◎このメモブログは、過去Facebook投稿した中のトーナメント関係分

 2012(H24)No.85~2019(R01)No.261① をコピーし、一部修正しながら

 アメブロへ移行したものです。...移行日時:2024(R06)0304(月)21:52

  (「アメブロを見ればボラ参加のアップ分全てわかるように」との思いで。)

  (過去大会を懐かしみながら移行作業しました。)

 ✓FBオリジナルをベースに一部文言修正。写真をメモ途中に配置。

  写真追加あり。1試合で複数アップしたFBメモは1つのブログに統合。

  投稿日時設定は大会最終日の22:00:00に統一。

 

 

第13回NOBUTA GROUP マスターズGCレディース

マスターズゴルフ倶楽部

大会期間:2015(H27)1022(木)~25(日)

 

 

 

 

 

 

 

 

Facebook投稿①

 

●2015(H27)1022(木)大会初日

 兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部で開催の

 第13回マスターズGCレディースに初めて

 ボランティア参加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

【初めてのボランティア採用...なのに】

  今回は、スコアラー(決勝はキャリングボードも)

  に限ったボランティア募集です。

  昨年まではほとんどの業務を学生アルバイトが

  担当していたそうです。初めてのボランティア

  採用とのことです。

  今年もたくさんの学生アルバイトがいます。

  来年からもボランティア募集が継続されるのか?

  ボランティアの良い評判につながるか?などを

  意識してしまうトーナメントです。

  スポンサーや大会側の人たちもボランティア

  募集の結果について着目しているようですから、

  よけいにキチッとやらなければなりません。

  (自宅から近いゴルフ場ではあるものの)若干

  アウェー感がありますが、頑張らねばと

  思います。

 

  ......ところがスコアを間違えて報告

  してしまいました。

  ある選手の最終18番スコアを間違えて報告

  したのです。

 

  試合進行や選手の成績には影響はありませんが、

  間違えたその事自体が問題。それに何より

  スタッフの皆さんにご迷惑をおかけしました。

  すみませんでした。

  もし、報告したスコアがそのままテレビに

  流れるシステムだったり、最終日の優勝争いを

  している人のスコアだったらと思うとゾッと

  します。

  原因はわかってるんです。二度とスコア間違い

  しないようにします。

  (翌日に自分が報告したスコアが正しかったとわかるのですが...)

 

【ボランティア本部】

  わずか35名のボランティアですから、

  ボランティア本部もこじんまりとしています。

  ボランティア駐車場からは、歩いていけるほど

  近い場所にボランティア本部があるのですが、

  コースまでか少し遠いですね。トイレも遠いし。

 

 

 

 

 

  しかし、そばにコスモスなどの花が育てられて

  いました。

  今回の試合のためのものです。ティイング

  グランドなどに置いて華やかさを演出する

  ためのものです。

 

 

 

 

 

 

【本日の業務】

  本日はボランティアが35名で全員がスコアラー

  でした。

  36組がプレーしますから、1組だけは学生

  アルバイトの対応となります。

 

  抽選で当たったのは、11組目(倉田珠里亜・

  ナダエ・鬼澤信子)です。

 

 

 

  そしてこの組の特徴はキャディさんたちでした。

  倉田珠里亜プロのキャディは赤堀奈々プロ、

  鬼澤信子プロには中野晶プロ、そしてナダエ

  プロには男性キャディのジェイソンさん。

  ジェイソンさん以外はみなさん女子プロ

  なんですね。

  赤堀プロはお姉さんのように22才の倉田プロに

  接していました。

  そして気づいたこと、中野プロと鬼澤プロは

  姉妹のように見えるんです。雰囲気が似てると

  言うんでしょうか。(これは他のボランティア

  さんもおっしゃっていました。)

