◎このメモブログは、過去Facebook投稿した中のトーナメント関係分

 2012(H24)No.85~2019(R01)No.261① をコピーし、一部修正しながら

 アメブロへ移行したものです。...移行日時:2024(R06)0316(土)14:02

  (「アメブロを見ればボラ参加のアップ分全てわかるように」との思いで。)

  (過去大会を懐かしみながら移行作業しました。)

 ✓FBオリジナルをベースに一部文言修正。写真をメモ途中に配置。

  写真追加あり。1試合で複数アップしたFBメモは1つのブログに統合。

  投稿日時設定は大会最終日の22:00:00に統一。

 

 

大会名称:第57回中日クラウンズ

大会場所:名古屋ゴルフ倶楽部和合コース

 〒470-0153 愛知県愛知郡東郷町大字和合

大会期間:2016(H28)0428(木)~0501(日)

 

 

 

 

 

 

 

Facebook投稿①

 

●2016(H28)年4月29日(金祝)-大会2日目(予選)

 

<電車でボラ参加>

 これまでボランティア参加してきて初めて

 新幹線を利用しました。

 必要最低限の荷物にまとめることができるなら、

 時間はかからずに手軽な気がします。

 ただ、荷物の量の制限があるため軽装でいける

 暖かい時季に限られますが。

 

 それに早い集合時間には間に合わないため、

 できる業務にも制約がでてきます。

 HQ さん、業務決定において時間的な配慮を

 いただき、ありがとうございました。

 

 在来線も新幹線も始発電車。

 それでも自宅を出るころはもう明るくなって

 いました。

 

 何年か前にJRのEX-ICカードを作りましたが、

 今回初めて使いました。

 JR西日本のICOCAカードとセットで持って

 いるのですが、JR 在来線→新幹線→JR在来線→

 名古屋地下鉄をこのセットを改札機にかざす

 だけです。

 ほんとに楽になりましたね。

 

 以前は改札機も1枚しか使えない時期がありました。

 そしてやっと2枚同時に使えるようになって、

 今では3枚を同時に処理できるんです。

 

 乗り換えはめんどくさいと思いますが、電車での

 ボランティア参加はありですね。

 

 名古屋地下鉄に乗る時間帯は、さすがに車内満員

 でした。

 以前の送迎バスは普通の乗合バスでしたが、

 去年からマイクロバス。トヨタレンタリース

 名古屋の車。

 

 もともと赤池駅からの送迎バスの運行は

 スムースで、ストレスを感じません。

 それがマイクロバスになることで、さらに

 時間的に小回りが利くような気がします。

 

 

 

 28台が稼働しているそうですが、空いている

 時間帯は20名、混雑してくると補助席を出して

 25名乗せるそうです。

 「マイクロバスになってからは評判がいい。」、

 運転手さんがそうおっしゃっていました。

 

<歴史ある大会に望む気持ち>

 57回目となる中日クラウンズは、1966(S41)年の

 第7回大会から名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで

 開催されています。

 

 

 

 それまでは、愛知カンツリー倶楽部と

 三好カントリー倶楽部を含めた3会場の持ち回り

 でした。

 大会名称も「中部日本招待全日本アマ・プロゴルフ

 選手権」。

 

 トーナメントの歴史の長さであれば、日本プロ

 選手権大会が今年第84回目、日本オープン選手権

 競技が第81回目の開催です。

 中日クラウンズの第57回はそれに次ぐ3番目に

 古い歴史の大会だそうです。

 ただ、日本プロも日本オープンも開催会場が、

 持ち回りです。

 半世紀もの間、同じゴルフ場での開催と言う意味

 では、この中日クラウンズか最長ということに

 なりますね。

 

 

 

 その間、ジャックニクラウス・

 アーノルドパーマー・セベバレステロスなど

 海外の一流選手の参戦もあり、国内でも屈指の

 権威ある大会になりました。

 2010(H22)年の第51回大会では、石川遼くんが

 最終日に58(男子ツアータイ記録)をマークした

 のもこの大会でしたね。

 

 その歴史を感じるとボランティア参加する

 心持ちも違ってきます。

 この大会への参加もまだ4回目、「今年も

 ボランティアでお邪魔します。」といった少し

 控えめな感覚です。

 一方で開催されて間もないトーナメントの場合は、

 「これから作り上げていく。」という気持ちが強く

 働きますね。

 ただ、どんなトーナメントでも共通するのは、

 3つの目標の同時達成!

