315-08-15~17 ゴルフボラシェルパメモ

 

◎大会名称:第4回 Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament

 

 

 

 

 

◇0.新型コロナウィルス感染防止対策

  (コロナ渦ではあるが詳細の記載は省略。)

🔸1.今週も桜のトーナメント会場

🔸2.「タイムリー」と命名された速報板

🔸3.ドアパンチの心配なし

🔸4.10番の白鳥のお出迎え

🔸5.2桁の4人分更新は結構大変

🔸6.カットラインの動きに一喜一憂

🔸7.スタート8分遅れ...その後も...

🔸8.有観客の感染防止対策のあれこれ

 

 

◎開催期間:2022(R04).04.07(木)〜09(土)

 

◎大会概要:[JLPGA] 

      [共催:ヤンマー]  

 

◎ゴルフ場:琵琶湖カントリー倶楽部

     〒520-3005 滋賀県栗東市御園513番地

     電話:077-558-0121

 

◎インターネット放送:GOLFTV・DAZN

 

=======================

 

<入場者数(有観客:大会関係者を含めて各日1,500人)>

 1日目 (04/07(木)):560名-天候:晴

      (3年前523名-04/12(金)天候:晴時々曇)

 2日目 (04/08(金)):515名-天候:晴

      (3年前1,009名-04/13(土)天候:晴)

 最終日 (04/09(土)):951名-天候:晴

      (3年前406名-04/14(日)天候:曇時々雨)

 合計:2,026名(3年前1,938名)

 

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目(04/07(木))

 2日目(04/08(金))

 最終日(04/09(土))

 

<優勝者>

 優勝者:脇元 華

 スコア:7アンダー

 

 優勝賞金:540万円

 賞金総額:3,000万円

 フルリーダーズボード

 

=======================

 

  第1日目(予選):04月07日(木)・・・【ボラ参加】

  天候:晴

 

 

 

 

 

 

<本日の業務>

  ①タイムリーボード

    クラブハウス前の練習グリーン

   横に設置されたタイムリーボードの

   表示更新担当。

 

   現地到着=07:50

   現地撤収=16:08(8時間18分)

   ボラ本着=16:12

  

🔸1.今週も桜のトーナメント会場

 ・先週の女子レギュラーツアー

  「ヤマハレディースオープン葛城」

  に続き、今週の琵琶湖カントリー

  倶楽部にもあちらこちらに桜の

  花が咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」のイメージカラーも桜色です。

 

 

 

 

🔸2.「タイムリー」と命名された速報板

 ・入場ゲートから来場した

  ギャラリーさんは、コースに向かう

  前に必ずタイムリーボードの前を

  通ります。

 

 

 ・お目当ての選手がどのホールで

  プレー中かを確認して出かけて

  いきます。

  現時点でのスコアも確認して

  いきます。

 ・トーナメント会場に配置される

  スコア速報板には、6~12名の

  上位選手のスコア(トータルと

  本日スコア)とプレー中ホールが

  掲示されるのが一般的です。

 ・しかし、このタイムリーボードには、

  本日スコアこそありませんが

  全選手分のトータルスコアと

  現在プレー中ホールを掲示

  しています。

  予選の2日間は、108名(初日)、

  106名(2日目)の選手の状況を

  反映します。

 ・このボードは「現在地ボード」と

  呼称されることもあります。

  選手のプレーホールを示す

  ボードという意味です。

 ・ボードの呼び方によって業務

  実施精度を変えることは

  ありませんが、今回のように

  「タイムリーボード」という

  名称ではよりリアルタイム性を

  求める雰囲気がチーム内にも

  あったような気がします。

 ・多くのギャラリーさんたちが

  見ていることも意識しながら

  更新頻度を上げていきます。

 ・タブレットデータの確認・指示役と

  ボード更新役の2名でペアになり、

  第1組から第27組までのスコアと

  プレー中ホールを更新して

  いきます。

  一通り見直しが終了する頃には、

  もうすでに最初のほうの組の

  状況が変わっています。

  ですから更新にかける時間を

  なるべく短くすることが大切です。

  おまけに更新中は自分の体で

  ボードを隠してしまいますから、

  なるべく短時間で更新することが

  好ましいです。

 ・すみやかな更新のためにスコア

  数字などをテーブルやボードに

  スタンバイしておきます。

  ボードの隅に貼るのは若干

  見栄えが悪いかもしれませんが、

  背に腹は代えられない。と

  目をつぶります。

 

 

 

 

 

 

 ・上位陣だけを表示するスコア

  速報板に比べると格段に

  業務量が多いです。

  その分満足感も高くなりますね。

 ・初日はこんな感じで終了しました。

 

 

🔸3.ドアパンチの心配なし

 ・今回のボランティア駐車場は、

  コース内の既存練習場です。

 

 

 ・スタッフに誘導された場所は、

  中途半端な間隔で車が停められて

  いる場所の端っこ。

  どうやら輸送関係スタッフが

  やって来る前に、早く到着した

  ボランティアがすでに駐車して

  いたらしく、駐車間隔が中途

  半端に空いていたよう。

  そこに誘導されたので、

  ありがたいことに車間は十分で

  ドアパンチの心配も不要でした。

 

