こんにちは。和久田ミカです。
累計100万部の人気作家・小倉広先生のご講演アーカイブは、本日がしめきりです。
さて。今日は、クソバイスについて。
「良かれと思ってアドバイスしたのに子どもが反抗的」
「やる気を出してほしくて言った言葉で、逆に心を閉ざされた」
これ、相談を受けていると毎日のように出てくる悩みです。
頭では“よくない”ってわかってるんでよね。
みんな、昔は子どもだったわけですから。
それでも、やってしまう。止まらない。
なぜかと言いますと
「失敗=ダメ」という価値観で育ってきた
多くの親が、子ども時代に
間違えると怒られた。
できないと恥ずかしかった。
失敗は避けるべきものだった。
という経験を持っています。
だから、子どもが失敗しそうなときに無意識で止めたくなる。
「傷ついてほしくない」という優しさの裏にあるのは、「失敗=悪いこと」という刷り込みです。
でも、「自分で決めた」という感覚を持つことがやる気や自信を引き出すという研究があります。
心理学者のDeciとRyanは、人は自分の選択に対して責任を持てるときにこそ、本当の意欲が湧くと示しました。
指示待ち人間は、クソバイスによって作られているかもしれません。
「放っておいたら自分がしんどくなる」という現実
宿題をやらない、風呂に入らない、ダラダラしてる。
これらを「本人に任せよう」とすると、親が振り回されてイライラしますよねえ。
正直に言うと、「信じて見守る」って、めちゃくちゃストレスなんです。
だから、「早くやって」「こうしなさい」と言ってしまう。
子どものため、じゃなく、自分のため。
講座でも、「子どもの話を聞けないときは?」とお聞きすると、
・時間がないとき
・疲れているとき
という話がダントツで多いです。
実際、親自身が不安やストレスを感じているときは、支援的な関わりよりも“コントロール的な態度”を取りやすくなる、という研究があります。
疲れてるときは、どうしても 信じて見守るのがしんどいとき、あります。
③ 「親としての評価」が気になる
スーパーや学校、SNS上で、子どもの態度がだらしなく見えたとき。
「ちゃんと育ててる?」
と見られてる気がする、という話もよくお聞きします。
子どもうんぬんよりも、親としての立場が揺れるのが怖い。
これ、自然なことですよね。
誰だって他人の目は気になりますもん。
でも、そういうの子どもは見抜いてますよね。
このイベントの対談で、私もそんな話をしました。
「信じて見守る」って、親にとって“上級スキルですよねえ。
アドバイスを減らして、黙って見守るって、すごく勇気がいります。
だからハードルを下げて、まずは「問いかける」ことをおすすめしたい。
「あなたはどうしたい?」
「自分でやってみる?」
「何時からやる?」
「困っていることがあったら、言ってね」
こんな風に、“判断する力”ごと手渡してみる。
教師だったときも思ったけど、
「あなたの判断を信じてみるよ」
と 信頼すると、子どももそれに応えようとしてくれることが 多かった。
その辺は言葉にしなくても、伝わるみたい。
信じても裏切られることもある。
くじけず、また、チャレンジ。
ああ、親って 大変ね、久しぶりに子育ての記事書いたけど 肩がこった。
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