389-03-06~07 ゴルフボラシェルパメモ

 

◎大会名称:第4回(第15回)明治安田レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント

 

 

 

 

 

 

 

 

🔸1.こちらも「生命」とれました

🔸2.6番ホールの状況

🔸3.電線に当たった打球

🔸4.DSEさんの新しい端末

🔸5.アテスト会場(付近)でスタンバイする意味

 

 

◎開催期間:2024(R06).03.07(木)〜10(日)

 

◎大会概要:[主催:横浜ゴム㈱]

      [公認:JLPGA]

      [特別協賛:明治安田生命保険相互会社]

      [協力:手結山開発観光㈱(土佐CC)・

          ㈱高知新聞社・㈱高知放送]

      [後援:高知県・公益財団法人高知県

          観光コンベンション協会・

          香南市・南国市・安芸市・高知市・

          芸西村]

      [企画運営:㈱博報堂・㈱博報堂DY

            メディアパートナーズ・

            ㈱博報堂DYスポーツ

            マーケティング]

 

◎ゴルフ場:土佐カントリークラブ

  〒781-5622 高知県香南市夜須町手結山668

  電話:0887-55-2131

 

 

 

◎Youtube(JLPGAオフィシャルチャンネル)

 

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<入場者数>

 1日目(03/07(木)):1,206人-天候:晴

   (前年926人-03/09(木)天候:曇時々晴(のち

    雷雨でサスペンデッド))

 2日目(03/08(金)):1,517人-天候:晴

   (前年1,354人-03/10(金)天候:晴)

 3日目(03/09(土)):2,009人-天候:晴

   (前年2,052人-03/11(土)天候:晴)

 最終日(03/10(日)):2,152人-天候:晴

   (前年2,080人-03/12(日)天候:晴時々曇)

 合計:6,884人(前年6,412人)

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(03/07(木))

 2日目(03/08(金))

 3日目(03/09(土))

 最終日(03/10(日))

 

<優勝者>

 優勝者:鈴木 愛

 スコア:16アンダー

 

 

 

 優勝賞金:1,800万円

 賞金総額:1億円

 フルリーダーズボード

 

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<今回のボラ(募集)>

 [ボラ募集窓口]

  ・土佐カントリークラブ

 [ボラ運営(主)]

  ・ダンロップスポーツエンタープライズ

 

 [ボラ本部]

  ・クラブハウス地階のカート庫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [募集業務]

  ①スコアラー

  ②キャリングボード(土日のみ)

  ③ホールマーシャル

  ④フォアキャディ

  ⑤練習場①(午前)

  ⑥練習場②(午後)

  ⑦ボランティア本部

 

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  第1日目(予選):03月07日(木)【ボラ不参加】

  天候:晴

 

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第2日目(予選):03月08日(金)【ボラ不参加】

  天候:晴

 大阪レディスオープンボラ参加のため不参加。

 

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 第3日目(決勝):03月09日(土)【ボラ参加1日目】

  天候:晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①スコアラー抽選に外れ、6番ホール2nd地点の

 ホールマーシャル。

  2nd地点右側の縦クロスウェイのティ側を担当。

 

 

 

  ・現地到着=08:30

   現地撤収=13:25(4時間55分)

   ボラ本着=13:50

 

 

 

🔸1.こちらも「生命」とれました

 ・今年からこの大会名称が変わりました。

  去年まで:「明治安田生命レディス ヨコハマ

       タイヤゴルフトーナメント」

  今年から:「明治安田レディス ヨコハマタイヤ

       ゴルフトーナメント」

  「生命」の表記がなくなりました。

 

 ・昨年シーズンから始まった明治安田生命保険

  相互会社特別協賛のステップアップツアー

  「明治安田レディスオープンゴルフトーナメント」

  ではすでに「生命」がありませんでした。

  レギュラーツアーとステップアップツアーとで

  大会名称の使い分けをしているとブログ

  書いてしまいました。

 

 ・ところが、今シーズンになって今大会からも

  「生命」がとれてしまいました。

  レギュラーとステップの区分をするためでは

  なかったのですね。

  単にステップアップ新大会開催決定と大会名称

  決定時期が違っていたためのようですね。

 

 ・ということでこれからの使い分けは、

  レギュラーツアーが「明治安田ヨコハマ」、

  ステップアップツアーが「明治安田ステップ」と

  いったところでしょうか。

 

 ・ボランティア関係でもウェアやキャップの

  名称も当然のことながら「明治安田」になって

  いました。

  フォアキャディや中継ホールのホールマーシャル

  が着るツナギも新たに新調したようですね。

 

 

 