 

🔸4.10番の白鳥のお出迎え

 ・昨年の日本オープンゴルフ

  選手権競技の時と同じく、

  10番ホールから近いカート庫が

  ボランティア本部です。

 ・ボランティア本部に向かう途中に

  あるのが10番ティ前の池。

  そこには2羽の白鳥がいます。

  今回もボランティアを

  お出迎えします。

 

 

 

 

 ・昼間は20℃を越える気温ですが、

  朝はとても寒いです。

  白鳥も寒そう。

 

 

 

 

 

 

 

=======================

 

第2日目(予選):04月08日(金)・・・【ボラ参加】

  天候:晴

 

 

 

 

<本日の業務>

  ①タイムリーボード

    クラブハウス前の練習グリーン

   横に設置されたタイムリーボードの

   表示更新担当。

 

   現地到着=07:58

   現地撤収=16:18(8時間20分)

   ボラ本着=16:25

  

🔸5.2桁の4人分更新は結構大変

 ・本日もタイムリーボード業務

  でした。

  本日は3名でいずれも前日からの

  経験者ですから、要領は皆

  心得ています。

  スタッフがペアリング順に

  並べ替えてくれています。

 

 

 ・初日の成績を見るとアンダー

  パーの選手が6名、パー

  プレーが5名でした。

  グリーンが難しいという声を

  よく聞きました。

 ・そして2日目が進むにつれて

  スコアを落とす選手が増えて

  きました。

 ・我々は、ほぼリアルタイムに

  スコアを更新しているので

  全体の動きがよくわかります。

 ・INスタートの組には2桁

  オーバーの選手も出てきました。

 ・タブレットを見て読み上げて

  くれるスコアを聞きながらスコアを

  貼り替えていきますが、4名の

  スコアを使い回しできるかどうか

  など考えながら素早く手を

  動かしていきます。

  ところが2桁スコアになると、

  リズム良く入替えできない

  場面がでてきます。

  「えっ今いくつって言いました?」

  「ちょっと待ってくださいね。」

 ・1桁も2桁もあまり変わらないと

  思うのですが、INスタート側の

  変更には苦労しました。

 ・そしてオーバースコア用の青い

  数字は20オーバーまでしか

  ありません。

  21オーバー以上の恐れも

  でてきたことから、スタッフに

  連絡しました。

 ・若いスタッフがやって来て、

  にわか作り(数字を切り刻んで)で

  作成してくれました。

  この日は21オーバー1枚を

  使用する結果となりました。

 

 

 

 

🔸6.カットラインの動きに一喜一憂

 ・予選の最終日です。

  上位50位タイの選手までが

  明日の決勝に残ります。

 ・常にスコアを見る業務のため、

  カットラインの動きにも敏感に

  なってきます。

 ・今回のタイムリーボードには

  カットラインを表示する場所は

  ありませんが、ギャラリーさん

  からの問合せもあることから、

  午後からは常に確認をして

  いました。

 ・朝の時点では3オーバーまでが

  予選通過でしたが、次第に

  全体のスコアが落ちてきて、

  3→4→5→6→7オーバーと

  大きな数字になってきました。

 ・どんどん選手がホールアウト

  していき、カットラインの変化の

  可能性も少なくなってきた後半、

  7か8かという局面になって

  きました。

  カットライン上の選手の

  バーディやボギーでカット

  ラインが動くという状況、業務を

  しながら臨場感を感じる瞬間

  でもあります。

 ・プレー中の残る8オーバーの

  3選手のうち誰かがバーディを

  とればカットラインが8オーバー

  から7オーバーに変わると内輪で

  話をしていたら、N選手が最終

  18番でバーディを取りました。

  その瞬間残った8オーバーの

  選手は予選カットになりました。

 ・これで決まりか。ちょうど50名で

  決勝が行われると思い込んで

  いました。

 ・ところがあとで確認してみると、

  8オーバーの60名が決勝に

  進む結果になっていました。

  7オーバーの誰かがボギー

  (or 6オーバーの選手がダブル

  ボギー)を打ったと思われますが

  その点は確認できませんでした。

 ・より多くの選手が決勝を争うことは

  それぞれの選手を応援する

  ギャラリーさんたちにとって

  うれしいことですね。

 ・60-50=10名分の賞金は

  JLPGA持ちとなるのかな。

 

 

=======================

 

  第3日目(決勝-最終日):04月09日(土)・・・【ボラ参加】

  天候:晴

 

 

 

 

 ・ゴルフ場に着いて、早朝の

  タイムリーボードを見ました。

  60名分の準備ができて

  いました。

 ・これだけの選手数なら

  タイムリーボードは楽かな。

  と思いながらボランティア本部に

  向かいました。

 

 

<本日の業務>

  ①第9組(常 文恵森井 あやめJ・H・リ)のスコアラー

   常 文恵   OUT39+IN37=76

          (+3→+7 16位T)

   森井あやめ OUT39+IN40=79

          (+2→+9 32位T)

   J・H・リ    OUT38+IN41=79

          (+2→+9 32位T)

 

 

   OUT=08:58〜11:15(所要2時間17分)

   IN  =11:19〜13:39(所要2時間20分)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※18番(最終ホール)終了後に

  グリーン脇で3選手に最後の

  あいさつをしたあとは、

  アテスト会場への入場および

  アテスト終了までの待機が

  不要であるため、機材を

  しゃ断用フェンスの外から

  ボックスに返却して業務終了

  となります。

 

 

   現地到着=08:30

   現地撤収=13:59(5時間29分)

   ボラ本着=14:03

  

🔸7.スタート8分遅れ...その後も...