  最後にジェイソンさん、とても話好きなようで

  後続の組の選手やキャディさんたちとよく話を

  していました。

  でも、ナダエプロがショットするときには

  神経質なくらい、ギャラリーさんの動きを

  止めていましたね。

  今日のナダエプロの調子(の悪さ)をわかって

  いたのかも知れませんね。

  全ホールについてきたナダエプロ応援する

  男性ギャラリーさんも言っていました。

  「あんな短いパットの外し方を見たことがない。」

  と。

 

  OUT スタートでしたが、INに入ってから時間が

  かかりました。

  なんと3時間1分も。

  14番と17番のショートホールでは、3組待ちの

  状態でした。

  なのでコールオンでのプレーをするように

  競技委員さんが回っていました。

  アマチュアのラウンドでよくやっていますよね、

  グリーンオンしたら次の組に打たせる アレです。

 

  本日の第11組目、皆さんがスコアを落として

  しまいましたが、明日は巻き返して予選通過を

  目指してほしいものです。

 

 

 

 

  そしてアテスト会場に向かう途中、クラブ

  ハウスの前でキャディの小田亨さんと出会い

  ました。

  「久しぶりに有村プロについてるんてすね。」と

  聞くと「久しぶりです。」と応えてくれました。

  今日の有村プロの成績は今ひとつ(+5)だった

  ようです。

  小田さんは、有村プロがアメリカに行ってる

  間は、武藤俊憲プロのキャディをしています

  からね。

 

 

 

 

【本日の満足度】

  100点満点中、30点。スコアを間違えたので...。

  今シーズンの女子トーナメントも残りわずかに

  なってきましたね。

 

 

 

Facebook投稿②

 

●2015(H27)1023(金)大会2日目

 第13回マスターズGCレディースの予選二日目

 です。

 今日も快晴!

 

【後悔】

  朝、ボランティア本部に着いてショックを

  受けました。

  ボランティア本部のホワイトボードにナ・ダエ

  選手が失格になったと書いてありました。

 

 

 

  今朝本人から、18番ホールで過少申告して

  いたと申し出があったとのことです。

 

  まさに昨日、自分が間違いだったと思ったその

  ホールです。

  3オン3パットの6打と思ったのですが、3打目は

  グリーンの奥からグリーン上を跳ねるボールを

  見ただけで、ナ・ダエ選手のスイングを見て

  いませんでした。(ちなみに他の2選手はすでに

  グリーンオンしていることを確認していました。)

 

  ナ・ダエ選手は2オン3パットの5打でアテスト

  しました。マーカーの○○選手もサインして

  スコアは5で確定しました。

  アテスト会場では、係りの人が選手の最終

  スコアチェックした後に読み上げて、選手が

  同意すればスコアは確定します。選手が

  アテスト会場(エリア)を出てしまえばスコアの

  修正はできません。

 

  係りの人が選手のスコアを読み上げる際には、

  立ち会うボランティアはそのスコアを聞きながら

  自分の手元のスコアと合っているかを確認

  します。

  ナ・ダエ選手のスコアは、「OUT39、IN40、

  トータル79」と読み上げられました。

  自分の手元のスコアは、「OUT39、IN41、

  トータル80」、INが1打多いのです。

  「エッ!」と思った瞬間、どのホールが

  間違えてる?頭の中でぐるぐると。そして

  最終18番ではないかと。

  18番ホールは砲台グリーン、右サイドを歩いて

  グリーン奥に向ったこと、そしてその段階で

  グリーンには2つのボールしかなかったこと

  から、ナ・ダエ選手は3打目だと思っていました。

  そこにグリーン上を跳ねるボールが見えたので、

  3オンだと記録しました。

  ただ、ショットするところを見ていなかった

  そのことが、アテスト会場で「スコアを確認して

  ください。(もしくはスコアを確認させて

  ください。)」と言い出せなかった原因だと

  思っています。

  アテスト会場で自分がスコアの違いを言うことが

  できていたら、ナ・ダエ選手は失格となることは

  なかったと思います。

  後悔しかありません。言い出せばよかったと。

 

