381-37-100~102 ゴルフボラシェルパメモ

 

◎大会名称:第2回 山口周南レディースカップ

 

 

 

 

🔸1.早朝ボラ本の照明

🔸2.2番の対象バンカーの不思議

 

🔸3.傘さして何とか使えた

🔸4.中断ホーン後のプレー継続不可(2分ルール)

 

🔸5.ボラ初心者に伝達し導ける人

 

 

◎開催期間:2023(R05).11.9(木)〜11(土)

 

◎大会概要:[主催:JLPGA]

      [共催:㈱トクヤマ、

          山口周南レディースカップ実行委員会]

      [特別協賛:双日㈱]

      [後援:山口県、周南市、岩国市、

          下松市、光市、防府市、

          柳井市、徳山商工会議所、

          新南陽商工会議所、

          岩国商工会議所、

          下松商工会議所、

          光商工会議所、

          防府商工会議所、

          柳井商工会議所、

          山口県スポーツ協会、

          中国ゴルフ連盟、

          山口県ゴルフ協会]

      [協力:一般社団法人 周南カントリー倶楽部]

      [特別協力:西日本旅客鉄道㈱]

 

◎ゴルフ場:周南カントリー倶楽部

  〒745-0631 山口県周南市大字安田355

  電話:0833-91-0311

 

 

 

 

 

 

 

◎インターネット(放送):YouTube

 5打差を逆転!新海美優が大会連覇達成!

 

 

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<入場者数>

 1日目(11/09(木)):1,037名-天候:曇時々晴

   (前年675名-11/10(木)天候:晴)

 2日目(11/10(金)):445名-天候:雨

   (前年941名-11/11(金)天候:晴)

 最終日(11/11(土)):1,620名-天候:晴時々曇

   (前年1,360名-11/12(土)天候:晴のち曇)

 合計:3,102名(前年2,976名)

 

 

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(11/09(木))

 2日目(11/10(金))

 最終日(11/11(土))

 

<優勝者>

 優勝者:新海 美優

 スコア:9アンダー

 

 

 

 優勝賞金:360万円

 賞金総額:2,000万円

 フルリーダーズボード

 

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<今回のボラ(募集)>

 [ボラ募集窓口]

  ・周南カントリー倶楽部

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 [ボラ運営(主)]

  ・周南カントリー倶楽部

  ・㈱ザ・ヘッドクォーターズ

 

 [ボラ本部]

  ・9番グリーン北側屋外テント

 

 

 

 

 [募集業務]

  ・コース募集

    ①練習場

    ②コースマーシャル

    ③スコアボード

  ・HQ募集

    ④ボランティア本部

    ⑤スコアラー

 

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  第1日目(予選):11月09日(木)【ボラ参加1日目】

  天候:曇時々晴

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第9組(林 菜乃子・@草薙 さくら辻 梨恵P.サイパン)のスコアラー

 

  実は組抽選では第3組(但馬友・奥山純菜・

  小野祐夢・山田彩歩)を引きましたが、

  スタート時刻が早すぎてiPadminiの

  準備をすることができず、(誰でも

  いいから)組交替して。と要望して

  第9組と替わってもらいました。

 

 

 

  林 菜乃子  OUT36+IN37=73(0→+ 1  43位T)

  @草薙さくら OUT46+IN43=89(0→+17 108位)

  辻 梨恵   OUT36+IN38=74(0→+ 2  55位T)

  P.サイパン  OUT34+IN34=68(0→- 4   3位T)

 

 

 

   OUT=09:39〜12:03(所要2時間24分)

   IN =12:09〜14:51(所要2時間42分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=09:15

   現地撤収=14:59(5時間44分)

   ボラ本着=15:01

 

 

 

  ・朝のスコアラー業務説明風景

 

 

 

 

※今日の青空

 

 

 