 ・1番スタートホールでスタンバイ

  していると、3つ前の第6組が

  スタートホール2nd地点で

  競技委員要請を行う無線が

  聞こえてきました。

 ・自分たちがスタンバイしている

  場所から2nd地点が見えますが、

  トラブルの内容はわかりません。

  少しだけラフに入った場所ですが、

  処置にずいぶん時間が

  かかっていまいました。

 ・次の組がスタートしたのは

  ちょうど10分遅れでした。

 ・そしてわが第9組がスタート

  したのは、8分遅れの

  8:58でした。

 ・ところがそのホールでティショットの

  トラブルなどがあり、1番ホールは

  18分間かかりました。

  1番は326ヤードの

  (上りはあるものの)短いミドル

  ホールですが、ロングホール

  なみの時間がかかって

  しまいました。

 ・次のショートホールでは前の組は

  もう見えません。

 ・3番ロングホールに来たところで

  競技委員のTプロが選手に

  スロープレーの警告をしました。

  その後5番ホールを終えたところで

  とうとうイエローカードが

  出されました。

  まだ前の組の選手の姿は

  見えません。

 ・T競技委員さんは3Tから7Tまで

  第9組についてくれました。

  そしてT競技委員さんがいなく

  なったと思ったら、次の8番2nd

  地点から12GまでK競技委員さんが

  ついてくれました。

 ・これまでプレーが遅いと言われる

  選手が第9組にいますが、

  結果的にOUTは2時間17分、

  INは2時間20分でした。

  この日のタイムパーの数字は

  不明ですが、(時間的には)極端に

  遅いプレーではないように

  思えます。

  ただし前の組が最後まで

  見えなかったということは、

  標準時刻(タイムパー)に遅れて

  しまっていたわけですね。

 ・スコアラー業務でこれだけの

  時間競技委員さんがついてくれた

  のは初めての経験です。

 ・プレーの早い選手を見るととても

  気持ちがいいものです。

  プロゴルファーの1打1打が

  賞金額を左右します。それでも

  早いプレーリズムを意識して

  ほしいですね。

 

 

🔸8.有観客の感染防止対策のあれこれ

 ・大会関係者を含めて1日上限

  1,500人の有観客試合でした。

 ・入場ゲートではギャラリーさんは

  名前や連絡先電話番号を

  記載しています。

 

 

 

 

 ・そして検温が終わった

  ギャラリーさんには、

  「検温シール」が配布されます。

  3日間色違いのシール、

  最終日はイメージカラーの

  ピンクでした。

  シールを渡す係のスタッフが

  写真を撮らせてくれました。

 

 

 ・コースのあちこちにも感染防止の

  注意書き看板がありました。

 

 

 ・ボランティア本部になっている

  カート庫は天井も高く明るかった

  ですね。

 

  ただ、3人用テーブルに

  互い違いに3名が座る形態と

  なっていて、状況によっては

  対面座になる恐れもある。

  セパレータはなかったので

  少し心配。

 ・ボランティア本部のトイレ用

  手洗いにはハンドソープが

  ありました。

  HQ(ザ・ヘッドクォーターズ)さんは

  いつもハンドソープを準備して

  くれているのでありがたいですね。

 

  この手洗いはギャラリーさんたちも

  使うためか、ハンドソープの

  減り方がいつもより激しい

  気がしました。

 

🔸9.日本オープンのなごり

 ・昨年10月にこの会場で行われた

  男子ツアーの「第86回日本

  オープンゴルフ選手権競技」の

  なごりがありました。

 ・練習場の芝を貼り替えた部分は

  まだ育成中ですが、昨年男子

  プロが練習で使用したエリアです。

  今回女子はその前方で練習を

  しています。

 

 

 

 

 ・日本オープンのために1番と

  10番の距離を伸ばすため、

  後方に新たに造ったティイング

  エリアです。

  ローピングで囲われていなければ、

  どこにティイングエリアがあるのか

  わかりませんでした。

 

 

 

 

=======================

<今回のボラシェルパ実施満足度>

  100点満点中、90点。

=======================

《ありたいゴルフボラシェルパ像》

 ●●● ①②③の同時達成を目指す!  ●●●

   ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

   ②選手がプレーしやすい環境づくり。

   ③自分を含むボラシェルパが業務を

    楽しめる環境づくり。

=======================