382-38-103~105 ゴルフボラシェルパメモ

 

◎大会名称:第10回 京都レディースオープン

 

 

 

🔸1.この大会の有観客を初めて経験

🔸2.有観客、ボラ駐への影響

 

🔸3.18番はヒヤヒヤ

 

🔸4.クジ引き抽選で3週連続

 

 

◎開催期間:2023(R05).11.15(水)〜17(金)

 

◎大会概要:[主催:JLPGA]

      [共催:京都レディースオープン実行委員会]

      [後援:京都府、京都市、城陽市、

          関西ゴルフ連盟、

          京都府ゴルフ協会、京都新聞、

          日本経済新聞社]

      [協賛:各社(写真のとおり)]

 

 

◎ゴルフ場:城陽カントリー倶楽部

  〒610-0121 京都府城陽市寺田奥山1-46

  電話:0774-52-2525

 

 

 

 

 

◎インターネット(放送):YouTube

 ルーキー小林夢果が大接戦を制し、涙の初V!

 

 

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<入場者数(有観客)>

 1日目(11/15(水)):991名-天候:曇のち晴

   (前年(無観客)0名-11/16(水)天候:晴時々曇)

 2日目(11/16(木)):736名-天候:晴時々曇

   (前年(無観客)0名-11/17(木)天候:曇時々晴)

 最終日(11/17(金)):435名-天候:雨のち曇

   (前年(無観客)0名-11/18(金)天候:晴)

 合計:2,162名(前年(無観客)0名)

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(11/15(水))

 2日目(11/16(木))

 最終日(11/17(金))

 

<優勝者>

 優勝者:小林 夢果

 スコア:6アンダー

 

 

 

 優勝賞金:360万円

 賞金総額:2,000万円

 フルリーダーズボード

 

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<今回のボラ(募集)>

 [ボラ募集窓口]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 [ボラ運営(主)]

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 

 [ボラ本部]

  ・クラブハウス2回のコンペルーム

   (前日プロアマ戦後の前夜祭が行われた場所)

 

 

 

 

  ・ボラ本を出たベランダでスコアラーの

   業務説明が行われます。

 

 

 

 

  ・ボラ本隣のベランダから見た初日の朝焼け

 

 

 

 

 [募集業務]

  ①ボランティア本部

  ②練習場

  ③スコアラー

  ④ホールマーシャル

  ⑤スコアボード

  ⑥スコアカード撮影係

  ⑦[当日の追加業務:フォアキャディ]

 

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  第1日目(予選):11月15日(水)【ボラ参加1日目】

  天候:曇のち晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①スコアラー業務抽選に外れ、6番ホール

 2nd地点のフォアキャディ。

 2名で担当。

  当初フォアキャディ業務の募集は

  なかったが、急きょ、6番と17番に

  2名ずつ配置された。

  この2箇所のフォアキャディ4名体制は、

  3日間とも同じく。

  ・担当する6番は大きく打ち下ろす

   ホールです。

   最初の組がやって来るまでに、

   ティから我々がスタンバイする

   2nd地点の様子を確認しました。

   自分たちの場所が選手のティショットの

   際に邪魔にならないかどうか。

   また、白旗・青旗を振る際にどこまで

   出て行けば選手にわかりやすく見えるか

   どうか。

 

 

 

 

  ・JLPGAさんの旗は小さいので、My旗杭を

   使いました。

 

 

  ・最終組通過後、業務を終えて帰る途中、

   コースの方々が目土作業を行って

   いました。

 

 

 

  ・現地到着=08:20

   現地撤収=14:20(6時間00分)

   ボラ本着=14:55

 

 

🔸1.この大会の有観客を初めて経験

 ・この大会へのボラ参加は、新型コロナで

  大会中止となった2020(R02)年の翌年

  2021(R03)からで、今年で3回目です。

  2019(R01)年までは10月開催で、地元

  兵庫県で開催されるマスターズGCレディースと

  重なっていたためボラ参加できませんでした。

 ・そして過去2回は無観客でしたから、

  もともと無観客の試合だと思い込んで

  いました。

  ところが今回の有観客情報で過去の実績を

  見てみるとコロナ渦以前は有観客試合

  だったんですね。

 

 

 ・ここ城陽カントリー倶楽部では、

  2022(R04)年の日本女子プロゴルフ選手権

  大会コニカミノルタ杯や2021(R03)年の

  パナソニックオープンで多くのギャラリー

  さんがいたことを経験していますが、

  この京都レディースでの有観客は

  初めてでした。

 ・観客数は各日ともに1,000人には届かず

  でしたね。

  それでも早朝からやって来る熱心な

  お客さんもいました。

 

 

 

🔸2.有観客、ボラ駐への影響

 ・過去2回のボラ参加で利用していたボラ駐は、

  通常従業員さんたちの駐車場を一緒に利用

  させていただいていました。

  今年の業務案内でも同じ場所でしたから、

  ボランティア全員がその場所に駐めた

  のですが、なんとそこはギャラリー送迎用

  バスのロータリーとして使用することに

  なっていたようです。

 