🔸1.早朝ボラ本の照明

 ・10月の大会くらいから、ボランティア

  本部集合時刻でも周囲は真っ暗です。

  少し時間が経てば明るくなってくる

  のですが、真っ暗では受付名簿へ

  チェックするのにも困ります。

  ランタンなどあれば短時間の「真っ暗」には

  対応できるのですが、今回は運営側にも

  その準備もありません。

 ・その代わりに毎日使われたのは、

  スタッフが借りていたレンタカーの

  ヘッドライトです。

  ボランティアテントの入口付近を照らして

  受付業務をしていました。

 ・テントの中も真っ暗ですが、常連

  ボランティアのみなさんは自主的に用意

  している懐中電灯などを使用していました。

 ・トーナメントシーズンの始まる3月頃や

  終盤の10月以降は、日の出時刻が遅く

  暗い時間帯に集合しなければいけません。

  そためフラッシュライトも必需品です。

  ボランティア駐車場から送迎バス乗り場の

  間の暗闇やゴルフ場内でボランティア

  本部に向かう途中の暗闇ではフラッシュ

  ライトは必須です。

  ボランティアが使用するフラッシュライト、

  なるべくルーメン値の大きいものを

  選びたいですね。

 

 

 

🔸2.2番の対象バンカーの不思議

 ・事前に作成した対象バンカーリスト

  ラミネート版、配布された対象バンカー

  リストと照合して誤りがないか確認

  しました。

  すると2番ホールグリーン右手前の

  バンカーが新たに対象となっています。

  「???これが対象になるの???」と

  思いました。

  それでも決定事項ですから、その

  バンカーにボールが入ればサンドセーブ

  記録の対象になります。

 ・なぜ疑問に思ったのか。

  それはJLPGAが決めている対象バンカーの

  条件を満たしていないからです。

  JLPGAでは、グリーンエッジから

  30ヤード以内に全部がおさまる

  バンカーを対象とすることになって

  いるようです。

  グリーンに近い場所にあるバンカーでも

  その一部が30ヤードより外にあれば

  それは対象バンカーにはならない

  ということです。

 ・今回の2番ホールのバンカーは、

  最も遠いところで40ヤードを超えて

  います。

  対象バンカーとする条件が他に

  あるのでしょうか。

 

 

 ・今回の対象バンカーリストです。

 

 

 

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

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第2日目(予選):11月10日(金)【ボラ参加2日目】

  天候:雨

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第13組(保坂 真由新海 美優山田 成美酒井 美紀)のスコアラー

 

 

 

  保坂 真由 OUT35+IN36=71(-2→-3 11位T)

  新海 美優 OUT37+IN37=71(-3→-4  6位T)

  山田 成美 OUT37+IN35=72(-3→-3 11位T)

  酒井 美紀 OUT37+IN35=72(-4→-4  6位T)

 

 

 

   OUT=10:22〜13:29(所要3時間07分)

      13:00~13:25 雨によるコース

      コンディション不良のため競技中断。

   IN =13:39〜16:19(所要2時間40分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=09:55

   現地撤収=16:27(6時間32分)

   ボラ本着=16:29

 

 

 

 

🔸3.傘さして何とか使えた

 ・今日は時折雨が降りそうな感じの予報

  でした。

  こんな時に判断に迷うのがスコアラー業務で

  「iPadominiを使用するかどうか」です。

  画面に雨滴がつくとペンシルが滑って

  文字が書けなくなりますし、本体や

  ペンシルの故障も気になります。

  それでも可能な限りiPadminiを使用して

  スコアラー業務の精度を上げたいと

  思っていますから、微妙な雨予報の際は

  とても迷います。

 ・しかし、今回はスコアラーの傘の使用が

  認められていました。

  スコアラーが傘をさして業務するのは

  あまりかっこいい姿ではないと思って

  います。

  それでも支給されるスコア送信用端末や

  無線機を濡らさずに使用できるメリットは

  あります。

  一応スコア送信用端末や無線機は防水

  機能はあるのですが。

 

  (写真は初日(前日)のもの。)

 

 ・10:22に1番ホールをスタートする時点

  ではすでに小雨が降っていました。

  ティ周辺には多くのギャラリーさんが

  いましたが、傘をさしてスコアラー業務を

  開始しました。

 ・iPadminiとスコア送信用端末は左手で

  持って、右手はボタン操作または

  ペンシルで使用しますから、傘は左肩と

  首で支えます。

  手が3本ほしいところですが、風があまり

  なかったこともあり、何とか18ホール

  iPadminiを併用したスコアラー業務が

  できました。

  最大の難関だったのは、9番ティ辺りから

  雨足が強くなり、グリーン上で試合中断に

  なった時です。

  機材を濡らさないようにするのに必至

  でした。

 

