反省するから三日坊主が治らないんだよー | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。三日坊主代表の和久田ミカですw

「意志力」研究の第一人者、ケニー・マクゴニガル氏によると、

将来の意志力の挫折を防ぐためには

反省をしない方がよい

という研究結果があります。

 

ケニー・マクゴニガル氏の著書は、一時期「スタンフォード式」というふれこみで たくさん書店に並びましたよね↓

 

 

 

 

 

 

どういうことかというとね、

ダイエット中の人たちを対象にドーナツの試食をしてもらうというテストをしました。

●食後に反省するよう促したグループ

●食後に反省しないよう促したグループ

食べる量が少なかったのは、圧倒的に「反省しないグループ」

 

つまり

自分を責めれば責めるほど、

同じ失敗や、もっとひどい失敗を

くりかえす傾向がある

のだそう。

「はずかしい!」「反省しなくては!」「ダメな私!」

と後悔することで、かえって問題に固執してしまうことが原因なんだってさ。

 

よく心理学でいわれる たとえなんだけど、

「ピンクの象を想像しないでください」

と言われると、「ピンクの象…」のあたりで、すでに頭に浮かんでしまう。

 

ここで、

「じゃあ、青い象を想像すればいいのね」

と自分なりに「どうしたらいいか」を探し出せれば すぐに解決するんだけど、

「ダメなのに、ピンクの象を想像しちゃう!」

というところに固執すると、なんも進まん。

頭の中にピンクの象が居座る。

否定形って、相手を思考停止させる作用もあるんだよね。

 

余談だけど、子どもにお願いするときにも、否定形じゃない方がいいんです。

私が教師をしているときもそうでした。

 

低学年の子の教室移動。

「授業中ですので、廊下を走ってはいけません」

と言ったら、十中八九 頭の中には、走っている人のイメージが沸くの。

だから、走ってしまう。

 

なので、

「忍者みたいに歩いてね」

というと、みんな 足音を立てずに すんごく静かに歩く。

頭の中のイメージは、「忍び足で人目につかないように歩く忍者」だから。

 

 

話が横に行ってしまったので、戻します。

失敗を反省し続け、自分を許せない人、

というのは

完璧主義ともいえるかもしれません。

 

「ちゃんとやらなければ、意味がない」

「休み休みやるのは、やったうちに入らない」

「人に評価される状態にならなければ、がんばったことにならない」

など。

 

これまず、考え方の癖だと知ろう。

白か黒か、0か100か、という考え方の癖。

 

できない自分を見たくないのかもしれないし、

自分責めをすることで 罪悪感を相殺しているのかもしれない。

人間関係が絡んでるなら、相手を責めたくないから 自分を責める、なんていう人もいるよね。

 

それ、害しかないからやめよう。

自分責め。

「どうしたらいいかな」

「何ならできるかな」

「まあ、いいじゃん。できることだけで」

「100%は無理でも、どこまでならできるだろう?」

 

自分を責めてるヒマがあったら、作戦会議しよう。

反省会は、無意味です♡

 

 

 

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