262-03-03~04 ゴルフボラシェルパメモ

 

  

 

  

 

  

 

🔸1.観客ありの試合へのボラ参加

🔸2.新型コロナウィルス感染防止対策

🔸3.コロナ渦でのギャラリーゲートの様子

🔸4.ギャラリーゲートで手袋使用の是非

🔸5.「今回の抗原検査の意味」の周知

🔸6.外食自粛・・・夕食はホテルの部屋で

🔸7.芝の匂い

🔸8.イントネーションは?

🔸9.久々の本格的スコアラーが手書きでスタート

🔸10.「TURF AID」いい名前

🔸11.ギャラリーの密

🔸12.RAV4が21.7km/Lを記録

 

 

◎大会名称:第7回 PGAシニアツアーマルハンカップ太平洋クラブシニア

 

◎開催期間:2020(R02).08.29(土)〜30(日)

 

◎大会概要:[PGA] https://www.pgatour.jp/web-magazine/overview/o_maruhan2020/

      [スポンサー等:マルハン] https://www.maruhan.co.jp/news/2020/034461.html

      [ゴルフ場] https://www.taiheiyoclub.co.jp/2020_maruhancup/index.html

 

◎ゴルフ場名:太平洋クラブ御殿場コース

 〒412-0048 静岡県御殿場市板妻941−1

 電話:0550-89-6222

 URL:https://www.taiheiyoclub.co.jp/course/gotenba/

 

◎インターネット放送:---

 

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<入場者数>

 

 1日目 (08/29(土)):1,707名-天候:晴

    (前年2,322名-09/07(土)天候:晴)

 最終日(08/30(日)):2,100名-天候:晴

    (前年2,198名-09/08(日)天候:晴)

 合計:名3,807(前年4,520名)

 

 

 

<本日の成績:フルリーダーズボード(ホール毎)>

 1日目 (08/29(土)):https://www.pgatour.jp/web-magazine/hbyh/h_maruhan2020/

 最終日(08/30(日)):https://www.pgatour.jp/web-magazine/hbyh/h_maruhan2020/

 

 

 

<優勝者>

 優勝者:篠崎 紀夫

 スコア:9アンダー

   篠崎 紀夫選手と塚田 好宣選手のプレーオフ1ホール目(18番)でボギーとした

   塚田選手に対してパーの篠崎選手が優勝。

 優勝賞金:1,000万円

 賞金総額:5,000万円

 フルリーダーズボード:https://www.pgatour.jp/web-magazine/hbyh/h_maruhan2020/

 

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  第1日目(予選):08月29日(土)・・・[参加]

  

 

  

 

<本日の業務>

    ①ギャラリー受付・・・パラソルのプレゼント係と

   チケットもぎり係

 

   現地到着=6:50

   現地撤収=13:09(6゚19')

   ボラ本着 =13:16

  

 

 

 

 

 

 

 

🔸1.観客ありの試合へのボラ参加

 ・男女トーナメントで今シーズン初めて観客ありの

  試合にボラシェルパ参加した。

  新型コロナ感染防止対策がどのように企画されて

  いるか、またその実効性の有無に関心があった。

 

 

🔸2.開場各所での新型コロナウィルス感染防止対策

 ・PCR検査なし。ボランティア駐車場での抗原検査

  あり。

 ・ボランティア駐車場で簡易キットによる

  抗原検査を実施。陽性でゴルフ場内への

  入場不可。(初日のみ実施)

  簡易キットの説明書には「陽性」「陰性」と書かれて

  いるが、今回の検査は「陽性」「陰性」を認定する

  ものではなく、ゴルフ場への入場を可否判断の

  ためだけの「簡易抗原検査」との位置づけ。

  ・・・「陰性」だったので自分は大丈夫と油断した

  人もいたことも事実。

  簡易キットによる検査はセルフ。

   ①綿棒で喉の奥の粘液を採取。ゲーっという

    ほど奥の粘液を取る。唾液がついては

    いけない。  

   ②その綿棒を検査溶液に混ぜる。

   ③混ぜた液体を判定キットの上に浸して結果を

    観察する。 キットの「C」の位置にのみ色が

    つけば「陰性」。この検査に医療関係者は

    おらず、運営スタッフが取り扱い方法の

    説明を行っている。「検査無効」の結果も

    多いようで、新しい検査キットで2回目、

    3回目に試みる人を何人も見かけた。

    自分の「陽性」もスタッフに確認してかすかな

    色がわかった程度。

    この検査場所が密にならないよう集合時間

    厳守が求められたが、「検査にてこずる」

    状況は想定外ではなかったか。

 

 

 

 

 