  今回は、ナ・ダエ選手のマーカーである

  ○○選手がスコアをつけてサインしたカードに

  ナ・ダエ選手がOKのサインをしたことで

  スコアが成立しました。本来はそこに

  ボランティアが関与することはありません。

  ですから、ボランティアの責任はないと

  思いますが、分かっていながら失格を回避

  できなかったことが残念です。

  そして、ナ・ダエ選手には大変申し訳ない

  気持ちです。

 

  アテスト会場では、選手が自らのスコアを確認

  するため(またはボランティアに達成感を

  もたらせてくれる目的で)に、ボランティアに

  読み合わせを申し出る選手もいます。

  男子プロはその比率が高いと思いますが、

  女子プロは読み合わせを言い出す方は非常に

  少ないようです。

  スコアラー業務を数多くするボランティアさん

  たちも同様の印象です。

  今回は、その読み合わせのチャンスがあれば

  失格回避できたとも言えます。

  もし上位の選手で同じことが起こったことを

  考えたらゾッとします。

 

  今回の教訓です。これまでわかっている

  つもりのものばかりですが、改めて再認識

  しました。

  ボランティアをされる方は参考にして

  いただけたらと思います。

   ・選手がショットするところは必ず目視する。

    今回のケースの他に大きなディプレッション

    の下でショットする選手は近くに行かないと

    見えません。チョロなどミスショットが

    あっても確認できすスコアを誤って

    しまします。

   ・同じくパット時は目を離さない。「この

    距離なら入る。」と思い込んでいるパットを

    外される時があります。1打少なく記録する

    ことになります。必ずカップインするまで

    目を離さないようにしなければいけません。

    最後まで目視しなければいけません。

   ・砲台グリーンでは、より高いサイドから

    グリーンに向かう。

    今回のコースの18番ホールが左サイドから

    グリーンに上がる方がよい。右側には優勝

    副賞の車も飾ってあり、また、ギャラリー

    スタンドからも目立ちます。テレビカメラの

    映像の邪魔にもなるかもしれませんね。

   ・ロングホール、2オン狙いと3打目勝負の

    選手は、前後に離れてしまいます。

    見通しのよいホールであればいいのですが、

    小山があったりドッグレッグのコースでは、

    全員のショットを確認するために適正な

    位置を移動しながら全員のショットを目視

    できるようにしなければいけません。

 

  スコアラーは、約4時間半にわたり緊張が続く

  業務でそこに面白みがあると思います。

  スコアを誤らないだけではなく、選手のプレーを

  邪魔しない配慮、ギャラリーさんたちへの観戦

  阻害しない配慮など考えることがたくさんあり、

  やりがいのある業務です。

  しかし、今回のようなスコアに関係する事象や

  (故意ではない)プレー妨害なども十分起こり

  得ます。

  やりがいを感じられるよう、常に初心に

  帰りながら業務をしたいと思います。

  スコアラー業務以外でも同じですが。

 

【本日の業務】

  第31組目(城間絵梨・イジミン・森桜子)の

  スコアラー。

  9:48分INスタート、昨日よりも若干遅い

  スタートでしたが、早く業務終了できました。

 

 

 

 

 

  昨日のショートホールでの渋滞はかなり軽減

  されていました。

  でもさらにスムーズな進行が必要ではない

  でしょうか。

  決勝のINコースで待ちが出るようなことが

  あると放送にも影響がでるでしょうから。

 

 

 

 

 

 

【本日の満足度】

  100点満点中、0点。

  今日一日いいこともありましたが、ナ・ダエ選手

  失格の事象だけで満足度の点数はつかない

  ですね。

 

 

 

Facebook投稿③

 

●2015(H27)1024(土)大会3日目

 第13回大会 NOBUTA GROUP マスターズGC

 レディースの決勝初日です。

 2オーバーまでの55名が決勝に残りました。

 アマチュアは1名です。

 

 

 

 

 

 

