こんにちは。和久田ミカです。
今日も、ゲシュタルト療法の講座で教えてもらったことの中から、お話ししますね。
「人の目が気になる」について。
私は、講座などに出るとすごく緊張します。
自己開示しないといけない、オープンセッションのような場では、ブルブル 手が震えるぐらい。
役割があれば話せるんです。
講師として登壇したら、何百名 観客がいても、あまり緊張しません。
役割を演じれば、ふれたくない感情に触れなくて済むからです。
素の自分でいるわけではないので、ラク。
その日は、連続8日講座の最終日。
ずっとzoomで受講していたのですが、オープンセッションは現地で受けたいと東京まで出かけました。
「たくさんの人がいると、緊張します。今日も体が震えてしまって…。そのことについて話したいです。」
と 話をしました。
緊張しすぎて、セッションの細かな内容は忘れてしまったのですが、ひとつ覚えていることがあります。
「人の目が気になる人は、相手の目を使って 自分を見ている
自分の目を使って 自分を見るんだよ」
そして、まわりの参加者の顔を ひとりひとり見るよう、言われました。
「自分の目でしっかり見て、『現実にコンタクト』するんだよ」
ゲシュタルト療法では、



の3つの領域を行き来しながら、セラピーをします。
セッションと言うと、内的な世界(体や心、思考)といったことが重視されますが、外にも目を向けることで バランスが良くなるんですね。
たとえば、当時のつらさを思い出しているときは、たいてい目が閉じて 心が「うわーっ」となっています。
セラピストは意識的に
「僕の顔を見て」「周りを見て」
と 自分の目でまわりを見るように言います
『現実とコンタクト』することで、内的な世界に没入しすぎた状態を切り替えるのですね。
同時に、
「深呼吸して」
「体の力を抜いて」
と声をかけていきます。
体の力が抜けないときには、体の様子を見ながら 少しずつ誘導するときもあります。
こういったことは、悩みすぎたときにも使えますね。
私は今でも緊張しいなのですが、内的な世界に引きこもりそうになったら、意識的に参加者を見るようにして、力を抜きます。
将来は、少し人見知りが直るといいなあ。
募集中・募集予定の講座