 

🔸4.中断ホーン後のプレー継続不可(2分ルール)

 ・前半の8番を終え、9番ティに向かう

  頃から雨足が強くなってきました。

  4選手がティショットを打つ間にもさらに

  激しく降り始めました。

 ・2nd地点に着くまでに無線機から聞こえて

  くるのは、グリーンに雨が溜まっている

  ことでロールドライ(Roll Dry)の要請

  でした。12:50頃からロールドライの要請が

  始まりました。

  それが2箇所・3箇所・・・と続き始めました。

  ロールドライを行うためには、

  競技委員さんが現地に向かう必要が

  ありますから、「たぶんこのままでは対応

  できない。」と直感的に感じました。

 ・そして我が第13組も9番グリーンに到着

  しました。

  グリーン左側カート道からの遠目では、

  グリーンに水が溜まっているようには

  見えませんでした。

 ・保坂真由選手だけは、グリーン手前からの

  ナイスアプローチでパーパットを沈め

  ホールアウトしました。

  そこで新海美優選手から呼ばれ、ロール

  ドライをしてほしいとの要請でした。

  ここまでの8ホールで新海美優選手が

  短い「お先にパット」を全くしないほど

  慎重にプレーしていましたから、

  グリーンのコンディションにシビアに

  なるのはよくわかります。今回も上位に

  いますし連覇もかかっています。

  すぐに無線で速報本部に対し9番グリーンの

  ロールドライを要請しました。

  その直後です。13:00に競技中断の

  ホーンが鳴りました。

  ホーン1回の即時中断ではなく、コース

  コンディション不良による通常の中断での

  複数回ホーンでした。

  ですから、選手たちは自分たちがいる

  当該ホールをホールアウトするまで

  プレーを続行できます。

 

 

 ・ところがここ9番グリーンでは、ややこしい

  ことが起こりました。

  中断ホーンが鳴った後にグリーンの

  ロールドライが行われたのですが、誰も

  プレー再開しません。

  この9番グリーンをホールアウトすれば

  ハーフが終了し一旦クラブハウスに戻る

  こともできるのに。

  先にホールアウトした保坂真由選手が

  カート内で雨宿りしているそのそばにいた

  自分は、「なぜ選手たちはプレーを再開

  しないのか?」と不思議に思いました。

 ・後で聞いてみると2分間ルールが適用された

  のではないかとのことでした。

  通常の中断でホーンが鳴った後に選手

  自身がプレーを続けるか中断するかを

  判断する時間として通常2分以内が

  認められているようですが、ロール

  ドライをかけている時間などでその2分間を

  超過したことから、プレー再開のホーンが

  鳴るまで中断せざるを得なかったという

  状況のようです。

 

 

 ・中断前からロールドライを要請して

  プレー続行の意思を示していたわけですが、

  ホーン鳴動で中断となった13:00以降に

  選手達のプレー続行の意思表示確認が

  できなかったためにこのような結果に

  なったのでしょうか。

  ロールドライを待つ選手たちは当然

  プレー(ホールアウト)するつもりだった

  のでは?と思うのですが。

  そのあたりのことは、9番グリーンに

  榊原淑恵競技委員も来ていて選手たちと

  話をしていましたから問題ないのだと

  思います。

  ただ、今でも疑問に残るのは、

  中断ホーンが鳴る前からのプレー続行

  意思(ロールドライ要請)は中断ホーンが

  鳴ったら再度意思表示しなければ

  ならないのかということです。

  また、中断ホーンが鳴ったあとにロール

  ドライが行われていますから、それを

  見ていた選手たちは「これが終われば

  プレー続行する。」と考えていたのでは

  ないかと思うんですね。

 ・強い雨も一過性で、13:25にはプレー再開の

  ホーンが鳴りました。

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 ><! 写真の撮り忘れ。

 

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 第3日目(決勝-最終日):11月11日(土)【ボラ参加3日目】

  天候:晴時々曇

 

 

 

 

 

<本日の業務>

①第17組(鬼頭さくら森彩乃坂下莉翔子)のスコアラー

 

 

 

