こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。
インストラクター養成講座のお申し込みは、13日までです!
さて。
今日は「ほめる=呪い」について。
昔、受講生さんからこんな話を聞いたことがあります。
昔、絵を描くのが好きだった。
小学校に入ってからは、いつも賞を取れた。
取るのが当たり前になった。
だんだんと「賞が取れる絵」を描くようになった。
絵を描くのがプレッシャーになり、つまらなくなってしまった。
でも、ミカさんの講座に出て 絵を描くのが好きだったことを思い出したので、また描いてみたい。
小学校に入ってからは、いつも賞を取れた。
取るのが当たり前になった。
だんだんと「賞が取れる絵」を描くようになった。
絵を描くのがプレッシャーになり、つまらなくなってしまった。
でも、ミカさんの講座に出て 絵を描くのが好きだったことを思い出したので、また描いてみたい。
よく
「絵をけなされて、嫌いになった」
という話は聞くことがあると思います。
でも逆に、賞を取ったり、ほめられたりする中で、
「期待に応えなくては!」
と無意識に がんばり 絵から離れる子もいます。
「賞を取らないとガッカリされてしまう…」
という思いに支配され、本来の楽しさが見えなくなってしまうのです。
ほめる、
には いろいろあるけど、特に「結果」や「成果」だけほめられたときに、呪いになりやすいんです。
ほめちゃダメ、ってわけじゃないですよ。
ほめられることが 合ってる子もいる。
ただ、いい子で 人の気持ちがわかる子ほど 呪いのパワーは絶大。
親や先生が導く道を まっすぐ歩けてしまうから。
子どもたちの 心の栄養は、
「わたし(僕)を 見ててくれた!」
です。
これは 大人でも同じかもしれません。
誰でも、まわりの人に関心を持ってほしいのです。
ほめる、という呪いは そこをうまく突いてきます。
「ほめられる」=「関心を持ってもらえる」
だから、ほら、親の先生のメディアの言う通りにしなさい。
期待に応えなさい。
そうしたら ほめてあげる。
あなたを 見てあげる。
…なーんて、もちろん、親も先生も思ってない!
ないんだけど、結果的に そうなりがち。
いい子ほど、ほめられるために 行動するようになります。
で、「いい子」が大人になったときに どうなるか?というと、
わたし どうしたらいいのでしょう?
自分のしたいことがわかりません。
となります。
しかも、頭の中に 親や先生が巣食って 住んでます。
データとしてね。
きれいな服を見ても、
「お母さんが『派手』って言いそう。いつもきちんとした服を着てるとほめられた。」
だから、最初から除外。
大人なんだから 自分で責任を取れれば 何をしてもいいのに
「失敗したらはずかしい。できなかったらどうしよう…」
自分の願望より、人の目。
何かするときには、あとから何か言われないように
「これ、やっていいですか?」
と 誰かに許可をもらって、責任を分散。
そのくせ 子どもに対しては、
「こうしなかったら、大変になるよ!」
と 呪いをかけたがる。
よくいえば 無難に、安全に
悪く言えば まわりに合わせて、自分をなくして
子どもに 自分の不安を 背負わせて
生きている。
これ、わたしのこと!!
と思ったなら 幸いです。
頭の中にいる
お父さん、お母さん、先生、メディアなどなど
を いったん、切り分けましょう。
「これは お母さんの価値観」
「これは お父さんの声」
「これは メディアが報道している『常識』」
そうやって、「自分じゃないもの」を 分けていくんです。
反発しないで、淡々とやるのが ベスト。
「あ、これはよく お母さんが言ってたわ」
「あ、これは お父さんが不機嫌になるから 我慢してた」
「あ、これは『常識」だと思ってたわ」
そうやって より分けていくだけ。
心に余裕があったら、自分に聞いてみて。
「本当は どうしたい?」
「本当は どうしたかった?」
続けていくと、だんだんと うずもれていた自分が出てきます。
少し 時間はかかるけど、ほどいていくと 呪いも解けていきます。
呪いはね、大人になってからでも とけるの。
つるんと 一皮むけた自分が出てくるからね。
楽しみにしててね。
一般社団法人子育てコーチング協会の初級講座(子どものこころのコーチング講座)でも、「ほめる」ではなく「認める」方法をお伝えしていますよ。
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