 ・検温実施。37.5℃以上でゴルフ場内への入場

  不可。(毎日実施)

  選手および関係者(1選手2名まで)は「検温済み

  シール」を身体に貼る。

 

 

 

 ・ボランティア送迎バス内の3密防止PRおよび

  座席の使用制限。

 

 

 

 ・全てのスタッフ(ボランティア含む)のマスク着用

  義務。

 

 ・ソーシャルディスタンス確保の奨励。

  先着1,000名のギャラリーには、「日傘」を無料配布

  し、日傘を差すことでソーシャルディスタンス

  確保する。

 

 ・ボランティア本部の3人用テーブルの2名使用。

  対面着席の制限。

 

 

 ・会話時など飛沫感染防止の奨励。

 

 ・ギャラリーゲート・ボランティア本部など

  各設備内での換気対策で扇風機やスポット

  クーラーを配置。

 

 

 

 ・手洗い・うがい・消毒の奨励。

  簡易トイレの手洗い場にハンドソープが配置

  されている。とても助かった。

  ボランティア本部入口などに消毒スプレーが

  配置されている。

 

 

 

 ・厚生労働省の「新型コロナウィルス接触確認

  アプリ(COCOA)」インストールの奨励。

  (07/09(木)インストール済み)

 

 ・スコアラー業務実施時に「フェイスシールド」が

  支給されるため、選手と接触する

  場合は、マスク+フェイスシールドを着用する。

  →マスク+フェイスシールドは暑さの中、

  過酷であることからマスクのみ必須とした。

  フェイスシールドのみ着用は認めない。

 

 

 ・スコアラー用機器は、他者が触らないよう常時

  携帯するとの奨励。

 

 ・スコアラー用無線機のイヤホンやマイクの消毒

  およびカバー取り付け。

 

 

 ・スコアラー業務中は、ローピング内側2m付近を

  歩く。(選手およびギャラリーとの距離を確保

  する。)

 

 ・どぶづけの飲物を触ることができるのは、各組の

  ハウスキャディのみとする。

  (ハウスキャディさんへの周知が十分であったかが

  疑問。)

 

 ・事前に送付された問診票兼体温記録用紙を提出。

  初日夜と翌朝の記録を追記し、最終日に再度

  提出。

  毎朝、追加問診票として行動記録用紙に記載の

  うえ提出、問題なければビブスの支給および

  業務を行うことができる。

  手製の体調記録用紙(過去2週間分)も今回は提出

  しなかった。

 

 ・運営スタッフはマスクまたは(大型)フェイス

  ガードを着用していた。

 

 ・ギャラリーゲートでは、検温用のタブレット型

  サーマルカメラ・消毒スプレーおよび問診用紙

  への記載が求められる。

  問診票には体調や海外渡航歴、イベント参加の

  実績などを記載するとともに、

  氏名・電話番号の記載が求められる。

 

 

 

 

 ・場内でコロナの症状が見られた観客のために、

  ギャラリープラザに「コロナ対応テント」が用意

  されている。

 

 

 

🔸3.コロナ渦でのギャラリーゲートの様子

  

  

 

 

 ・通常のギャラリーゲートでは、最初にチケットの

  もぎりを行い、パンフレットやペアリングを

  配布して入場していただく。

  今回は、新型コロナウィルス感染防止のために、

   ①検温 ②手指消毒 ③問診票記載

  をしていただき、入場可能なお客さまのみ

   ④チケットもぎり ⑤資料・ペアリング配布

   ⑥日傘配布(各日先着1,000名)

  との流れで入場となる。

  アルバイトスタッフが①~③を担当、

  ボランティアは④~⑥を分担した。

 

 ・ボランティア7名のうち我々3名は、日傘を手渡す

  係となった。新品の日傘、ゴルフ場に配備されて

  いるタイプで無地の傘。選手とのソーシャル

  ディスタンス確保の目的で、傘にしかサインを

  してもらえないことになっている。ギャラリー

  さんのウェアやキャップなどにはサインしない

  ルールらしい。この日傘の主な目的は、

  「他ギャラリーとのソーシャルディスタンス確保」

  および「熱中症対策」である。加えて打球事故防止

  にもなる。

  日傘の配り始めは、新品傘のカバービニルを

  外して閉じたまま手渡していた。

  そばでスタッフが「傘を差して感染してください。」

  と声かけしていた。入場していったギャラリー

  さん達の後ろ姿を見ていると、傘を差している

  人はほとんどいない。

  これでは意味がないと、日傘を開いて手渡す

  ことにした。そのまま傘を差して入場して

  いただく戦略。これは結構効果があったよう。

  しかし、傘を開いたり渡す際に注意も必要

  だった。傘のグリップ部分に触れないなど配慮

  して手渡した。

 