 

 

 

 ・ボランティア本部で朝食を摂りながら

  業務説明待ちをしていると、

  ボランティアの車を移動させる旨の

  号令がかかりました。

  「何?何?何?」全員が「ブツブツ」

  言いながら自分の車のところへ

  向かいました。

  ほんの何台かが邪魔になっているのかと

  思いきや、全車両を移動させなければ

  いけない状況でした。

 ・我々の車は、さらに一段下の半分未舗装の

  スペースに移動しました。

  ヘッドライトが必要な暗さの中、順番に

  移動させていきますから結構な時間が

  かかりました。

  最後の1台は下の駐車場に駐めるスペースが

  なかったので、従来の上の駐車場に

  駐めさせてもらったようです。

 

 

 ・業務決定通知の際に駐車券が同封される

  場合と今回のようにボラ参加初日に

  渡される場合とがあります。

  同封する場合は、ボラ参加日数によっては

  「駐車券(やIDの)の悪用」が懸念される

  ことから、ボラ参加当日に配布される

  ケースが増えているように感じます。

  性悪説で考えなければいけないことは

  残念なことですが。

 ・今回は初日だからこその混乱ですが、

  それでも事前の周知文書の書き方で回避

  されたと思えます。

  また、この状況が運営側(警備担当と

  ボランティア運営担当)で共有されて

  いたのかなども疑問です。

 ・このボラ駐問題、いつまで経っても

  なかなかなくなりません。

  トーナメント会場があちらこちらの

  会場で行われますが、同じ試合でも

  毎年駐車場が同じ場所だとは限りません。

  新しい場所に変わったり、運営スタッフが

  新しい人に替わったりなどで情報の共有が

  できにくいのだと思います。

  ボランティア駐車場の場所やその運用の

  仕方、またボランティアへの確実な場所の

  伝達など、情報受信側に立ち想像力を

  フル活用して仕事してほしいと思います。

 ・ちなみに、この日に渡された駐車券は

  とても立派なもので、絵で描かれた複数の

  駐車場所を指定する内容になっていて

  翌日からの駐車に問題は発生しませんでした。

 

 

※今日の青空

 

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

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第2日目(予選):11月16日(木)【ボラ参加2日目】

  天候:晴時々曇

 

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第10組(保坂真由@中村心小野祐夢@山下アミ)のスコアラー

  保坂真由  OUT37+IN33=70(-1→-3  3位T)

  @中村心  OUT36+IN33=69(-1→-4  2位)

  小野祐夢  OUT41+IN36=77(-1→+4 41位T)

  @山下アミ OUT38+IN37=75(-1→+2 28位T)

 

 

 

   OUT=09:39〜12:22(所要2時間43分)

   IN =12:29〜14:59(所要2時間30分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=09:05

   現地撤収=15:06(6時間01分)

   ボラ本着=15:08

 

 

 

  ・今回の対象バンカーリスト。

   配布版はめずらしくカラープリント。

 

 

 

 

 

🔸3.18番はヒヤヒヤ

 ・今大会初のスコアラーは、今日予選

  最終日です。

  50位タイの選手までがあすの決勝に進む

  ことができます。

  ステップアップツアー最終戦ですから、

  少しでも賞金額を上げておきたいところ

  です。

 ・ただ一方で賞金ランキングであまり上位に

  いない選手などは、翌週からの

  QT(クォリファイングトーナメント)に

  照準を合わせて来シーズンの出場権を

  確保しようとします。

  いずれにしても今大会に出場しているから

  には、予選通過は必須です。

 ・スコアラー業務をしていても自分が担当

  する組の選手の当落はきになりますから、

  業務中もランキングの確認をします。

  そして50位タイのスコアと担当する選手の

  スコアとを確認します。

 ・前半のハーフを折り返した時点で、

  保坂真由選手と@中村心選手はアンダー

  スコアでしたからまず予選通過は大丈夫

  だと思いました。

 

 

  小野祐夢選手と@山下アミ選手は、後半は

  伸ばしていきたいところです。

 ・全員が1アンダーからスタートしましたが、

  @山下アミ選手は前半38と2つスコアを

  落とします。

  後半は10番はパーとしますが、それ以降は

  出入りの激しいスコアが続きドキドキ。

  最終18番でバーディを取り通算2オーバーで

  予選通過しました。

 

 