【トーナメント名称は正確に】

  トーナメント大会の名称は正式に使わなければ

  いけません。

  その大会にふさわしい名称を大会関係者が

  考え抜いて決定したものだと思います。

  大会開催の趣旨やスポンサーのPRなどの

  要素があると思いますが、安易に決めることは

  ないでしょう。

  今回の大会名称は「第13回大会 NOBUTA GROUP

   マスターズGCレディース」です。

  「NOBUTA GROUP」は全て大文字ですが、N と G が

  文字のポイントが大きいです。(Facebookでは

  表現できませんが。)

  また、「レディース」です。近年のレギュラー

  ツアーの多くのトーナメントは「レディス」と

  表記しています。逆にステップアップツアーは、

  「レディース」の表記が多いですね。

  ふだんゴルフ場の名前を書くときも

  「ゴルフ倶楽部」「ゴルフクラブ」をちゃんと

  使い分けているでしょうか。コンペの幹事を

  するときは気をつけておきたいですね。

  ただ、正式な名称であるはずの表記が統一

  されていないケースも見かけられます。

  同じトーナメントを「○○○選手権」や

  「○○○選手権競技」と表記したりします。

  使い分けているとも思えませんから、

  どちらかが誤りなんでしょうね。

 

【本日の業務】

  今日から決勝ですから組数も少なくなり、

  19組となります。スコアラー業務も19名で

  いいわけです。そこで抽選を行い、

  スコアラーとキャリングボードに振り分け

  ました。

 

  第4組目(大山志保・上田桃子・西山ゆかり)の

  スコアラーでした。

  とても多くのギャラリーさんたちが、移動

  しながらの応援です。「ナイスショット!」

  「入れ~!」「ナイスバーディ」など大きな声の

  声援があり、さすが土曜日の決勝だと実感

  させてくれました。

  ただ、ホール間の移動の際、ギャラリーさんの

  中に入ってしまうとなかなか次に進めなく

  なるので、人の動きも意識しながらの業務に

  なります。これもなかなか面白いところ。

  全員2アンダーからのスタートでしたが、

  大山選手と西山選手が1つスコアを落として

  しまいました。上田選手は一時は6アンダーまで

  スコアを伸ばしましたが、最後の3ホールで

  ボギーをたたき、1つスコアを伸ばすに

  とどまりました。

 

【役立ちました!】

  マスターズゴルフ倶楽部は比較的に自宅からも

  近く、何度か観戦したことがあります。

  印象的なホールは、15番・16番です。両ホールの

  間に大きな池があり、ボート(クルーザ)が

  浮かべてあります。

  ただ、ゴルフコースの各ホールを覚えるのは

  苦手です。ですからスコアラー業務の時には

  18ホール分のレイアウトを用意して、選手の

  ショットの位置を記録しています。

  速報本部にスコアを送信した後も内容の確認が

  できるので業務中の安心感があります。

 

  今日は上田選手が西山選手のマーカーで

  スコアをつけました。

  アテスト会場でそのスコアカードを確認して

  いた西山選手に「5番ホールの2打目はカラー

  でしたっけ?」と聞かれました。

  上田選手の記録が2オン2パットになって

  いたので、西山選手が確認したかったようです。

  「5番ホールの西山選手の2打目がどうなったか」

  なんて覚えていられる訳はありません。

  手元の資料を見て「グリーン手前のカラー」で

  あったことを伝えました。

 

 

 

  西山選手は、カラーだったことをほぼ確信して

  いたようですが、3オン1パットに修正し、

  スコアカードを提出していました。(トータル

  パット数は修正忘れでチェックされて

  いましたが。)

  今回も自作のホールレイアウトの記録が役に

  立ちました。

  (今回のスコアラーは、ショット・パット数

  のみでライの記録は行わない手書き業務でした。)

 

 

 

 

