 ・ドライビングディスタンスの計測ホールは、

  従来どおり2ホールです。

  計測値が極端に大きい数字や小さい数字に

  ならないように基本的な風向きが「フォロー」と

  「アゲンスト」になる2ホールが選定されます。

  対象ホール決定は、風向きだけではなく、

  ホールの長さ・形状・高低差などが考慮されて

  決定されています。

  今回は7番ホールと17番ホールが計測対象

  ホールになりました。

 

 ・計測は「衛星測位システム」を利用するもので、

  機材は「受信用アンテナ」と「操作用の

  アンドロイド端末(スマホ)」です。

 

 

 

 

 

 ・ティイングエリアの座標と2nd地点のボールの

  座標から、その間の距離を求めるしくみです。

 

  ①選手が当該ホールにやって来る前に、

   ティイングエリアにアンテナを立ててその

   位置の座標を登録します。

   これはJGTOのスタッフが行ってくれます。

 

 

 

  ②選手がやって来てティショットを終えたら、

   ボールの近くにアンテナを立ててその座標を

   取得します。

   その際にはボランティアが持っている

   アンドロイド端末にティからのヤード数字が

   表示されています。

   これを繰り返し、3名の選手の座標取得

   (ヤード数字確定)を行います。

 

 

 

  ③2nd地点に選手がやって来たら、どのボールが

   どの選手のものかを確認し、アンドロイド

   端末で選手名を選択入力します。

 

 

 

  ④内容に間違いないことを確認して「送信」

   します。

 

  ⑤間もなくJGTOの大会ホームページの

   ドライビングディスタンス画面に計測した

   数値が表示されます。

 

 ・詳細な取扱い方法については、

  【Enjoyゴルボラ!】シリーズの

   「新ドライビングディスタンス」に記載して

  います。

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

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第2日目(予選):03月29日(金)【ボラ参加2日目】

  天候:雨のち晴

 

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①7番ホールのドライビングディスタンス担当。

  3名で担当。

  第1組~第20組の60名の飛距離を測定。

  前日からの雨でコースコンディションが回復

  しないため、スタート時刻が6時間05分

  遅れました。

  そのため18ホール消化できたのはわずか

  12組のみ、14組はスタートすらできません

  でした。

  残りの18組は各ホールプレー中に18:11

  日没サスペンデッドとなりました。

 

  ・現地到着=13:30

   現地撤収=18:14(4時間44分)

   ボラ本着=18:20

 

 

 

🔸3.スタート時刻延長10回

 ・昨日の午後から降り出した雨のためコース

  コンデションはかなり悪くなっているようです。

 

 

 

 

 

  午前6時前にはスタート時刻を50分遅らせる

  ことが発表されました。

  雨は止み晴れてくる予報ですから、あとは

  コースコンディションの回復状況により

  プレーが開始される状況です。

 

 ・そしてスタート時刻の変更が繰り返され、

  7:10だった第1組のスタート時刻はついに

  13:15になりました。

 

 

 

  なんと10回も変更され、トータルで6時間05分の

  遅れです。

  これほどの初めての経験です。

  「何としても72ホール消化したい。」との強い

  意志を感じますね。

 

 

 

 ・この期間のゴルフ場周辺の日没は18:13頃です。

  13:15からスタートしても6時間ほどしか

  ありませんから、間違いなくサスペンデッドに

  なりますし、その影響は第3ラウンドの決勝初日

  にも影響します。

  そして、最終日も前日土曜日の未消化分を

  早朝から実施する必要があります。

 

 ・この日のスタート時刻延長のリミットは、

  日曜日のサスペンデッド分プレー時間も

  見込んで検討されたものです。

  さらに土曜日と日曜日の組合せの変更も

  行わずにプレー時間に充てることを前提に

  しているものです。

 

 

 

🔸4.つらい金曜日サス

 ・金曜日のサスペンデッドはつらいものが

  あります。

  金曜日、つまり予選カットが決まる日ですが、

  全選手がホールアウトできなければ翌日の

  土曜日に決定が持ち越されます。

  初日からの成績が悪い選手にとっては、

  予選カットになる確率が高い中、金曜日の

  サスペンデッド残り分消化のためにゴルフ場に

  やって来ることになりますね。

  選手自身やキャディ、場合によっては

  トレーナーなどの関係者が「もう1泊」となる

  わけです。

  しみったれた話かもしれませんが、

  予選最終日のサスペンデッドは「ない」に

  こしたことはありませんね。

 

 ・今回のサスペンデッドの状況です。

  [初日03/28(木)]

   全44組132名がホールアウト。

 

  [2日目03/29(金)]

   スタートが6時間05分遅れ。(07:10→13:15)

   18:11日没サスペンデッド。

   完全ホールアウトは12組36名

     (第1~6組、第12~17組)

   プレー途中で中断は18組54名

     (第7~11組、第18~26組、第34~37組)

   スタートできなかったのは14組42名

     (第27~33組、第38~44組)