 

 

 ・PGAサイト→https://www.pgatour.jp/web-magazine/news/n_r-14/

 

 ・パンフレットヤペアリングの配布も手渡しして

  いたが、これも現状では好ましくないと思う。

  Kochi黒潮カントリークラブでのカシオワールド

  オープンのような配布手法で十分ではないか。

  入場ゲートを入ったところに各種パンフレットや

  ペアリングを並べて置いて、ギャラリーさんに

  取っていってもらう方式。風が強い日などは

  対策が必要であるが、コロナ渦であればこの

  方法で十分であると思う。

 

 

🔸4.ギャラリーゲートで手袋使用の是非

 ・ギャラリーゲートで受付業務を行う際に

  サングラスを着用するのは欠礼。同様に手袋を

  身につけるのも好ましくない。

  しかしコロナ渦の状況でお客さまのチケットを

  もぎる行為はかなりのリスクを感じる。

  ギャラリー受付スタッフ責任者も手袋着用の

  許容しており、ニトリル手袋が用意されていた。

  当初はチケットをもぎりながら、こまめに消毒

  スプレーで手を殺菌していたが、消毒液の使い

  過ぎはとても手洗いをしたくなる。そのため

  手袋を試すことにした。

  左手に青いニトリル手袋、右手に自分が準備した

  半透明のゴム手袋でもぎりを

  続行。両手共に汗が内側に溜まることに加え、

  手袋自体の汚染?も気になる。

  手袋をしなくて済むならそれに越したことはない

  との印象であるが、自分の顔やフェイスシールド

  などを触らなくなるというメリットを感じた。

 ・大会開催の事前運営会議でも話題は出たようで

  あるが、チケットのもぎりは行わず公演の入場

  などのようにお客さまが自分でもぎるシステムが

  好ましいと感じた。

  このことはスタッフへも伝えたが、目指すは

  オンラインチケットでスマホ等をかざして入場

  できる環境。老若男女が訪れるゴルフ

  トーナメント開場への導入には時間がかかるか。

 

 

 

🔸5.「今回の抗原検査の意味」の周知

 ・ボランティア駐車場で行われた「抗原検査」は、

  全ての工程をボランティア自らが行う。

  簡易キットを使用しており、「陽性」「陰性」

  「検査無効」の結果が出る。しかし運営側は

  「陽性」「陰性」という認定をするものではなく、

  ゴルフ場への入場可否にのみ採用する検査と

  位置づけている。

  しかし、一部のボランティアさんたちは、

  「自分は陽性だったので大丈夫。」と安心しきって

  しまっている。一般的に使う「陽性」「陰性」判断

  ではないことを知らされなければ、ほとんどの

  ボランティアが勘違いしている恐れもある。

 ・また話を聞いていると、「抗原検査」と

  「抗体検査」を勘違いしているようにも思える。

 ・医療関係者がいない今回の抗原検査の意味を

  事前に各ボランティアに周知する

  ことが重要。ボランティア自身がボランティア

  本部その他の場所で油断しないために。

 

 

🔸6.外食自粛・・・夕食はホテルの部屋で

 ・ボラシェルパ遠征での楽しみのひとつは、

  地元での食事。美味しい地酒があれば最高。

  しかしこのコロナ渦の現状では外食は自粛。

  トーナメント開場で自分以外の人にも迷惑を

  かける恐れがある。今しばらくは我慢した方が

  いいように思う。

 ・今回はホテル1階のコンビニで夕食を買い入れ、

  部屋食。

 

  

 

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第2日目(決勝-最終日):08月30日(日)・・・[参加]

  

 

 

<本日の業務>

    ①第2組(*小森秀行・清家和夫・早野健・大山健)のスコアラー

 

  *小森 秀行 OUT38+IN39=77(+6→+11  79位)

  清家 和夫   OUT36+IN37=73(+1→+2  41位T)

  早野 健    OUT38+IN37=75(+1→+4  49位T)

  大山 健    OUT40+IN38=78(+1→+7  66位T)

 

   OUT =08:40〜11:00(所要2゚20')

   IN  =11:05〜13:31(所要2゚26')

 

   現地到着=8:15

   現地撤収=13:43(5゚28')

   ボラ本着=13:45

 

  

🔸7.芝の匂い

 ・前日のギャラリー受付業務では、コースに

  でることはできなかった。それで今日の早朝、

  業務説明前にコースに出てみた。スタートホール

  周辺の下見および富士山のご機嫌を伺いに。

  上りのキツイカート道で息苦しくなったため、

  しばらくマスクを外した。ゴルフ場に着いてから

  ずっとマスクをしているために

  気づかなかったが、芝の匂いがとても

  懐かしかった。せっかくゴルフ場に来た。

  芝の匂いとその綠、そして青空、気持ちいい!

