責められやすい・利用されやすい。そんなあなたへ | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

今日は、責められやすい・利用されやすい。そんなあなたへ。

 

まずは、学生時代の友人Aさん。

 

いつも、彼氏に 少しヤンチャな人を連れてきます。

 

そして、

 

「生理が来ると安心する。」

 

が、彼女の口癖でした。

 

 

言うとおりにしないと、暴力を振るわれることもあるそうです。

 

そんな人と付き合うのは やめたらいいのに…

 

と思うのですが、その人と別れてもまた、同じような人を連れてきます。

 

いい人が現れても興味がわかず、いつも ワルそうな人にひかれるようです。

 

 

つぎに昔、よく相談をしてくれたBさん。

 

勧められるままに、物やサービスを買ってしまいます。

 

他の人から「利用されている」「カモにされている」と言われても、ピンとこない様子。

 

むしろ、「必要とされている安心感」「居場所感」の方を 強く感じるようです。

 

 

この2人に共通するのは、

「自分を大切にしてくれない人」

から 好かれる人ということ。

 

そして、「罪悪感が強い」ということです。

 

●自分を責める癖

 

●自分のせいにする癖

 

があるということですね。

 

 

 

Aさんのように、モラハラや暴力を受け続けている人は、

 

「お前がオレを怒らせるからだ」

 

と言われると、素直に その通りだと思ってしまいます。

 

「私にも非がある」

「私の頑張りが足りない」

「私が言うとおりにできないから」

 

と 自分を否定して、相手を肯定する傾向があります。

 

 

Bさんのように 相手の期待に沿って行動しようとする人は、

 

「あなたのためを思って」

 

と言われると、

 

「私のためにアドバイスをしてくれている」

 

と思い、関係を断ち切れません。

 

言うとおりにしないと、罪悪感がわいてきたり、きらわれるのではないかという おそれが出てきます。

 

でね。

 

こういった人たちの特徴は、

境界線がぶっこわれてる、

ということ。

 

自分と他人の間にある、「境界線」。

 

 

見えないけど、

 

●このくらいの距離感で付き合うと、心地よい

 

●これ以上、私のことに首を突っ込まないでほしいライン

 

●これは私の課題、これはあなたの課題というライン

 

そういった感覚を 誰しも持っていると思います。

 

それが、「境界線」。

 

 

 

罪悪感が強く、

なんでも 自分のせいにし、

我慢ばかりしていると、

境界線がぶっ壊れるの。

 

 

私がどうしたいか、よりも、相手がどうしてほしいか、

 

にばかり意識がいってしまい、自分が何をしたいのか、何を感じているのかさえわからなくなります。

 

 

境界線が ボロボロの人には、

 

支配欲が強い人が「あなたのために」「お前が悪い」と自分の領域に入り込んでくる

 

ということが起きます。

 

人を支配すること、コントロールすることで喜びを得る人は、嗅覚が鋭いんです。

 

クンクンクンクン

 

罪悪感の匂いを嗅ぎあて、うまーく利用します。

 

 

(ここでは 話がややこしくなるので 言及しませんが、逆もあります。

 

  罪悪感の強さ、自己評価の低さから、「あなたのために」と 相手の中に入り込もうとする人もいます。)
 

 

 

上に書いた、境界線が破れている人は、

 

「私が悪くて」

「私のがんばりが足りなくて」

「私が我慢すればいい」

 

という世界に住んでいます。

 

 

セッションをするときには、少しずつ 少しずつ、その世界を 外側から見られるように 誘導していきます。

 

外から見られるようになると、

 

「あれ? 私、かわいそうかも…。

 

 なんで こんなひどい目にあっているの?」

 

とわかるようになるから。

 

それが、罪悪感が強い人が その世界から抜け出る 第一歩。

 

 

支配しようとする人は あわてることでしょう。

 

「オレの言うとおりにしないと、大変なことになるぞ」

 

「私は、あなたのために こんなにしてあげているのに!」

 

そんなふうに、もっと 罪悪感をあおる言葉を 投げてきます。

 

 

だまされないで。

脅しに 屈しないで。

 

 

あなたが 凛と立つことができるようになれば、だんだんと そういった人たちは離れていきます。

 

人間関係は バランスですから。

 

まずは 自分としっかり向き合うことです。

 

 

でね。

 

ここからが

ホラーなんだけどさ。

 

これね、親子関係でも よくあることです。

 

「お父さんの言うとおりにしないと、大変なことになるんだぞ!わかってるのか!?」

 

「お母さんは、あなたのためを思って 言ってあげてるの。

わかる?」

 

ね。ありそうでしょ。

 

 

私もね、親として思い当たる節がありますよ、ええ、残念ながら。

 

良かれと思ってアドバイスをし、罪悪感を植え付けるときがあります。

 

しまった!と反省し、トライ&エラーの繰り返しです。

 

 

親子間も、子どもが小さければ小さいほど、お互いの境界線がはっきりしないので、介入したりされたりしやすくなります。

 

ラスボスは、他でもない自分自身なのかもしれません。


境界線を強くしたい人は、こちらがおすすめです

  
 

 

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