    ①選手がプレーし易い環境づくり

    ②ギャラリーが楽しく観戦できる環境づくり

    ③楽しく満足ができるボランティア参加

 この目標だけは変えられない。

 自分のボランティア満足度に直結する指標でも

 あるので。

 

 

 

 

<本日の業務>

 コース案内板②、11:20までにボランティア本部に

 集合。

 自宅から始発の電車を利用すると、6時半には

 ゴルフ場に着くことがわかりました。

 ボランティア本部集合には余裕の時間。

 

 

 

 ほんとうは、活気がある朝のボランティア本部の

 風景が好きです。

 ボランティア本部に到着したこの時間は大半の

 人が業務に出かけて人けもまばらでした。

 

 クラブハウスと9番ホールとの間にあるコース

 案内板の午後の担当でした。

 ここのコース案内板は選手のスコアの掲示はなく、

 現在プレー中のホールを表示するだけのボード

 です。

 

 

 

 

 12時前に現地に着いて午前組の人たちから業務を

 引き継ぎました。

 このトーナメントは1ウェイスタートなので

 全36組が1番からスタートします。

 少しプレーも遅れたこともあり、全組ホール

 アウトして業務終了したのは18時でした。

 

 速報本部から「〇〇号機〇〇番ホール終了」という

 連絡が無線で入ってきます。

 私は有線のヘッドセットを付けて速報本部との

 やりとりを担当、他の二人のボランティアさんが

 現在地ホールを貼り替える担当でした。

 速報本部からの情報を聞きながらその内容を

 メモに書きます。

 最初はその通りに書いていましたが、すぐに

 終了ホールに1を足して書くようにしました。

 

 

 

 そうすればボード対応のお二人がそのままの

 数字に貼り替えることができるようになります

 から。

 

 業務を始めてすぐストレスを感じてると

 思いました。

 ヘッドセットから聞こえる音はとても小さい...と。

  ・速報本部の女性の声もトーンが控え目のよう。

  ・ボード周辺はギャラリーさんの声でにぎやか。

  ・9番グリーンからの拍手の音。

  ・とてつもない強風の音。

  ・ヘッドセットがズレ易く聞きづらくなる。

  ・ヘッドセットの音量が小さい?

   (ボリュームなし)

 いつ連絡があるかをずっと聞き耳を立てて

 待つのは結構つらいものがあります。

 速報本部に何度も聞き返しました。

 もう1箇所ギャラリープラザにもコース案内板が

 ありますが、そこの方も何度も聞き直して

 いました。

 業務終了の18時まで...きつい。

 業務終了後に速報本部で状況をお伝えして

 おきました。

 

 

 

 

 そうそう、ヘッドセットが有線なので行動範囲が

 限られてしまいます。

 6時間、その状態でした。途中から自分が首輪を

 つけられた犬みたい。

 そんな感じがするほど。

 

 

 

 

 

 それで思い出すのが今月初めのスタジオアリス

 女子オープン、同じ業務でしたが、手元の

 タブレットに情報が入ってくるので自由度は

 高いです。

 その時は各選手のスコアもボードに表示します

 から業務量は多いですが、制約は少なく、そして

 やり甲斐もあります。

 スコアを表示することでギャラリーさんの反応も

 感じられるからです。

 

<定着?!1人1本>

 ボランティアですから当然報酬はありません。

 朝昼の食事と飲み物は用意していただいています。

 何年か前から飲み物の本数制限が厳しくなって

 きました。

 今では業務開始の前に1本持参していくケースが

 多くなったのではないでしょうか。

 「1人1本」、個人的には定着してきた印象が

 あります。

 

 

 

 

 ただ、飲み物くらいは自分で準備したほうが

 いいのかな と思います。

 特に熱中症の時期になれば自分の安全を守る

 ためにも。

 

<送迎バス独り占め>

 18時に業務終了。

 ボラ本に戻って少しすると、ついに自分が最後に

 なりました。

 最終組がホールアウトして30分後までは

 送迎バスがあったようですが、その最終バスを

 遠目に見ながら間に合わず。

 後で最終バスだとわかりました。

 最終組ホールアウト後1時間は最終バスがあると

 思っていましたが、このトーナメントは1ウェイ、

 全組ホールアウトする時間も遅くなります。

 30分が妥当でしょう。

 HQ さんのはからいで、学生本部の送迎バスに

 乗せてもらうことになりました。

 しかし、向かう方向が南北逆のようでした。

 そこで運転手さんたちが相談してくれて、1台を

 地下鉄赤池駅まで出してくれました。

 ありがたいことです。

 

 

 

 車内は一人です。

 話し好きの運転手さんと10分間、ありがたい、

 ありがたい!