  

 

 

  

 

 

 

 

 

🔸8.イントネーションは?

 ・この大会では毎回、スコアラーとキャリング

  ボードを担当するボランティアの名前を

  スタートホールでコールし紹介してくれる。

  去年の六甲コースでは、ローピングの外にいて

  コールされて慌てて挨拶のためにティイング

  エリアに上がった。

  今回は1番ホールスタート、スタートテントと

  反対側にスタンバイしていた。するとスタート

  コールのアナウンスの女性がやって来て、

  「イントネーションはどうお呼びすればよい

  でしょうか。」と尋ねられた。「ヤカタ」をどう

  発音すべきかの確認に来られたわけである。

  たまに違うイントネーションで呼ばれることが

  あるが、若干の違和感はある。

  1番ティの反対側の自分のところまで確認に

  来てくれたことに敬服。「ヤカタ」の

  イントネーションとともに感謝の気持ちを

  伝えた。

 

 

 

 

🔸9.久々の本格的スコアラーが手書きでスタート

 ・コロナ渦で多くのトーナメントが中止。

  開催されてもボランティアの採用はない。

  こんな状況が続く中、今シーズン初めて

  スコアラー業務を行う。

  スコアラー業務はほとんどの大会でスコア入力・

  送信用のタブレットが採用されているが、

  今回は昔ながらの「手書き」「無線口頭報告」で

  ある。

  自分のダブルチェック用iPadにも選手のショット・

  パットおよびボールの落下地点のライを

  アップルペンシルでプロットしているため、

  手書きのフリクションペンシルと2本を頻繁に

  使い分けなければならない。去年までは1本を

  口にくわえておくこともできたが、今回は

  マスクをしているためにそれもできない。

  最初の2・3ホールはバタバタとしたが、徐々に

  元のペースを取り戻すことができた。

  満足できるスコアラー業務ができた。

  ただ、業務に余裕があったわけではないため、

  打球事故などなければいいと願っていた。

  4名の選手の記録をつけていることや、

  コース内のスタッフが少ないことなどから、

  打球事故対応が加わると、スコアラー業務が

  かなり逼迫することが容易に想像できたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🔸10.「TURF AID」いい名前

 ・ゴルフ場の各ホールに設置している目土、

  ここ太平洋クラブ御殿場コースでは

  「TURF AID」の文字が書かれている。

  「芝を手当てするもの」との表現はなるほど。

  赤十字を模したマークとともに、「芝を大切に」の

  ニュアンスが伝わってくる。

  

 

 

🔸11.ギャラリーの密

 ・コース内のグリーン周りで観戦する人たちは

  日陰を選んで座っており、日傘を差して

  ソーシャルディスタンスを確保している人たちは

  少ない。移動観戦ならまだしも、定点観戦する

  場合は傘が他の観戦者の邪魔になる恐れがある

  からではないか。結果的にソーシャル

  ディスタンスを確保できているとは言えない

  状況も散見された。

  今回2日間の観戦者は、各日2,000名前後であり

  多くはない。さらに多くの観戦者が集まる

  トーナメントもあり、ギャラリー対策は大きな

  課題か。現時点で開催が決まったJGTOやJLPGAの

  試合は全て無観客となっている。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

🔸12.RAV4が21.7km/Lを記録

 ・久しぶりの長距離運転。自宅から御殿場まで

  約450km。出発前に満タン給油したものが帰路に

  つく前にゲージは半分を下回っている。途中で

  給油が必要か?と迷いながらも燃費最優先の

  運転で帰ることにした。エアコンを使用する

  夏場の燃費は、通常16~17km/L台。ところが

  自宅に着いた時点でなんと21.7km/Lであった。

  翌日の給油で実際の燃費は 20.9km/Lであったが、

  いずれにしても御殿場を無給油で往復、さらに

  残量が10Lあったので航続距離合計で 

  1,100km以上ということになる。

  でも今回のような燃費最優先運転は、走行時間が

  伸びることに加え運転ストレスも(以前に比べて)

  感じるようになったのでもうやらない。たぶん。

 

 

  

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<今回のボラシェルパ実施満足度>

100点満点中、90点。

 ・久しぶりの「ゴルフボラシェルパ」を体感した!を実感。

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《ありたいゴルフボラシェルパ像》

  ●●●  ①②③の同時達成を目指す! ●●●

    ①ギャラリーさんが楽しめる環境づくり。

    ②選手がプレーしやすい環境づくり。

    ③自分を含むボラシェルパが業務を楽しめる

      環境づくり。

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