児童に暴言吐いたことあるよ。教師時代の話。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

先生にもいろんな人がいて、正直なところ「ん??」という方がおられるのも事実。

 

小学校に読み聞かせボランティアに行っていたときに、子どもを

 

「お前」

 

呼ばわりしたり、すんごい命令口調で 怒鳴ってる先生を見かけて、悲しくなったりしたなあ。


隣の家のお子さんに言えないことは、児童にも 言わないようにしようよって、思いながら 廊下を通り過ぎた。



私が教師だったときは、基本  、一年生であっても 丁寧語で接してたし、あまり感情的に怒ることもなかったんですよね。

ゼロではないですけど。

 

 

小学生はかわいいです。

丁寧に扱ってもらった子ども達は、先生をお姫様みたいに 扱ってくれるます。

大好きって言ってくれる、特に低学年は。

高学年の子は、ファンクラブを作ってくれたときもあった。

 

サインや握手を求められる(笑)

ありがたや、ありがたや。

 

 



てなことを書きましたが、私はA君に 一度 怒鳴り散らしたことがあります。

 

今日はその話をしようかと。

 

 


そこのご家庭は、ちょっとしたことで苦情を入れてくるおうちで、幼稚園からの申し送りでも、要注意マークが付いていました。

 

A君は、親に怒られたくなくて、または親の気を引こうとして、ついウソをついてしまう子です。

 

それが私へのクレームにつながり、「そんな事実はない」と説明しても平行線。



「Aくん!なんで嘘をつくの!」

その日は、積もり積もった保護者へのおそれが、A君にいってしまい、怒りが止められなかった。



同じ学年の先生が あとから

「子どもに当たっちゃダメだよ」

と そっと言ってくれて、目が覚めた。

そうだ、子どもに当たっちゃいけない。

 

私はプロの教師だ。

 

ものすごく反省しました。


その年は、クレームを入れてくるご家庭が3軒もあってね。

どのクレームも、今思い出してみても 理不尽なものばかりで。

(新米の頃を除き)あまり苦情をいただくことなく仕事してきたから、メンタルがボロボロになっちゃったんですよね。



でも、プロだから そんな状況でも自分を整えなければいけない。


同僚の一言は 本当にありがたかった。

頻繁にクレームを入れてくるおうちとは、だんだんと仲良くなって、後味よく教員生活を終えられたことが、せめてもの救いです。

 

 

 

 

あのとき ズタズタの心は元にはもどらず、教師をスッパリやめましたが、そのときの経験が今につながっています。

 

私は当時、

 

「どう言ったら、わかってもらえるだろう」

 

とばかり考えていたんだけど、逆だったことに気づいたんですよね。

 

「私が彼女、彼らの話を 聞いていなかった」

 

ということに、子育てをしていて気づいたんです。

 

 

私はいつも、説明やアドバイスばかりしていて、気持ちを汲もうとしなかった。

 

なんなら「それはちがいます」と話を遮って 自分の話をしてたのかもしれない。

 

大学時代に学んでたカウンセリングを、まったく活かせてなかった。

 

 

ああ、そりゃ、信頼を得られないよね

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい

 

理不尽な言葉の中にある、真実を聞いてあげられなかった。

 

 

そして、清水の舞台から飛び降りる感じで「高額すぎて無理」と思っていたコーチングを学びに行き、今に至ります。


結果的に、つらい体験のおかげで 今があるということ。

人生というものは、踏み出す勇気さえあれば 次のステージが用意されているのだなあと、つくづく思います。

 

 

  

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