 

 

 

 

 

 

<本日の満足度>

 100点満点中、80点。でも精神的には疲れたかな。

 

<本日の成績>

 フルリーダーズボード(ホール毎)

 

 

 

 

Facebook投稿②

 

●2016(H28)年4月30日(土)-大会3日目(決勝)

 

<天候>

 昨日は一日中 強い風が吹き続けて、気温も

 上がらず。

 日が傾く夕方はとても寒くなりました。

 西高東低の冬型の気候です。

 空に浮かぶ雲の流れはとてもゆっくり、でも

 会場内は強風です。

 ギャラリープラザのトイレの壁が倒れたり、

 観戦用のパイプ椅子もたくさん倒れました。

 当然選手のプレーにも影響し、多くの選手が

 スコアを落としました。

 この日アンダーで回った選手は、わずかに2名だけ。

 そして今朝一番も風は強かったです。

 でも気温は上昇傾向。ボランティア本部の

 テント内も暑くなりました。

 

<本日の業務>

 ボランティア本部の仕事。

 今朝はにぎやかなボラ本を経験できました。

 

 

 

 関西と中部エリアのボランティアさんの交流も

 多くなってきましたが、やはりここに来ないと

 会えない人たちがたくさんいます。

 中部エリアに来るのはこの中日クラウンズだけに

 なったので、1年ぶりで懐かしいですね。

 

 

 

 

 今日は主に朝食・昼食・飲み物のお世話。

 

 

 

 特に飲物は食事の際のお茶と業務前の

 「南アルプスの天然水」ですが、その物量調整が

 大変でした。

 

 

 

 明日は今日よりも気温が高くなる予想、十分な

 水の確保が必要です。

 そのへんを考えながら制限していきますが、

 欲しいときにもらえないので快く思わない反応の

 ボランティアさんもいます。

 もちろん「はいはい」と理解していただける方も

 たくさんいます。

 毎回この話題になると「手弁当のボランティア」

 への移行を考えさせられます。

 自己責任で用意すればいいと。

 

 フィールドにいるボランティアさんへの弁当

 配りはINコースだけです。

 1ウェイなので、OUTコース担当の方は業務

 終了後にボラ本に戻って食事をしていただく

 時間があります。

 

 

 

 ボラ本から近場のホールには箱に詰めたり袋に

 入れたりして、歩いて配ります。

 最終18番ホールもそんなホールですが、

 ボランティアさんは全部で25名配置されています。

 さすが18番!クロスウェイが2つあり、その一つは

 ギャラリープラザと直結してるので両サイドに

 2名ずつ計4名が配置されています。

 さらにグリーン周りにはA・C・B 3つのギャラリー

 スタンドがあり、全部で11名で担当しています。

 夕方、明日の水の配布計画をボラ本担当の

 ボランティアさんと話をして業務を終えました。

 何とか水は確保できていますが、そのこと以上に

 熱中症が心配ですね。

 

 

 

 

<本日の満足度>

 100点満点中、60点。このメモを書くネタがなく

 達成感が今ひとつかな。

 そして、飲物はやっぱり自給がいいと思うし。

 薬を服用している人たちは、自分の健康の問題

 なのでなおさら自分で水を調達しておかないと...

 などなど  モヤモヤと。

 

 

 

 

 

<本日の成績>

 フルリーダーズボード(ホール毎)

 

 

 

 

 

Facebook投稿③

 

●2016(H28)年5月1日(日)-大会最終日(決勝)

 

<ツツジ>

 名古屋ゴルフ倶楽部には、たくさんのツツジが

 咲いています。

 毎年トーナメントの最中は満載の花が咲きます。

 ところが今年はツツジのピークを過ぎています。

 

 

 

 三宮の神戸市役所や東遊園地公園のツツジも

 例年よりも早く咲いて、今は花の数も少なくなり

 ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気温の変化は別にして草木の季節はいつもより早いようです。

 

<本日の業務>

 本日もボランティア本部の仕事。

 

 

 

 

 

 昨日の計画通りにハーフターンで水の供給を

 行いました。

 選手と一緒に行動するスコアラー・キャリング

 ボード・移動ギャラリー整理の皆さんに、

 10番ホールでペットボトルを1本ずつ渡して

 いきます。(ハーフターンドリンクサービス。)

 実はこのトーナメントでは、何カ所かの

 ティインググラウンドにボランティア用の給水

 タンクがあります。

 中には氷が入っているようで冷たい水を補給する

 ことができます。

 

