こんにちは。和久田ミカです。
先生にもいろんな人がいて、正直なところ「ん??」という方がおられるのも事実。
小学校に読み聞かせボランティアに行っていたときに、子どもを
「お前」
呼ばわりしたり、すんごい命令口調で 怒鳴ってる先生を見かけて、悲しくなったりしたなあ。
隣の家のお子さんに言えないことは、児童にも 言わないようにしようよって、思いながら 廊下を通り過ぎた。
私が教師だったときは、基本 、一年生であっても 丁寧語で接してたし、あまり感情的に怒ることもなかったんですよね。
ゼロではないですけど。
小学生はかわいいです。
丁寧に扱ってもらった子ども達は、先生をお姫様みたいに 扱ってくれるます。
大好きって言ってくれる、特に低学年は。
高学年の子は、ファンクラブを作ってくれたときもあった。
サインや握手を求められる(笑)
ありがたや、ありがたや。
てなことを書きましたが、私はA君に 一度 怒鳴り散らしたことがあります。
今日はその話をしようかと。
そこのご家庭は、ちょっとしたことで苦情を入れてくるおうちで、幼稚園からの申し送りでも、要注意マークが付いていました。
A君は、親に怒られたくなくて、または親の気を引こうとして、ついウソをついてしまう子です。
それが私へのクレームにつながり、「そんな事実はない」と説明しても平行線。
「Aくん!なんで嘘をつくの!」
その日は、積もり積もった保護者へのおそれが、A君にいってしまい、怒りが止められなかった。
同じ学年の先生が あとから
「子どもに当たっちゃダメだよ」
と そっと言ってくれて、目が覚めた。
そうだ、子どもに当たっちゃいけない。
私はプロの教師だ。
ものすごく反省しました。
その年は、クレームを入れてくるご家庭が3軒もあってね。
どのクレームも、今思い出してみても 理不尽なものばかりで。
(新米の頃を除き)あまり苦情をいただくことなく仕事してきたから、メンタルがボロボロになっちゃったんですよね。
でも、プロだから そんな状況でも自分を整えなければいけない。
同僚の一言は 本当にありがたかった。
頻繁にクレームを入れてくるおうちとは、だんだんと仲良くなって、後味よく教員生活を終えられたことが、せめてもの救いです。
あのとき ズタズタの心は元にはもどらず、教師をスッパリやめましたが、そのときの経験が今につながっています。
私は当時、
「どう言ったら、わかってもらえるだろう」
とばかり考えていたんだけど、逆だったことに気づいたんですよね。
「私が彼女、彼らの話を 聞いていなかった」
ということに、子育てをしていて気づいたんです。
私はいつも、説明やアドバイスばかりしていて、気持ちを汲もうとしなかった。
なんなら「それはちがいます」と話を遮って 自分の話をしてたのかもしれない。
大学時代に学んでたカウンセリングを、まったく活かせてなかった。
ああ、そりゃ、信頼を得られないよね
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
理不尽な言葉の中にある、真実を聞いてあげられなかった。
そして、清水の舞台から飛び降りる感じで「高額すぎて無理」と思っていたコーチングを学びに行き、今に至ります。
結果的に、つらい体験のおかげで 今があるということ。
人生というものは、踏み出す勇気さえあれば 次のステージが用意されているのだなあと、つくづく思います。
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