こんにちは。和久田ミカです。
今回は、賛否両論あることを書きます。
30年ぐらい前、こんなうわさ話がありました。
授業を抜け出して 砂遊びを始めた子がいた。
注意をしたところ、保護者から
『砂場で遊びたい、という思いを大事にしてほしい』
と苦情が入った
きっと、都市伝説だとは思うのだけど、さもありなん。
当時は、
「えー!?それが本当なら『自由』の意味をはき違えてるわ」
と 驚いた記憶があります。
子どもに「我慢」をさせることに 恐怖を感じる人が いる。
年々、増えてきているような気がするなあ。
大丈夫だよ。子どもは楽しむ天才!
多少我慢させたって、人はちゃんと生きていけるようにできてる。
そんなの人生のオプションに過ぎないのだから。
オプションに人生を乗っ取られそうになるなら、それは立ち止まる必要もありますが。
私自身、教師をしていたので
「子どもを自由に」
「のびのびと!」
「我慢はよくない」
といった価値観に、それほど重点を置いていません。
多少、ルールに縛られても、我慢をするときがあっても、子どもたちは 楽しそうに生活してたもん。
逆に、先生が「ダメ」を言えないクラスは、学級崩壊してたしね。
だから、
子どもがちょっと不満を口にしたからといって、「かわいそう」と思わなくていい。
満たしてあげなくてはいけない、と罪悪感を持たなくていい。
子どもの感情に巻き込まれなくていい。
大人がそこに反応しすぎると、かえって子どもは不自由。
問題でもないことを 問題だと思ってしまう。
大人の尺度で 子どもたちを見てはいけない。
…と思うなー。
まあ、一部「なんだかなー」という先生がいることも知ってる。
やる気がないなら退職して、適職についてほしいよね。
わけわからん校則については、見直した方がいい。
今のままの学校がベストだとは思ってはいません。
ただ、ルールや枠は、適度にあった方が 先生だけじゃなくて、子どもたちも生活しやすいんだよね。
特に
「先生に怒られたくない」
「動ける範囲を知っておきたい」
という子は、ルールがあった方が絶対 安心できる。
何が良くて、何がダメなのかわかったら、その枠組みの中で 最大限 自分を発揮できる。
家庭でもそう。
なんでもかんでも「自由に!」「あなたの思ったようにすればいい!」というのは、足かせになる場合もあるということ。
子どもの味方になる、ということは、子どもにすべてお任せすることではありません。
子どもが相談できる環境、頼れる関係性、両親がルールを設けることも、とても大事。
前にも書いたけど、学級崩壊するのは たいてい、
厳しすぎる支配的な先生がいるクラス
または
教師と児童が友達みたいに、なあなあになってしまったクラス
だから。
親は、なんでも子どもに「YES」と言わなくていいんですよ。
子どもの思いについては、「YES!」
「あなたはそう感じたのね」「●●したいと思ったのね」と 受け止めます。
でも、行動については、「ダメなものは、ダメ」というのが とても大事!
(大きくなってきたら、簡単に理由を説明できればベスト)
親(や教師)は砦ですから。
子どもは、口で不満を言いながらも 動かない壁に安心するのです。
壁を前にして、自分で自分の気持ちを切り替えるすべを、磨くのです。
言いなり・甘やかしと、受容は まったくちがうものです。
適度な我慢は、子どもの心を育てます。
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