  鬼頭さくら IN36+OUT38=74(+3→+5 47位T)

  森 彩乃   IN36+OUT35=71(+3→+2 30位T)

  坂下莉翔子 IN40+OUT38=78(+3→+9 54位)

 

 

 

   IN =09:25〜11:37(所要2時間12分)

   OUT=11:47〜13:54(所要2時間07分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ・現地到着=09:19

   現地撤収=14:03(4時間44分)

   ボラ本着=14:05

 

 

 

 

🔸5.ボラ初心者に伝達し導ける人

   (あえて辛辣な意見を)

 ・昨年始まったこの大会は、ボランティア

  募集の窓口が2つあります。

  コース(周南カントリー倶楽部)募集と

  HQ(㈱ザ・ヘッドクォーターズ)募集です。

  大会当日もボランティア運営は別個に

  行われます。

 ・コース募集の人たちは地元の人が多く

  コースのメンバーも多いようです。

  一方、HQ募集で集まる人は他県(遠隔地)

  からの人が多くボランティア経験も

  豊富です。

  周南カントリー倶楽部ではかつて女子の

  レジェンズチャンピオンシップも開催

  されましたが、スコアラー業務が初めての

  人が多く、速報本部担当の人がとても

  苦労されていました。

  山口県でのトーナメントが少なく

  ゴルフボランティアの数も少ないのが

  現状だと思われます。

 ・しかしボランティアの経験の大小は

  地域性の問題ではなく、個人差だけの

  ことだと思っています。

  トーナメントが多く開催される場所でも

  初心者は多くいますね。

  どの地域でも同じですが、初心者に

  対してボランティア業務のあるべき姿を

  正しく伝え、楽しんでもらえるよう導いて

  くれる人の存在が大切だと思っています。

  それは誰かというと、まずは募集元の

  スタッフです。そして次にボランティア

  経験者です。

 ・今大会の場合で言うと、HQ募集の

  ボランティアは経験を積んだ人が

  多いのですが、コース募集の

  ボランティアさんたちは昨年に続き

  ほぼ未経験の人たちと言わざるを得ません。

  そしてそれ自体は仕方のないことですが、

  残念なのは彼らにボランティア業務を

  伝える人が、(役割分担上)ゴルフ場の

  方しかいないことです。

 ・コース募集の人たちの業務は、①練習場・

  ②コースマーシャル・③スコアボードです。

  練習場とスコアボードについては、

  コメントできるほど業務を見ていませんが、

  コースマーシャル(ギャラリー整理)に

  ついては、意識を変えていただきたい方が

  多くいました。

  しかしこの状況は他のトーナメントでも

  大差ない場合もあります。

 ・何が決定的に違うのか。

  やはり初心者ボランティアさんに基本的な

  部分から伝えられる人がいないことだと

  思います。

  昨年に続き今年もそのことを痛感しました。

  「無理を言うとボランティアが集まらない。」

  「コースのメンバー」を一般ボランティアと

  別扱いにしている。

  「昼食をボランティア本部で食べられるよう

  現場からの送迎を行う。」

  「ただ観戦しかしていないコースマーシャル。」

  などです。

 ・別テントになっていることもあり、

  HQ募集のボランティアとコース募集の

  ボランティアは全くの別行動。

  ボランティア活動について話をする

  タイミングも難しい状況です。

  コースのボランティア担当の方は

  ボランティア業務についてあまりご存じでは

  ないようですし、我々も(上から目線では

  ないですが)初心者の方に伝えられる

  (時間的・空間的)状況にないことが一番の

  問題ではないかと思いました。

 ・昨年の大会初日に、「来年はこの大会には

  来ない。」と思いました。

  いやな言い方かもしれませんが、

  「同じボランティアと思われたくない。」と

  感じたからです。

  しかし最終日を終えて、来年はもっと改善

  されているかもしれない。と希望を持って

  今年のボラ参加を決めました。

  が、来年、もし今回同様にコース募集と

  HQ(等)募集に分かれるなら改善のきっかけは

  ないかもしれません。

  その時はボラ参加をやめると思います。

 

 

※朝食

 

 

※昼食

 

 

 

※サインボール。

 

 

 

 

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<今回のボラシェルパ参加満足度>

  100点満点中、50点。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

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