こんにちは。和久田ミカです。
今日は、こんなお悩みに答えます。
子どもに対して怒っているときに、共感をするのはむずかしいです。
「なんで私が下手(したて)に出ないといけないの!?」とイライラします。
共感しようとして
「悲しかったね~」「そう思ったんだね~」
なんて言おうとしたら、もっとイライラします。
癇癪を起している子どもに対して、ブチ切れることもたびたびです。
講座をしていると、そんなお話をたくさんお聞きします。
うんうん、わかる。
私も 娘に対して、言えないときある。
そんなときには、自分に対して 3つのことを問うています。
©Jerome Chi
まず、ひとつめ。
共感を「同意」だと思っていないか、ということ。
共感するって、同意するのとは ちがいます。
同意
→「悲しいよね」(ママもその気持ちわかるよ!!)
共感
→「悲しいね」(あなたは 悲しいと思っているのね)
(*辞書に書いてある意味とは異なります)
ちょっとニュアンスが変わりますよね。
共感は、主語が「あなた」なんです。
「あなたの悲しい気持ちを、受け取りましたよ」
という感じ。
ただし、受け入れなくていいんです。
受け取るだけ、十分。
受け入れよう、同意しよう、とするとするから、苦しくなります。
子どもの気持ちは子どものもの。
子どもの気持ちに巻き込まれなくていい。
ただ そうっと、
「(あなたの中に)悲しい気持ちがあるんだね」
と 子どもの感情を認め、寄り添うだけでいいのです。
ふたつめ。
自分の心の声を 聴いていないということ。
たとえば、子どもに共感しようとすると 心にどんなつぶやきが生まれるでしょう?
「このぐらい我慢しなさいよ!」
「約束を守らないなんて、許さない!」
「泣けばいい気になって!」
「なんで私を困らせるの!!」
怒っているときは無理だから、冷静になってからで大丈夫。
自分が腹を立てているとき、どんなことを思ってる?
特に子どもが癇癪を起しているときに 共感できない人は、頑張り屋さんが多いです。
お母さんのために、我慢をしてきた
妹や弟のために、自分を押さえていた
泣くと怒られたから、ぐっとこらえて、気にならないフリをした
いい子にしてたら、お母さんがこっちを見てくれるから、がんばった
そうやって、心の感度を鈍くしていった人たちです。
「感情を感じてはいけない」
というルールをつくって、心をグルグル巻きにしてきて、がんばってきました。
だからね、
がんばらない(ように見える)子は きらいなんです。
ギャン泣きして、お母さんを困らせる(ように見える)子には 腹が立つんです。
だって、ずるいもんね。
私は我慢してきたのに!
私はお母さんを困らせなかったのに!!
そんなに わがままを言われると、開いちゃうじゃない、心の蓋が。
本当は、あなたの心の蓋が開くのがこわいんです。
子どもに共感しようとすると、何かが開いてしまう。
だから、子育ては自分育て。
自分自身と向き合っていく作業になるのです。
そして、みっつめ。
子どもとの間の「境界線」が薄いということ。
境界線って言うのは、
わたしはわたし、子どもは子ども、という感覚。
子どもが小さければ小さいほど、お互いに 境界線が薄いです。
子どものことでも、私のことのように思っちゃう。
子どもの行動や能力に、一喜一憂しちゃう。
当たり前だけど、子どもは自分とは別の人間。
自分とはちがう価値観や、感情をもっています。
そこを 認めることができないと、どうしても
「そんなこと考えちゃダメ!」
「そんな気持ちになっては、いけない!」
と 不快感を感じます。
感情はコントロールができません。
「右手を挙げて」と言われたら 挙げられるけど、
「怒って!」「悲しむのをやめて!」と言われても、むずかしい。
でも、親になると なんとなく コントロールできるような気がして、
「泣くのを止めなさい!」
「こんなことで愚図らない!」
って言いたくなるんですよね。私もそうでした( ̄▽ ̄)
共感できなかったらできなくてもいいの。
「あー、なんか寄り添いたくない」
そう思ったら、自分と向き合うときです。
そう。
講座でもくりかえしお伝えしていますが、
教わったことができたか、できなかったか、
なんて どうでもいいのです。
子育てのモヤモヤって、リトマス試験紙のようなもの。
「あ、ここに何かが埋まってるんだな」
って教えてくれてるだけだから。
できたか、できなかったかにこだわらずに、そこ、掘ってみて!
子どもたちが、たくさんの宝物を ここ掘れワンワンしてくれてるからねん。
ワンワン。
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