こんにちは、和久田ミカです。
ネットで見たある男性の告白が衝撃的だったので、「自己犠牲」「世代間連鎖」「マザコン」について書きますね。
“犠牲=愛”だと信じていた男性の告白
ある男性がこんなふうに語っていました。
母は、父の支配の中で何もかも我慢していた。
でも僕は、それを“普通”だと思っていた。
むしろ“愛されてるから、母は我慢してるんだ”って。
だから僕も、自分の彼女に『俺のためにどこまで我慢してくれるか』で、愛を試すようになっていたんです。
どう感じましたか?
最初は「なにそれ、最低!」と思う人もいるかもしれません。
でも私は、少し切なくなりました。
この男性は、母親の“犠牲の上にある愛”で、自分の存在価値を はかっていたんですね。
本当は、心のどこかで「母が犠牲になっていた」と知っていた。
けれど、それを認めてしまうと、自分が得ていた愛の価値が揺らいでしまう。
だから、見ないようにしていた。
その心の動きが、切ない。
自己犠牲の連鎖は、静かに、確実に受け継がれるんですよね。
私たち女性は、無意識のうちに「母のように生きよう」としてしまうことがあります。
母が我慢していたから、自分も我慢する。
母が笑っていたから、自分も笑ってやり過ごす。
母が怒らなかったから、自分も声を上げない。
でもその“がまんの文化”は、次の世代にも引き継がれてしまいます。
ある意味で、マザコンという言葉は「母の犠牲が見えない息子の心の歪み」を表しているのかもしれません。
母がずっと自分を後回しにしていたら、子どもは「女性ってそういう存在なんだ」と思ってしまう。
それは、息子にも娘にも、大きな影響を与えてしまいます。
私が我慢すれば、家庭はうまく回る
これ、私が長年 手放せない価値観です。
夫が何もやらないなら、私がやるしかない
子どもが困るなら、私が我慢する方がいい
私が頑張れば、家庭はまわる
でも、本当は、全部ひとりで背負わなくていいんですよね。
自分を犠牲にしてまで続けることが「愛」ではないという事実に、まずは気づくことが大切です。
で、ここで出てくる疑問が
「自分を大切にする」って、どういうこと?
実際どうすればいいの?
ってことです。
たとえば、
- 自分の限界を自分で認める
(疲れたら休むことを自分に許可する)
- 頼れる人に、ちゃんと頼る
(お金を出して外部から来てもらってもいい)
- 嫌なことに「NO」と言う練習をする
(まずは安心できる関係から)
- 家事を“ちゃんとこなす”より、自分の心を守る方を選ぶ
こうした小さな選択の積み重ねが、あなた自身を守ります。
次の世代にも健やかな価値観を伝えていくことにつながっていきます。
今回ご紹介した男性は、こんな言葉で投稿を締めくくっていました。
社会はなかなか変わらなくても、個人単位で救われる人がいると思っています。
男性が変われば、母のように苦しむ女性が減ると思う。
この言葉、すごくやさしいですよね。
今、「もう限界」「変わらない」と感じていても、その気持ちに気づいたこと自体が、大きな第一歩なんです。
「愛=我慢」じゃなくていい。
「母のように生きなきゃ」も、もう手放していい。
あなたが幸せであることが、家庭を守る最強の土台です。
だから、自分の心の声を無視しないで。
今日も頑張ってるあなたに、心からのエールを送ります。
男性の告白、全文はこちら
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