 

 

  せっかく新調するのであれば、デザイン変更の

  お願いをしておくべきだったでしょうか。

  このツナギ前面の開き具合が少ないためか、

  着たり脱いだりがとても大変です。

  特に脱ぐときには他の人の手助けが必要になる

  ほどです。

  ボランティからはかなり不評でしたが、

  どうやら今回のものも同様の問題がある

  ようです。

  こういった意見を伝えたボランティアが

  いなかったのか、または伝えたけれどもその

  意見が反映されなかったのかもしれません。

  スコアラー抽選に外れたときも「ツナギを着る

  業務にだけは当たらないように」と祈っている

  のは私だけでしょうか。

 

 ・それにしても多額の費用を伴う大会名称変更、

  「生命」を名称からなくすことについては相当な

  議論がなされたのではないでしょうか。

  「生命」をなくした理由、知りたいです。

 

  名称変更の理由は以下に書かれていますが、

  生命保険会社の枠を超えた企業をめざすという

  ことで「生命」をなくしたようですね。

   →ブランド通称変更

 

  昨年までの3年間継続してきたJLPGAとの

  JLPGAのオフィシャルパートナーを今年の

  2月に更新しました。

  さらに女子ステップアップツアーの賞金

  ランキングも「明治安田ステップ・ランキング」

  という名称になったようです。

 

  明治安田の「女子プロゴルフ応援宣言」は、

  JLPGAや選手にとってとてもたのもしい支援者

  なのでしょうね。

 

 

 

🔸2.6番ホールの状況

 ・今日ホールマーシャルを担当した6番ホールは、

  392ヤードパー4のミドルホールです。

  ティからは打ち下ろしで、ホール全体は

  スノーボード競技のハーフパイプに近い形状

  です。

 

 

 

 ・6番ホールは右側にカート道があり、ギャラリー

  通路にもなっています。

  ティの少し前と2nd地点の2箇所については

  カート道のすぐ右側が急傾斜となっていて

  ギャラリーは立ち入れません。

  そのためその2箇所(ティ前と2nd地点)は

  カート道しか通ることができません。

 

 ・そしてそこはクロスウェイとして通行の制限が

  あります。

  ティショット時は以下の理由で通行を制限

  します。

  ティ前:選手から少し見下ろす近い場所のため、

  ティショットの邪魔にならないようにします。

  2nd地点:まさにボールが落下する周辺ですから

  打球事故防止です。

 

 ・コースを横断する横クロスウェイよりも

  縦クロスウェイの方がギャラリー整理が難しい

  場合が多いと思っていますが、今回は難しく

  ありませんでした。

  縦クロスウェイの長さが短かったことと、

  各組のギャラリー数が少なかったことがその

  理由です。

 

 ・ハーフパイプ状になっているためか、終日強い

  風が吹いていました。

  それでも前日よりも弱くなっているとのこと

  でしたが。

  しかもこの強い風は、時間帯によって

  フォローになったりアゲンストになったり

  コロコロと変わります。

  飛距離の面では組によって損得があります。

  でも、風や気温などの気候条件の良し悪しも

  受け入れて競うのがゴルフなんですね。

 

 

 

🔸3.電線に当たった打球

 ・第9組の勝みなみ選手が6番ティにやって

  きました。

  そして放ったティショット、自分が立っている

  付近の電線に当たってしまいました。

  ボールは失速し、右側のバンカーのはるか

  手前に落下しました。

 

 

 

 ・この時間帯はグリーン側に太陽があり順光に

  なっているため、青空を飛ぶボールがよく

  見えました。

  電線に当たったこともすぐにわかりましたから、

  右側のカート道から少しコースよりに出て、

  両手で「電線に当たった」のジェスチャーを

  しました。

 

 

 

  ジャスチャーが通じたのか、ティ側でも

  わかっていたのか、勝みなみ選手は再度

  ティショットを打ちました。

  みごとにフェアウェイセンターで右側

  バンカーの奥まで届きました。

 

 ・この勝みなみ選手の打ち直しですが、特に

  競技委員を呼ぶこともなく行われました。

  ゴルフ規則では、ボールが電線に当たった

  場合の具体的な処置について記載されて

  いないと思います。

  しかし、「ローカルルールのひな型」には

  その例が記載されています。

  朝から多くのティショットを見ましたが、

  いつこの電線にボールが当たっても不思議では

  ないと思っていました。

 

 

 

  そのような状況ですから、今大会でもローカル

  ルールひな型E-11が採用されていたのでは

  ないかと想像します。

  それを知っていた勝みなみ選手は迷うことなく

  打ち直したのだと思います。

  プロの試合で採用されるローカルルール、

  一般の我々の目に触れることはないですが。

 

