いわゆる「モンペ」から教えてもらったこと | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

現在78名の方にお申込みいただいています!

 

26日しめきりです

 

 

 

さて

 

今日は、小学校の教師だったころの話の続きです。

 

私が教員をやめた直接の原因は、保護者とのトラブル。

 

その年は、保護者からの 言葉の数々に悩みました。

 

クラスに3軒ほど、何かと 苦情を伝えてくるおうちがあったのです。


教職9年間、ここまで揉めたことはなかったので、

 

 「なぜ?」

 

の連続でした

 

 

特に、毎日のように 連絡帳を使って、苦情を伝えてくる保護者がおられたことで、ヘトヘトになりました。

 

きっかけは、入学式に名前を間違って呼んでしまったことです。

 

すべての名前にフリガナを振っていたのですが、おそらく 緊張から読み間違えたのでしょう。

 

「子どもに謝ってください!」

 

と書いてありました。

 

 

それから、

 

「トイレのスリッパどうにかなりませんか?目が点です!」

 

「ハンカチがなくなりました。探してください」

 

「ハンカチが見つかったそうですね。ありがとうございます。汚いまま返ってきました…」

 

「学級通信が読みにくいです。会社ではこのように書きます…」

 

「先生は、毎日 子どもたちの家の近くまで 見送るべきです」(約2キロぐらい、往復4キロ)

 

などなど、こういった話が 毎日のようにくるように。

 

(たまに良いことも書いてくださるけど)。

 

 

学年主任と 教務に相談し、みんなで 毎日、頭をひねりながらお返事を書きました。

 

ふだん休み時間は、音読カードを見たり 宿題に丸をつけたりと忙しいのですが、その時間がなくなり、

 

給食を5分間でかきこんで、仕事をしないと間に合わない日々。

 

一生懸命書いた連絡帳の返事も、なぜか 曲がって解釈されてしまい、うまく伝わらない。

 

また苦情が届く。

 

 

何てお返事したら、ちゃんと真意が伝わるの!?

 

 

朝、子どもたちが提出した 連絡帳の山を見て、吐き気。

 

心が付いていかずに、放課後は 保健室に行って泣きながら話を聞いてもらってたなあ。

 


さらに、教務からは

 

「保護者に 文句を言わせるようでは教師失格」

 

と言われたことも思い出します。

 

(この教務女史がまた、ひどかった…)

 

 

もう中堅教師なのに、はずかしい。

 

自分の評価が下がったような 悲しさもありましたし、半面、

 

”保護者に対して 威圧的になれば、それで 解決するの?”

 

という 疑問もありました。

 

 

ちょうどそのころ、妊娠をしたのを理由に、そのまま退職をすることを決めました。

 

そのお母さんは、3月に 謝罪のお手紙をくださったのですが、職を離れた後も、軽い対人恐怖症に悩まされるほど、きつい1年でした。

 

 


それから、数年たって 子育て中に気づいたことがあります。

 

「教師のとき、私は いつも アドバイスをしたり、自分の身を守ったりすることを 優先にしていた。


 保護者の 本当の声を 聞いていなかったのではないか?」

 

と ということです。

 

 

退職後もずーーーっと

 

どう伝えれば わかってもらえたのか」

 

ばかりを 考え続けていたのですが、

 

「伝え方ではなく、聞き方の問題だったのではないか?」

 

と 感じたのです。


これは、子どもを産んでみて わかったのですよね。

 

子育てをしていると、いろんな人が いろんなことを言ってくる。

 

「今が 一番いい時期よ」

 

「子どもが泣いてばかりなのは、あなたが泣きたい気持ちをおさえているから。

 代わりに泣いてくれているのよ」

 

「三食昼寝付きなんだから・・・」

 

「こういうときは、こうした方がいいですよ」

 

 

うるせーーーー!!!!

 

誰も 私の気持ちを聞いてくれない。

こちとら、何年もろくに寝てなくて、夜中までワンオペなんじゃ!
 


何度 キレそうになったでしょうか。

 

(笑顔で「ありがとうございます」と言いましたよ、ええ、大人ですから)


きっと 毎日  苦情を書き連ねてきてた あのママさんも、いっぱいいっぱいの日々を 送っていたのだろうと 思いました。

 

 

一見 苦情に見えるやりとりであっても、

 

「学級通信の改善点をお伝えしよう。会社仕込みです!お役に立てるかしら」

 

「私、こんなに がんばって子育てしてるんです」

 

「夫に頼らず、こんなにきちんと子育てしてるんです」

 

「うちの子をほめてください」

 

「私を大事にしてください」

 

裏にあった気持ちは、こんな感じだったんじゃないかな。

 

 

子どもを持つまで、気が付かなかった。

 

ごめんなさい。

 

 

きっと こんな言葉が 欲しかったんじゃなかろうか。

 

「がんばっておられますね」

 

「それは心配ですよね」

 

「不安になること、ありますよね」

 

「私にできることはありますか?」

 

「いつもありがとうございます。」



私に、もっと 聞く技術があったならば、


その裏にある「心の声」を 聞き取ることができたなら、

 

あんなトラブルは起きなかったかもしれない。

 

私は今も、先生をしていたかもしれない。

 

 

そして「聞く技術」を学ぶために、どうしても「コーチング」というものを 知りたくなり、学び始めました。

 

あのとき、保護者とどう対応したらよかったのかを 知りたかったのです。


それが、私のコーチングを学び始めた きっかけ。
 

 

当時、初期費用だけで60万円ぐらい。

 

勉強を続けていると すぐに100万円を超えていく、コーチング。

 

今はもう、マンション買えるレベルで 勉強し続けてきました。

 

知識という 形に残らないものを 学び続ける不安はあったけど、あのとき あきらめずに、勉強し続けてよかった。

 

専業主婦には きつかったけどねん。



でもそれで 今があります。

あれから、20年たつんだなあ。

 

 

 

 

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