こんにちは、和久田ミカです。
昨日は、助産師であり作家のやまがたてるえさんと ご飯を食べてました。
いっしょにいるのは、スタッフでありマスターインストラクターの森山ふみ香ちゃんです。
いつもいろいろありがとう。
性教育に関しての話を ずーっとしていました。
性教育っていうと、
「寝た子を起こすな」
とおっしゃる方も多いのですが、私は 自分とまわりの人を大切にするために必要な知識だと思っています。
外国では 日本よりもずっと性教育が盛んです。
ある国で最初に教える性教育は、
「NO！」と言われたら、STOPすること
なのだそう。
お互いに こちょこちょ遊びをしながら、
「やめて！」
と言われたらやめる。
いやだったら、NOと言ってもいい
NOと言われたら、さわってはいけない
NOといっても、きらわれない
というワークです。
当たり前のことのように思われるかもしれせん。
でも、日本ではよかれと思って、または、嫌がっていないと思って、NOを無視することがありますよね。
性犯罪も、最初はたいてい「ちょっとさわる」ところから始まります。
話をよく聞いたり、楽しく遊んだりしながら、取り入るのです。
（グルーミングと言います）
親しい人に「NO」と言うことに慣れていない子は、されるがままになってしまいます。
予期せず妊娠してしまう出来事も、根っこは同じ。
大好きな彼だからこそ
「NOと言ったら嫌われるのでは？」
という思いがあったからかもしれない。
自分の体の境界線について 学んでいないからです。
＊レイプなどの不幸な事件を除きます
今、10代の妊娠・出産はどのくらいあると思いますか？
１０代の妊娠中絶数は、14128件(2017年）。
10代でママになった子は、9,898人。1万人弱。
１０代で結婚した子たちの貧困の問題は、たびたび耳にするところです。
離婚率は高く、貧困の連鎖が起こる場合もあります。
上のグラフは、「にんしんSOS」に寄せられたもの。
身近な誰にも相談できなくて、どんなにか胸を痛めたことでしょう。
１０代の子がこんなにいることに、涙が出そうになります。
できれば、家族がその受け皿になって上げられたらいいけれど、そういった話が できづいらい環境にあるのかもしれません。
せめてカウンセラーなどにつながれればいいのですが、それなりにお金もかかるし、小さい子もいるしで、手が回らないでしょう。
なんで学校で性教育してくれないのー？
と思う方もおられると思います。
いえいえ、していないわけじゃないんです。
日本には、「はどめ規定」というものがあります。
先日、永岡桂子文科相も 撤廃しないと答弁していましたよね。
https://www.kyobun.co.jp/news/20221026_05/
小学5年の理科
「人の受精に至る過程は取り扱わないものとする」
中学1年の保健体育科
「妊娠の経過は取り扱わないものとする」
というきまりのこと。
学校単位で ゆるめることは可能ですが、それも 文科省で枠組みが決められています。
元保健の先生のまゆみんの記事も参考になるかも。
１２月から募集する「すまいるママ塾」は性教育。
てるえさんに講師をお願いし、最新の性教育をお伝えいただきます。
知識も大事です。
すでに動画は撮影させていただいたのですが、最新の性教育を学ぶことができました。
私も知らないことが多かったです。
セックスについては扱っていないので、お子さんと見ることも可能。
すべて見せるのは早い、と思われる方向けに目次も付けましたよ。
私も学びたい！
というときには、ぜひ子育てコーチング協会のメルマガ会員になってくださいませ。
会員には、受講割引きもありますよ。
https://kodomokokoro.jp/member/registration/
週に１回、インストラクターからのメルマガが届きます。
楽しみにしていてくださいね。
やまがたてるえさんの本はこちらです。
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