 ・今回のローカルルールと同じかどうかは

  わかりませんが、ひな型E-11について記載して

  おきます。

 

  E-11

  送電線によって方向を変えられた球

  目的 恒久的な高架の送電線がホールの合理的なプレーの

  障害となるかもしれない場合、委員会は球がその送電線

  (そして、塔、送電線を支えている支線や支柱)に当たった

  場合、そのストロークはカウントせずに、そのプレーヤーは

  そのストロークをやり直さなければならないことを求める

  ことができます。このローカルルールは通常ホールの

  プレーには障害とならない送電線やアウトオブバウンズに

  ある送電線に対して使うべきではありません。送電線に

  当たった球のストロークを再プレーする選択肢を

  プレーヤーに与えるローカルルールは認められません。

 

  ローカルルールひな型 E-11

  「[ホール番号を明記]番ホールをプレー中に、プレーヤーの

  球が[建造物を説明、例えば、送電線、塔、送電線を支えて

  いる支線や支柱]に当たったことが分かっている、または

  事実上確実な場合、プレーヤーは元の球か別の球をその

  ストロークを行った箇所からプレーすることにより、その

  ストロークを再プレーしなければならない(規則14.6参照)。

  プレーヤーがそのストロークを再プレーしたが、誤所から

  プレーした場合、プレーヤーは規則14.7に基づいて一般の

  罰を受ける。プレーヤーがそのストロークを再プレー

  しなかった場合、プレーヤーは一般の罰を受け、その

  ストロークをカウントするが、誤所からプレーしたこと

  にはならない。」

 

  このひな型では、ティショットの打ち直しを

  せずに2nd地点から電線に当たったボールを

  プレーすると規則14.7により2罰打を受ける

  ことになるんですね。

 

 ・ちなみに後半はとてもボールが見にくく

  なりました。

  太陽が順光の時は空に白い雲があっても

  ボールはよく見えましたが、後半になると

  青空でも見えにくく、打ち出しの瞬間も

  見えなくなりました。

  これだけ見え方の差が出た原因はやはり太陽の

  位置です。

  6番ホールの右側からの日差しに変わることで、

  ボールが日差しで白くなる部分がほぼ見えなく

  なるためです。

  加えて、日差しがティイングエリア左の木々に

  当たることで葉っぱが白く反射、そのため

  打ち出しのボールも見にくくなったようです。

 

 

※朝食

 

 

 

※昼食

 

 

 

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第4日目(決勝-最終日):03月10日(日)【ボラ参加2日目】

  天候:晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第18組(柏原 明日架鬼頭 さくら篠原 まりあ)の

 スコアラー

 

  柏原 明日架 OUT36+IN37=73(+5→+6 54位T)

  鬼頭 さくら OUT35+IN35=70(+5→+3 35位T)

  篠原 まりあ OUT35+IN36=71(+6→+5 47位T)

 

 

 

   OUT=09:10〜11:22(所要2時間12分)

   IN =11:29〜13:45(所要2時間16分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=08:25

   現地撤収=13:55(5時間30分)

   ボラ本着=14:00

 

  ・今日はスコアラー抽選にはあたりましたが、

   当初第13組(森田 遥金田 久美子岩井 千怜)を

   引きました。

   INのトップですから、8:20スタートです。

   担当組が決まってからしかできないiPadの

   準備がスタートまでに間に合いません。

   トップから3組目までが当たった場合には

   可能であれば他の人と組交替をお願いする

   ことにしています。(強い雨の場合にはiPadは

   使いませんから交替の必要はありませんが。)

   自分よりも早くにスコアラーを当てていた

   Sさんが組交替の希望を出されていたので

   打診、交替が即決まりました。

 

  ・対象バンカーリスト

 

 

 

 

 

 

 

🔸4.DSEさんの新しい端末

 ・スコアラーの業務説明で、今年から端末

  (アンドロイドスマホ)が新しくなったと

  聞きました。

  スコアラーのソフトの変更はなくハードのみの

  更新のようですね。

 

 

 

 ・ハード更新の特徴は、画面を表示させる方法の

  ようです。

  これまでは画面を2回タップすることで画面が

  真っ黒から入力画面に表示されていました。

  今年からは、端末を横から縦に起こすことで

  画面が表示されるようになっています。

  画面の2回タップはうまく表示できないことも

  あり、「なかなかいいかも。」と思いながら業務を

  開始しました。

 

