【尽くす=愛?】それが不幸のはじまり | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

こちらの講座を募集してますラブラブ

 

 

 

今日は、夫婦関係、恋人関係について。

 

あくまでも「ひとつの意見」として読んでね。

 

 

私はコーチングという手法のセッションや講座をしています。

 

そこで 感じるのは、

 

やさしくて 温かくて ほがらかで 感じがよくて よく気が付く

 

すてきな女性ほど、闇が深いということ。

 

 

家庭では、たいてい「尽くす妻」「よい母」をやってます。

 

彼女たちは

 

尽くす=愛

 

我慢=美徳

 

と感じているふしもあるみたい。

 

 

確かに、2世代前の「昭和」では そうだったかもね。

 

サラダを取り分けるのが いい女!みたいな。

 

本当は、サラダもお鍋も、取り分けられるのが 不快な人もいるんだよね。

 

だって、好き嫌いあるじゃん。

 

食べたい量は、みんなちがうじゃん。

 

何より、人にやってもらわなくても、自分で取れるし。

 

 

なんで そんな当たり前のことに気が付かなかったんだろう、昭和のころの女子!!

 

その気遣い、迷惑なんだけど…とまでは言わんけどさ。

 

合コンで、女性が我先に トングや菜ばしを持つ姿は ふつうだったよね。

 

 

 

…話を戻します。

 

そういう母性本能が強い女性には、たいてい 母性を求める男性と いっしょにいます。

 

母性というのは、無償の愛です。

 

 どんな自分でも受け入れてくれる

 

 面倒なことは 全部やってくれる

 

 わがまま言っても 文句を言わない

 

 強い態度に出れば 引いてくれる

 

まあ、思春期から あんまり変化していない男性ですな。

 

 

Aさんの話をしましょう。

 

Aさんは、夫となるBさんと お付き合いの時点から 割り勘でした。

 

「男女平等なんだから、当たり前だ!」

 

という彼の言葉を、その通りだと思いました。

 

でも、飲みに行って 彼(=夫)が酔うと、

 

「とりあえず、払っておいて」

 

と言われ、支払いを済ませますが そのお金が返ってくることはありませんでした。

 

もともと おごることの方が好きだったAさん。

 

あまり気にしなかったそうです。

 

 

でも、結婚したら 夫(=彼)の言うことは変わりました。

 

「男女は平等じゃない。

 

 稼ぎが少ない方がすべて家事育児をやること」

 

生活費もろくに出しません。

 

従順なAさんは、文句も言わずに 一日中働き、休日は車を運転して 夫が行きたいところへ付き合いました。

 

 

つまり、あれですわ。

 

妻じゃなくて、奴隷…もといお母さん!

 

何を言っても、何をしても、

 

「ずっと好きでいてくれるよね?」

 

という夫と、何言われても、何をされても

 

「役に立つ自分でこそ価値がある」

 

という妻。

 

 

ええ、いいコンビです。

 

需要と供給が成り立ってます。

 

 

 

これね、親子関係では これはよくあること。

 

母親は、どんなダメ息子でも かわいいものらしい。

 

血を分け合っているからこそ、何をしても 愛が途切れることはない。

 

それと 同じ関係になっちゃってる。

 

 

 

この関係が変わるのが、妻の我慢が限界に達したときです。

 

体調を崩したり、うつになったりして、体から強制終了がかかります。

 

「こんなに尽くしたのに!!」

 

と感情が爆発する人もいるでしょう。

 

年老いてから、介護になった夫に復讐をするおばあちゃんの話を 聞いたこともありますわ。

 

あやめてしまった事件もありましたね。

できれば そうなる前に、このパターンを崩したいよね。

 

 

もうひとつ。

 

やりたいことが見つかったときも、分岐点になります。

 

やりたいことをやるとき、どうしても 駄々っ子の夫と向き合わなくてはいけません。

 

「俺の許可を取れ!」

 

という暗黙の了解があるから、従順な妻は動けないんです。

 

 

ここの呪縛を解いて、

 

「自分がやりたいことをやる!

 やっていいし。」

 

と 崖っぷちから飛び降りたとき、人生が変わります。

 

やりたいことって、そんな大それたことじゃなくていいんですよ。

 

 

 

それは、

 

趣味かもしれない。

ボランティアかもしれない。

アーティストのライブかもしれない。

お買い物やカフェでの ひとり時間かもしれない。

 

いずれにしても、

 

●お金を使う

●時間をとられる

●子どもを夫に預ける

●家事の一部をお願いする

 

といったことが 必要となってきます。

 

これ、全部自分に禁止してきたことだから、すごい勇気がいるんですよね。

 

 

でも、ひとつひとつ、自分に対して ゆるす。

 

自分のためにお金使ってもいい

 

自分のために時間を使ってもいい

 

子育てで人の手を借りてもいい

 

そして、

 

夫が不機嫌になってもいい

 

と思えるようになること。

 

 

何年もかかるけどね、私のクライアントや受講生さんたちは、ひとつひとつ階段を上り どんどん自由になっていきました。

 

もちろん、Aさんも!

 



んでね。

 

Aさんのような人は、たいてい原体験をもっています。

 

原体験、っていうのは その行動パターンに影響を与えた体験です。

 

 

たとえば、

 

●お手伝いをたくさんすると、お母さんが笑顔でいてくれた

 

●イヤな目にあっても、我慢しているとほめられた

 

●お姉ちゃんだから…と、みんなの世話をする役割を求められた

 

●まわりの人の空気を読むことが、生きていくために必要だった

 

などなど

 

 

他に、こんなのもあります。

 

●お母さんの「我慢は美徳」というスタイルを 受け継いだ

 

●生きていることに罪悪感があり、自分に罰をあたえるために、不幸になりそうな人を無意識に選んだ


 

原体験は ひとそれぞれ。

 

その根っこにたどり着き、

 

小さい頃の思いを抱きしめつつ、それを手放していい

と思えるようになると、人生変わります。

 

 

ずっと握りしめていた手を開く。

 

たくさんの罪悪感と、ちょっとしたプライドを 闇から救い上げ、光に返す。

 

そんだけのことなんだけどね、人によっては 何年もかかるでしょう。

 

でも、それも当然。何十年もかかって 握りしめてきた手は、急に開けないから。

 

 

というわけでね、

 

私の講座やセッションでは、「自分を知り、受け入れる」ということを メインテーマとしています。

 

それは同時に、「他者を知り、他者を受け入れること」につながります。

 

生き方の質が ぜんぜん 変わってくるの。

 

ただね。

 

講座に出たらすぐ、ライザップみたいに ファンファーレが鳴るとは限らない。

 

そのあとも、学んだことを 続けていくことは 必要だよ。

 

でも、必ず人生が変わっていくから。 

 

  

 

ピンクハートコーチングは人生を変える道具です

こちらの講座もおすすめ(7/23しめきり)

 

 

  

 

募集を見逃したくない方は、メルマガなどにご登録いただくと、お知らせが届きやすくなります。

 

●無料メルマガ

「ママを楽にする魔法の言葉」(読者5千人超)

 

●コーチ・カウンセラーの起業集客無料メルマガ「ミカbiz」(読者700人超)

 

●公式LINE
子育てやブログ更新情報

 

友だち追加

 

 

●研修・講演の依頼はこちらです

●協会の無料メルマガはこちら
 

 

募集中・募集予定の講座

●募集

 

たまに在庫が出てます。初級級講座の副読本。