 ・最後までヒヤヒヤだったのは、

  小野祐夢選手でした。

  前半で41と5オーバーの結果でした。

  このままではマズイと思っていたら

  12番13番で連続バーディ、盛り返す感じに

  見えました。

  が、後半の16番17番でボギー、悪い流れで

  最終ホールです。

  担当する組は最終組の一つ前ですから、

  ほとんどの選手はホールアウトしています。

  そして、この時手元のランキングでは

  4オーバーまでが予選通過となって

  いましたから、小野祐夢選手は18番では

  パー以上が必須です。

  2ndからグリーンに向けて打ち上げていく

  18番。

  横に細長いグリーンの左奥にピンが切って

  あります。

  みんな2オンしてくれ、特に小野祐夢選手。

  と思う中、次々に2ndショットを打って

  いきます。

  しかし小野祐夢選手だけがグリーンを

  外しました。

  それもピンが近い左側のラフです。

  このアプローチショットだけは目が

  離せませんでした。

  小野祐夢選手はうまくピンに寄せ1パットの

  パーでホールアウト、予選通過となりました。

  最後までヒヤヒヤなスコアラー業務でした。

 

 

 ・ボランティア本部隣のベランダから見える

  18番グリーンです。

  最終日試合終了後の写真ですから、

  本日のピン位置ではありません。

 

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

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 第3日目(決勝-最終日):11月17日(金)【ボラ参加3日目】

  天候:雨のち曇

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第16組(福山 恵梨酒井 美紀青山 加織)のスコアラー

  福山 恵梨 IN37+OUT36=73(+4→+5 36位T)

  酒井 美紀 IN37+OUT39=76(+4→+8 46位T)

  青山 加織 IN36+OUT37=73(+4→+5 36位T)

 

 

 

   IN =10:45〜12:49(所要2時間04分)

   OUT=12:55〜15:01(所要2時間06分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=10:25

   現地撤収=15:08(4時間43分)

   ボラ本着=15:10

 

 

 

 

🔸4.クジ引き抽選で3週連続

 ・スコアラー業務でどの組を担当するかは、

  クジ引き抽選で決まります。

  各ボランティアの希望を聞く方法も

  あるのでしょうが、それでは収集が

  つかず業務説明までに担当組が

  決められない恐れがあります。

  一旦クジ引きで担当組が決まったあとは、

  ペアリングに担当ボランティア名を記載

  するまでの間、個人交替してもOKです。

  こうして最終的に決まった担当組は、

  その後勝手に組交替を行うことは

  できません。

  無線機のやり取りでスタッフが側が担当

  スコアラーを認識しますし、スタート

  ホールでボランティア名を読み上げて

  紹介してくれる大会もありますから。

 ・日頃から自分が組交替をお願いすることは

  ほぼありません。

  あるとすれば、スタート時刻が早い組を

  引いたときです。

  iPadminiの担当組情報の準備時間が確保

  できそうになければ、(どこでもいいので)

  より遅いスタート時刻の人の申し出を

  待ちます。

  逆に交替をお願いされた場合は、ほぼ承諾

  しますね。

  誰もがつきたいと思う有名選手、例えば

  石川遼くんなどを引いたときには、逆に

  替わってほしいとの要望はあまり受けない

  気がします。

  思いが同じであれば遠慮するのが普通

  なんでしょうね。

 ・そんなスコアラーの組抽選ですが、今回を

  含む過去3週連続で酒井美紀選手に

  当たりました。

  年間に4回当たったりする選手は過去にも

  ありましたし、2週連続で担当するケースも

  比較的ありますが、3週連続同じ選手は

  初めてですね。

 

 

 ・大阪→山口→京都と大会会場も

  バラバラですから、3週連続だと選手や

  ファミリーの方にも違和感があるかも

  しれません。

  レギュラーツアーでは酒井美紀選手の

  キャディを務めているのがお姉さんの

  酒井美香さんです。

  ステップアップツアーでは帯同キャディは

  つけられませんから、お姉さんは

  ギャラリーとして妹美紀選手のプレーを

  応援しています。

  酒井姉妹には誤解のないよう、3回とも

  組抽選で当たったことをお伝えして

  おきました。

 ・選手のみなさんは男女問わずボランティアの

  業務姿勢について少なからず感じるところが

  あるのではないかと、日頃から思っています。

  自分が目指すボラシェルパ像の一つである

  「選手がプレーしやすい環境づくり」が

  ちゃんと実現できれば、ボランティア全体の

  評価も上がっていくのではないかと

  思っています。

 ・酒井姉妹もボランティアに対するさまざまな

  思いがあるようですね。

  選手のプレーに影響を与える状況では

  躊躇なくボランティアに注意しますし、

  良いスコアラーに対しては評価の言葉を

  言ってくれるそうです。

  ボランティア活動はスタッフ側の役割

  ですから、プレー中に選手やキャディさんに

  注意されることがあってはいけません。

  なるべく選手たちのプレーフィールドに

  入らずに業務ができるよう意識したい

  ものです。

 ・今回の京都レディースがステップアップ

  最終戦です。

  最後に酒井美紀選手がくれたサインボールに

  「ありがとうございました」と過去形で

  書いてありました。

  感謝の言葉が添えられるのはとても

  うれしいことですね。

  (サインの日付が前日になっていましたが(笑))

 

 

 

※最終日試合終了後、西日が当たる18番

 グリーン横スコアボード。

 

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

 

※2日目・最終日のサインボール。

 

 

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、90点。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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