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=2/24(土)大会前日夜追記=
・とうとう大会当日の雨予報が覆ることはありません
でした。
・夜中から降り続く雨で、コースコンディションの
悪さが予想されます。
試合実施の前提でローカルルール追加の可能性を
考慮して補足を追加します。
①プリファードライ
②ロールドライ(スクイージー)
③グリーン上の無罰救済
④地面にくい込んでいる球
①プリファードライ
規則9.1では「球はあるがままにプレーする」と
なっていて、インプレーのボールはグリーン以外
では触ることはできません。
しかし、異常な状態のコースが広範囲にわたる
場合にはコースを保護する目的でローカルルール
が設定されることがあります。
一言でいうと「マークのあとボールを拾い上げ、
拭いて、救済エリアにリプレースする。」という
ことです。
「プリファードライ」の処置でゴルフ規則のガイド
ラインE-3にはそのひな型が書かれています。
内容にはバリエーションがあり、その都度大会側
が決定します。
確認するポイントは、2つです。
一つ目は、救済エリアのサイズです。
元ボールがあった基点から、6インチだったり、
1スコアカード、1クラブレングス、または元の
場所にリプレースしなければいけないのか。
二つ目は、救済の対象となるエリアです。
ジェネラルエリア(ラフやカラー含む)なのか
フェアウェイだけなのかです。
その他共通する注意点は、基点からホールに
近づかないことや、一度リプレースしたら二度と
ボールに触れてはいけません。2罰打になります。
②ロールドライ(スクイージー)
プロトーナメントでは競技委員や指名された
スタッフが、ローラー(スクイージー)でグリーン
上の雨水除去を行っています。
小学生の今大会では採用されないと思いますが、
これもやはりローカルルールによる決定が必要と
なります。
参考の意味になりますが例を載せます。
オフィシャルガイドJ-2に「一時的な水の除去」
として記載されています。
③グリーン上の無罰救済
ロールドライができない前提であれば、規則で
認められた処置を行えばよいことになります。
規則16.1dです。
グリーン上で完全救済できる場所がなければ、
元の場所に最も近いフェアウェイやラフが
ニヤレストポイントになることもありますね。
④地面にくい込んでいる球
雨のために地面が柔らかくなるとボールが
くい込んでしまいがちです。
「地面にくい込んだ球」は無罰で救済(ドロップ)
されます。
救済される条件は、規則16.3aに記載されて
いますが、以下には図16.3aを載せます。
その救済方法は、規則16.3bです。
地面にくい込んだ場所から1クラブレングスで
ホールに近づかないジェネラルエリアにドロップ
しなければいけません。
・少しでも雨の影響がないといいのですが、加えて
寒さも気になります。