【速報板スタッフが見えない】

  コース内には何箇所かの速報板があります。

  学生アルバイトが担当しているのですが、

  彼らの姿が見えないのです。初日木曜日からの

  3日間、ほとんど姿が見えません。

  たまたまスコア更新のタイミングではなかった

  こともありますが、更新作業が終わったら

  ボードの後ろに控えているのです。

  速報板はギャラリーさんだけではなくて、

  選手も速報板を見ます。

  そして、スコアのみではなく速報板に掲示

  されている各企業の広告も見てもらわなくては

  いけません。

  更新作業が終わっても、速報板の前でウロウロ

  しているとスコアや各企業の広告を隠して

  しまいます。

  そういう意味では、今回の速報板を担当して

  いる学生アルバイトたちは、すばらしいと

  思いました。ボランティアが見習わないと

  いけないことかもしれません。

 

【スタッフウェア】

  さすがにこの時期のスタッフウェアは

  ジャンパーです。

  朝はとても寒くウィンドブレーカを着てから

  スタッフジャンパーを着ます。青いスタッフ

  ジャンパーですが、1種類です。TVクルー・

  運営スタッフ・学生アルバイトに加え

  ボランティアも同じです。

  これまでに経験したボランティアでは、

  ウェアやキャップの色が違っていて区別されて

  います。

  同じウェアを着ると他のスタッフたちとの

  一体感を感じますね。

 

 

 

 

 

【本日の満足度】

  100点満点中、70点。

 

 

 

Facebook投稿④

 

●2015(H27)1025(日)大会4日目(最終日)

 昨日(10/25(日))は、第13回大会NOBUTA GROUP

 マスターズGCレデース の最終日でした。

 最終日まで天気に恵まれ秋晴れの中での試合が

 行われました。

 

【本日の業務】

  第1組目(葭葉ルミ・鈴木愛・@新垣比菜)の

  キャリングボード係。全員1アンダーからの

  スタートです。

 

 

 

 

 

  最終日の今日はとても風が強く、

  サイドアゲンストやサイドフォローのホールは

  距離合わせが大変だったと思います。

 

  この風、キャリングボードにとっても迷惑

  なんです。ボードがまともに風を受けると、

  前に進むのが大変です。逆に後ろから急に強い

  風が吹くと腰を痛めかねません。

  ボードはアルミ製で軽量化されていますが、

  昔よりは強度が落ちているかもしれません。

  そのため、ボードの長さを最小限にして、

  シャフトの曲がりや折れることを防ぎます。

  「風を受けないようボードの向きを変えたら

  どう?」とスコアラーさんが言ってくれましたが、

  やはりギャラリーさんの方に向けたいと

  思いました。ボードが壊れない範囲で。

  強風の中、ギャラリーさんもたくさん観戦に

  来ています。グリーン周りで定点観戦の

  ギャラリーさんたちは次にグリーンに上がって

  くる選手のスコアがどうなっているのかに

  関心があります。中には双眼鏡でこちらを

  見ている人もいます。

  そんなギャラリーさんたちの目を意識して

  ボードの向きを変えたいので、風対応は

  二の次でした。

  選手と一緒に移動しながら観戦するギャラリー

  さんたちは、キャリングボードとともに移動

  しているので選手のスコアを把握しています。

  しかし定点観戦で待ち構えているギャラリー

  さんたちにはわかりません。

  ですから、できたら選手よりも早く「次に来る

  選手はこのスコアですよ。」とお知らせしたいと

  思っています。

  ただ、選手のプレーの邪魔になったり、

  ギャラリーさんの観戦の邪魔になるなら必須

  ではないと思いますが。

  (また最近のトーナメントでは、大会側が用意

  したスマホアプリで選手のスコアや現在の

  プレー位置がわかるようになっています。

  これも良し悪しがあるようですが。)

  前日までのスコアラーと同様に「スコアをつける」

  ことが主目的です。

  しかしキャリングボードはそれに加えて

  「スコアを見せる」ことをしなければなりません。

  コースレイアウト上、選手のティショットが

  確認できればスコアラーはティインググラウンド

  までは上がらないことがあります。

  しかしキャリングボードは、ティイング

  グラウンドで待っているギャラリーさんたちも

  いますから、必ず選手と一緒に上がります。

  ですから昨日までのスコアラーと違い、

  より多くの距離を歩くことになります。

 