 ・使ってみた印象ですが、「勝手に画面表示されて

  しまっていた。」という事象が何回かありました。

  そして気づかないうちにボタンを押したようで

  ライの選択画面が表示されていたことも

  ありました。

  さらに端末を立てて画面表示させようとする

  動作が、誰か(選手やギャラリー)にカメラを

  向けているように見られないかと

  気になりました。

 

 

 

  結局その機能は使わずに電源ボタンで

  画面表示のオンオフをする方が安心でしたね。

  新しい端末の電源ボタンは、指が収まりやすい

  うえにとても操作しやすく気持ちよく使う

  ことができました。

 

 ・端末を立てて画面表示する機能をロック

  できればいいのですが。

  次の機会に聞いてみましょう。

 

 

 

🔸5.アテスト会場(付近)でスタンバイする意味

 ・コロナ渦以降、未だにスコアラーがアテスト

  会場に入れない大会が多くあるようです。

  この大会も同様ですね。

 

 ・アテスト会場は、コース側からクラブハウスに

  入った左手のコーナーにあり、衝立で

  仕切られていますから中は見えません。

  選手と一部の関係者しか入れない厳正な場所

  です。

 

 ・選手のアテスト中に内容確認の必要がある

  ことが想定されるため、スコア確定まで

  スコアラーはスタンバイすることになって

  います。

  アテスト会場には入れず、さらにクラブハウス

  入口のガラス張り自動扉の外で待つ状態です。

 

 ・問題は選手のアテストが終わったかどうかが

  わかりにくいことです。

  アテストが終わったことを誰も教えて

  くれないとのことで、クラブハウスの外から

  ずーっと選手が出てくるのを見ていなければ

  いけません。

  ガラス張り自動扉が閉まっていると日差しに

  反射して中の様子が見えづらくなります。

  アテストが終わって外に出てくる選手もいれば

  クラブハウスの中に消えていく選手もいます。

 

 ・いつ引き上げて良いのかを探るために選手が

  出てくるのを待ち続けている姿、異様では

  ありませんか?

  まるでサインボール欲しさに待っているのでは

  ないかと思われても仕方がない風景です。

  とても自分が情けなく思えてきました。

  次から同じ状況にならないよう3つのいずれかの

  方法を速報を担当する運営会社にはお願い

  したいと思います。

  しかし、もし今回と同じ状況になるならば、

  個人的に対応を考えなくてはいけないかも

  しれません。

  ん~、私案はありますが...。

 

 ・採用してほしい3つの選択肢。

  (できたら②はやめてほしい。)

 

  ①かつてのようにアテスト会場でスタンバイ

   させてもらう。

   スコア関係やスタッツで問題があればすぐに

   確認できますし、自分がつけた速報の内容が

   合っていたかどうかをその場で確認

   できるのは、スコアラーとしてとても

   ありがたいことです。

   コロナ渦以降は夜にネットのホールバイ

   ホールを見て確認するというタイムラグを

   強いられていますね。

 

  ②アテスト会場外で待つ場合、スタッフが

   アテスト終了を伝えに来てくれる。

   アテスト終了を確認できない、あるいは

   今回のようにしにくい場所でのスタンバイ

   では、是非スタッフの方にアテスト終了を

   伝えにきていただきたいです。

 

  ③アテスト会場に同行しない。

   実際に一部の試合では、最終ホールを

   終えたらそこで業務終了となることが

   あります。

   アテスト会場には向かわずに機材返却する

   だけです。

   もうこの方法でいいのではないかと

   思いますね。

   スコアラーがつけたスコアとマーカーや

   プレーヤーのスコアが違う場合は、

   スコアラーの出る幕はほぼないと思われます。

   選手のスコアが優先されると聞いています。

   スコアラーへの確認が必要な場合としては、

   マーカーがつけたスコアに対しプレーヤーが

   「おかしい」と思ったときくらいでは

   ないでしょうか。

   つまり、マーカーとプレーヤーの認識が

   違うときにスコアラーの記録を確認する

   ということです。

   かつては(特に男子)プロがサインボールを

   渡すタイミングとして、スコアラーに

   ホールバイホールの読み合わせを求める

   ことが多かったように思いますが、

   そのようなことは(ほぼ)なくなったのでは

   ないでしょうか。

 

 ・コロナ渦以降、「スコアラーがアテスト会場

  (付近)でスタンバイする意味」に少し疑問を

  感じていますね。

  (運営側の)誰かに明確なその「意味」を教えて

  ほしいです。

  実際にいなくてもよいとされる試合がある

  わけですから、「明確な意味」はないような気が

  するのですが。

 

 

※朝食

 

 

 

※昼食

 

 

※今日の青空

 

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、60点。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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