人がいっぱいいると緊張する悩み | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。
 
今日も、ゲシュタルト療法の講座で教えてもらったことの中から、お話ししますね。
 
「人の目が気になる」について。
 
 
私は、講座などに出るとすごく緊張します。
 

自己開示しないといけない、オープンセッションのような場では、ブルブル 手が震えるぐらい。

 

 

役割があれば話せるんです。

 

講師として登壇したら、何百名 観客がいても、あまり緊張しません。

 

役割を演じれば、ふれたくない感情に触れなくて済むからです。

 

素の自分でいるわけではないので、ラク。

 

 

 

その日は、連続8日講座の最終日。

 

ずっとzoomで受講していたのですが、オープンセッションは現地で受けたいと東京まで出かけました。

 

「たくさんの人がいると、緊張します。今日も体が震えてしまって…。そのことについて話したいです。」

 

と 話をしました。

 

 

 

緊張しすぎて、セッションの細かな内容は忘れてしまったのですが、ひとつ覚えていることがあります。

 
「人の目が気になる人は、相手の目を使って 自分を見ている
 
自分の目を使って 自分を見るんだよ」
 
 
そして、まわりの参加者の顔を ひとりひとり見るよう、言われました。
 
「自分の目でしっかり見て、『現実にコンタクト』するんだよ」
 
 
 
ゲシュタルト療法では、
 
●
●思考
●外の世界(まわりにいる人を含む)
 
の3つの領域を行き来しながら、セラピーをします。
 
 
セッションと言うと、内的な世界(体や心、思考)といったことが重視されますが、外にも目を向けることで バランスが良くなるんですね。
 
 
たとえば、当時のつらさを思い出しているときは、たいてい目が閉じて 心が「うわーっ」となっています。
 
セラピストは意識的に
 
「僕の顔を見て」「周りを見て」
 
と 自分の目でまわりを見るように言います
 
『現実とコンタクト』することで、内的な世界に没入しすぎた状態を切り替えるのですね。
 
 
同時に、
 
「深呼吸して」
「体の力を抜いて」
 
と声をかけていきます。
 
体の力が抜けないときには、体の様子を見ながら 少しずつ誘導するときもあります。
 
 
こういったことは、悩みすぎたときにも使えますね。
 
私は今でも緊張しいなのですが、内的な世界に引きこもりそうになったら、意識的に参加者を見るようにして、力を抜きます。
 
将来は、少し人見知りが直るといいなあ。

 

 

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