  ティインググラウンドは、通常ギャラリー

  さんが三方向から選手を観戦しますから、

  より多くの人に見てもらえる場所を選んで

  ボードをセットします。ただ、毎回満足できる

  場所に移動できているとは言えません。

  ギャラリーさんの多さ、ティインググラウンドの

  形状、周囲の起伏、ホール間移動のタイミング

  などホールによって、また日によって変わって

  きます。

 

  ボードの向きはテレビや雑誌のカメラも意識

  します。特に雑誌のカメラマンの方は一人で

  撮影と記録を取っていきますから、多くの

  写真の間に選手名とスコアの写真があると

  助かるわけです。

  ですからボードのスコアを写真に撮って

  もらい易い方向に向けます。

  その時はこちらが、カメラ目線にならないよう

  意識しますが。

  ギャラリーさんが多いとホール間の移動も大変

  です。

  早めにスコアを入れ替えて即移動する必要が

  あります。

  そのために選手がパットを始めるまでに入替が

  必要になりそうな数字をポシェットの中で準備

  しています。

 

 

 

  例えば、トータル2アンダーの選手がバーディ

  パットを打つ前には、ひとつ小さいスコアの

  数字(赤い3の数字)を用意しておきます。

  また、トータル1アンダーの選手がロングパー

  パットを打つ前には、ひとつ大きなスコアの

  数字(0)を用意します。

  残った距離やパットの難易度によってはダブル

  ボギーを考慮して、二つおおきなスコアの数字

  (青い1の数字)も用意しておきます。

  ボールがカップインすれば、次の選手の

  パットが始まるまでにボードの数字を入替え

  ます。

  これを選手毎に繰り返します。

  ですから、パットの上手な選手やお先に

  パットをできるまで寄せてくれる選手は

  ありがたいですね。

  3選手が18ホール全てパーなら、キャリング

  ボード担当は一回もスコアの入替えをせずに

  済みます。(まずあり得ませんが。)

  逆にバーディ・ボギーを繰り返してくれるのは、

  スコアカード入替えの手間の割にスコアが

  上がらないので気持ち的にツライですね。

 

【優勝者】

  李 知姫選手がトータル9アンダーで今季2勝目を

  上げました。

  10年くらい続いているスイング改良がようやく

  つかめてきたと言います。

  最後まであきらめないというゴルフの精神が

  報われた優勝だったんですね。

 

 

 

 

【本日の満足度】

  100点満点中、80点。

 

【4日間を終えて】

  今回は4日間、フィールドを歩きました。

  会社をリタイアされたボランティアさんは

  4日間参加される方が多いと思いますが、

  毎日フィールドを歩く業務に就かれて元気に

  こなしておられます。

  それはすごいことですし、敬服します。

  初めて「マスターズGCレディース」で

  ボランティア募集が行われた今回、

  ボランティア参加した皆さんが、これまで

  以上にスタッフ側としての立ち居振る舞いを

  意識したのではないでしょうか。

  制約感を覚えた方もいましたが、これまでの

  ボランティア活動で慣れてしまっておろそかに

  なっていた行動に気付かされることも多かった

  ように思います。

  ボランティアの行動における個々の内容に

  ついては、「それは当然ダメでしょ」や「それも

  ダメなの」といったさまざまなものが

  ありますが、それは大会側の意思を尊重

  しなければいけないと思います。

  もしかすると、他の大会でも主催者側の思いに

  叶っていない行動をしているかもしれないと

  感じました。

  「初心に戻る」という意味では、よい大会に

  ボランティア参加させていただいたと思います。

  ただ、疲れました。

  早めに業務を終えたので、帰ってから12時間

  近く爆睡しました。