 

 

 

 

 ということで、ペットボトルを必要とされたのは

 3分の2ほどでした。

 その方々には喜んでいただけました。

 

 そしてトーナメント運営スタッフが利用する

 カートですが、4人乗りのものが必要だと

 感じました。

 今回、ボランティア本部も2人乗りカート

 だったので、弁当配りやその他の物質運搬には

 不向きです。

 

 

 

 ここ名古屋ゴルフ倶楽部には2人乗りのカートしか

 ないそうです。

 日頃メンバーさんが4サムでラウンドするときも

 2台なんでしょうね。

 

<大会関係者もマナー厳守を>

 水の配給の業務の他にギャラリー整理も行います。

 9番グリーンから10番ティに向かう通路はあまり

 広くありません。

 そこを多くのギャラリーさんが通ります。

 そのタイミングで選手やキャディさんが

 通りますから、学生アルバイトやボランティア

 さんたちと協力して選手誘導します。

 そして10番ティショット時のギャラリー整理を

 行います。

 10番ティは2方向に高い植え込みがあり、

 ギャラリープラザから来るお客さんは選手が

 プレーしているかどうかがわかりません。

 その人たちに止まっていただきます。

 

 また、クラブハウスの近くですから大会関係者も

 多く通ります。

 その人たちは、他の大会に比べてとても多い

 ような気がします。

 これも歴史ある大会だからかも知れません。

 倶楽部メンバーズ、ゲスト、VIP、ファミリー、

 スーツを着たTV関係者などです。

 そして とても残念なことですが、これらの

 人たちの多くがボランティアの静止を無視します。

 立ち止まってくれません。

 ギャラリーさんたちが止まってくれているのに、

 彼らは平気で動きます。

 こういう状況は、今大会だけではありません。

 程度の大小はありますが、過去からずっと

 感じていることです。

 大会関係者も選手のプレーへの配慮を形で

 示してほしいものです。

 

 実はギャラリーさんも皆さんがちゃんと

 止まってくれるわけではありません。

 選手を見たい気持ちでいっぱいで、体を

 止められないのです。

 そこのところは大会関係者が止まらない理由とは

 少し違う気がします。

 

 トラブルを避けるため、またギャラリーさんが

 必要以上に不快な気分にならないように

 「止まらない人たち」にはある程度気持ちを大きく

 持って接していかなければならないと感じます。

 あるべき姿ではないとは思いますが。

 

<プレーオフで追加業務>

 ほとんどのボランティアさんが業務を終えて

 ボラ本に戻ってきていてテレビモニターに

 釘付けになっています。

 片岡大育選手と金庚泰選手の17番・18番の攻防

 です。

 そして10アンダーで並んだ二人がプレーオフに

 なりました。

 ボランティアは、優勝者他の表彰式が終わると

 記念撮影をします。そのためにスタンバイして

 いるのですが、プレーオフとなると決着が

 着くまで待機です。

 ボラ本のすぐ近くが18番ティなのでプレーオフ

 対応のギャラリー整理のスタッフが足りて

 いるかを見に行きました。

 あまりギャラリーさんはおらず、ほとんどの

 ギャラリーさんは18番グリーンで優勝の瞬間を

 待っています。

 ティインググラウンドはボランティアさんが1名

 待機していました。1名で十分整理可能なな

 ギャラリーさんの数です。

 ただ、ティ前のクロスウェイは、左側に

 ダンロップスポーツエンタープライズの方が、

 ロープを持って待機していたので、自分は右側に

 スタンバイすることにしました。

 ティショットの後、選手がクロスウェイを通過

 するまでしゃ断です。

 プレーオフは1ホールで終了、金庚泰選手が

 優勝です。

 

 日毎にギャラリー数が増えていくGW の前半の

 3連休でした。

 

 

 

 

 

 

<本日の満足度>

 100点満点中、80点。

 

<本日の成績>

 フルリーダーズボード(ホール毎)

 

<本日の入場者数>

 1日目-予選(4/28(木)): 2,009名

 2日目-予選(4/29(金)): 8,972名

 3日目-決勝(4/30(土)): 9,641名

 最終日-決勝(5/1(日)):10,864名

 合計:31,486名

 

<優勝者>

 優勝者:金庚泰

        片岡大育とのプレーオフ1ホール目。

 スコア:10アンダー

 優勝賞金:2,400万円

 賞金総額:1億2,000万円

 フルリーダーズボード