 

  [3日目03/30(土)]

   07:27前日サスペンデッド分再開。

   前日サスペンデッド分のラウンドは全て終了。

   18:07日没サスペンデッド。

   当日分完全ホールアウトは2組6名

     (第1組と第14組)

   当日分プレー途中で中断は20組60名

     (第2~11組、第15~24組)

   当日分スタートできなかったのは4組11名

     (第12組と第13組、第25組と第26組)

 

  [最終日03/31(日)]

   07:11前日サスペンデッド分再開。

   前日サスペンデッド分のラウンドは全て終了。

   当日最終日分のラウンドは全て終了。

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

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 第3日目(決勝):03月30日(土)【ボラ参加3日目】

  天候:晴のち曇

 

 

 

 

 

 決勝初日のペアリングは白黒印刷です。

 

 

 

 

<本日の業務>

①7番ホールのドライビングディスタンス担当。

  3名で担当。

  前日サスペンデッド残り分07:27再開、

  第21組~第44組の71名の飛距離を測定。

  第3ラウンド分の第1組~第16組の48名の

  飛距離を測定。

  18:07日没サスペンデッド。

 

  ・現地到着=07:10

   現地撤収=18:10(11時間00分)

   ボラ本着=18:15

 

 

 

🔸5わかりやすいペアリング

 ・日没サスペンデッドになった翌日は、

  選手たちは各ホールからプレー再開します。

  そしてその後、本来のその日分のプレーを

  行います。

 

 ・これらのことを織り込んだペアリングが

  土曜日の朝に配布されました。

  こんなにわかりやすいペアリングを見たのは

  初めてではないかと思うほどです。

  今回は、午前・午後に分けてOUT・INスタート

  していますから、よけいにややこしく感じる

  のですが、色分けやスタートホール欄の追加で

  とてもわかりやすく作成されています。

 

 ・それでも観戦慣れしていないギャラリーさん

  でしょうか、何人かの人からはペアリングの

  見方についての質問を受けました。

 

 ・土曜日のサスペンデッド分消化ラウンドを

  棄権した選手が何人かいましたが、その選手

  たちの名前も(棄権したことがわかるように)

  記載しておいたらもっと親切だったかも

  しれませんね。

 

 

 

 

 

 

※朝食

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

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第4日目(決勝-最終日):03月31日(日)

            【ボラ参加4日目】

  天候:晴のち曇

 

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①7番ホールのドライビングディスタンス担当。

  3名で担当。

  前日サスペンデッド残り分の第17組~第26組の

  29名の飛距離を測定。

  第3ラウンド分の第1組~第26組の77名の

  飛距離を測定。

 

  ・現地到着=06:40

   現地撤収=14:10(7時間30分)

   ボラ本着=14:15

 

 

 

🔸6.やっと何事もなく全選手計測完了

 ・4日間の新ドラディス業務、本日やっと満足

  できる計測ができました。

  アンドロイド端末内のアプリ異常の発生は

  仕方ないのですが、そのことに対しての処置が

  うまくいくなど「問題・課題」となる事象は

  ありませんでした。

 

 ・実は前日までの3日間、何かしらの

  「問題・課題」が起こりました。

 

  例えば、アンドロイド端末の座標取得ができず

  計測ヤード表示が得られない事象があった際に

  教えられた対処方法で復旧できず、1組3名分の

  飛距離測定ができませんでした。

  ボールのショット地点を覚えておいて、

  次の組の計測後に再測定をして数値を取得

  しました。

  しかしボールと選手の紐付けができず。

  JGTOスタッフに選手への確認をしてもらう

  結果になりました。

 

  また別の事象ですが、3名分の計測結果を送信

  したら全員同じ数値でJGTOサイトに表示されて

  いた。ということもありました。

  位置確定した時には異なる数値だったものが

  なぜ?

  未だに原因がわかりませんが、毎ボール計測の

  都度数値とその確からしさを確認することを

  習慣付けました。

 

  さらに選手名を取り違えて送信したケースが

  ありました。

  間違えたことはすぐにわかるため、修正をして

  送信するのですが、JGTO側DBには(自動)反映

  されないため、JGTOスタッフに手修正を

  お願いすることになってしまいました。

  システム的には再送信ができるのですが、

  JGTOスタッフの手間が発生しないよう間違い

  データの送信をしないようにしなければ

  いけません。

 

 ・最終日に「問題・課題」なく終えられてほんとうに

  良かったと思いました。

 

 

 

🔸7.今年の桜は間に合わずでした

 ・今回の大会では大会のパンフレットなどに

  「桜」があしらわれています。

 

 

 

 

 

  年によって異なりますが、3月末から4月初めに

  開催される試合ですから、桜満開の中で

  行われることもあります。

 

 ・しかし、今年の桜は間に合いませんでした。

  大会が1週間早かったという感じでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※朝食

 

 

 

 

※昼食

 

 

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、90点。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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