こんにちは。和久田ミカです。
近くのデパートにはいろんなブランドが入っているのですが
「ママ、なんのためにあんな高いバッグ買う人がいるの?」
と娘に聞かれました。
最近の若者は、
「高いブランドバッグ買って、高級車乗り回すなんて、バカじゃないの?」
という価値観を持っている人も多いと聞きます。
私が高校~大学に入ったころは、バブル。
DCブランド(デザイナーズブランド)にみんなが手を出し始めた時期。
高級バッグやコンパーチブルのかっこいい車にあこがれる人も多く
誕生日やクリスマスは、定番のネックレスを贈ってもらう、
なんてことが メディアでも盛んに報道されていました。
「物を持つ」
というのは、それなりのステイタスだったんだけど、時代は変わったんだなあ。
だから、「バカみたい」という娘の話を聞いて
へーーーー
と思いました。
とはいえ、私もちょっとその気持ちがわかる気がします。
もう50歳過ぎてますけど。
私も、だいぶ前に ブランドバッグは ほとんど捨てました。
私も、だいぶ前に ブランドバッグは ほとんど捨てました。
ハイブランドで持ってるのは、ロゴとか何も入ってない、使いやすいバッグのみ。
「年取ったら、それなりの物を持たなくちゃ」
と言われて いろいろ持ってたんだけど。
洗えない。かさばる。
気持ち悪くて ひとつ洗濯機で洗ったら、型崩れしてね。
当たり前だけど(笑)
思いついたら やってみずにはいられない性分で…。
そんなわけで、ふつーの洗えるバッグ、または 革製でも軽いものを愛用してます。
話は戻るけど、
ちょっと前、バブリーなダンスが「ウケてた」のもわかるなあ。
あれ、今見たら お笑いの域だものね。
あれ、今見たら お笑いの域だものね。
でも、本当にこんな格好してる人たちが いっぱいいたのよね。
私もこういう服持ってたし(笑)
これからは 「何を持っているか」という時代ではなくなるのだなあ。



そんな人が増えていきます。
さらに、他人との比較ではなく、自分自身を見つめていく時代になります。
ここで出てくるのが、
「私、欲望まみれなんですが、生き方まちがっていますか?」
という質問かなー、と思います。
なぜか、
「物に価値を持たない人が増えてきた」
と書くと
「物に執着してる私って、ダメですか?」
という 180度向こう側にいっちゃう人が多いから。
©Vive La Palestina
そのままでいいがな。
自分の心にしたがって生きていれば いい。
稼ぎたければ、稼げばいいし、
売れる人、有名な人になりたければ、努力すればいい。
「欲しい!」という欲求は、大きな原動力になることがあります。
ただ、そういった心の中の「欲」に ”振り回されない” ことかなーと思います。
私たちの心にはたくさんの欲求がある。
欲求が満たされないことで、心がザワザワイライラするなら、
それは ”振り回されている” ということ。
では、どうしたら 欲求に振り回されなくなるかというと、
自分の中の「欲」を認めていくということです。
認めるっていうのはね、
「あの人はお金持ちでいいなあ。それに比べて私は…」
「うちの会社は給料が安い!社長!もっと 金くれー!!」
のように、誰かに 心の矢印を向けることではありません。
心の矢印は、自分へ。
語尾に
「~だと思ってるんだなあ」
をつけましょう。
「あの人は お金持ちでいいなあ…と思ってるんだなあ、私。
私の中に、嫉妬する気持ちがあるんだなあ。」
「会社に対して、もっと給料を上げてほしいという思いがあるんだなあ。
もっと 認めてほしい、というくやしさもあるかもしれない」
同じことを言ってるけど、心のトーンがちがうのが わかりますか?
自分の心に 光を当てていくと、自分の中の欲に 振り回されない心ができてくのです。
こういうとき思い出すのは、相田みつをさんです。
とても 率直で、人間らしい言葉を 残しています。
たとえば、これ。
物欲
色欲
名誉欲
人間はねえ
欲望の固まりだな
人間のわたし
色欲
名誉欲
人間はねえ
欲望の固まりだな
人間のわたし
「欲」を 悪者だとジャッジしない。
よいもの、悪いもの、と 考えず、「自分の中にあるもの」として まっすぐ見ている。
そんな 姿勢がすてきだなあと 思います。
欲にまみれた私たちでいいがな。
人間だもの。
相田みつをさんの詩を読むたびに、心がスーッとする。
それは、心の闇に やさしく光を当てているからなのでしょう。
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