ママ友が離れる。夫が支配的。人とうまく関係が作れないという悩み | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。元小学校教師の和久田ミカです。

 

初級講座は、1日で満席になりました。

 

コロナ禍だから 人が来てくれるかなあと心配だったのですが、すごーくうれしい!

 

11月に中級講座(タイプ別診断)の募集をしますね。

 

 

今日は、人間関係のこんなお悩みから。

 

仲良くなった人(ママ友・友達・恋人)と長続きしません。

 

相手が離れていってしまう、または、私が相手との関係に疲弊してしまうのです。

 

なぜ、いつも同じパターンを繰り返してしまうのでしょうか?

 

小学生ぐらいまでは、ママ友は大事ですものね。

 

(私は残念ながらいないのですが…)

複数の人から同じようなご相談を受けたので、私なりに感じたことをシェアしますね。


 

これからもずっと付き合っていきたいママ友や知り合いができた、というとき。

 

上のようなパターンを繰り返す場合には、2つの見えない落とし穴があります。

 

ひょっとしたら、今までの恋愛経験や子育てとも つながってくるかもしれません。

 

2つのパターンについて お話しします。
 

 

 

必要とされたい


ひとつめは、必要とされたいという思い。

 

ママ友だったら、「この人のために何かしてあげたい」

 

恋人だったら「この人を幸せにしなくちゃ」

 

子どもだったら「この子に無償の愛を ささげなくては」

 

 

そんな思いを原動力にして、いらんおせっかいを焼き始めます。

 

最初は、相手も喜んでくれますが、だんだんと うっとおしがられます。

 

重いんです。

 

 

言葉にこそしないけど、

 

「ねえ、私役に立ってる?」

「ねえ、私って あなたにとって大切な存在?」

 

という思いが 相手の肩にのしかかります。

 

すごくがんばっているのに、距離を置かれてしまいます。

 

 

また、「相手のため」と思い、本来、相手が引き受けなくてはいけないことまで、背負い込みます。

 

相手を我慢させるのが かわいそうだから、私が我慢しておこう。

 

相手の手を煩わせるのは申し訳ないから、私がやっておこう。

 

相手が不機嫌にならないように、私が 丸く収める努力をすればいい。

 

 

結果、相手がどんどん寄りかかってきて、

 

「なんで私ばかり!!!」

 

と 疲弊していくこともあるかもしれません。

 

本当は自分が仕掛けた落とし穴なんですけどね。

 

 

私を満たしてほしい



ふたつめは、自分の欠けた部分を満たしてもらおうとすること。

 

無意識に…ですが、親からもらえなかったものを ほかの人からもらおうとします。

 

 

夫や恋人、ママ友、子どもに対して、

 

「この人こそ、私に無条件の愛をくれる人だ」

 

と大きな期待を寄せます。

 

 

だから、自分の意見に反対されたり、期待通りに動いてくれなかったりすると、

 

「私を大切にしてくれない」

「こんな人だとは思わなかった」

 

と 一気に熱が冷めて、きらいになったりします。

 

 

また、「私を大切に扱ってほしい」と思うがあまりに、相手の奴隷になってしまう人もいます。

 

「この人を失いたくない」

 

という焦りもあって、

 

相手の顔色をうかがい、

相手の期待通りの行動をとり、

相手が言ってほしいことを言い…

 

その先に、ママ友に軽く扱われたり、家庭内なら DVや家庭内暴力が起きたりすることがあります。

 

相手を支配者にしてしまうのです。

 

 

見捨てられたくない、という不安を 相手に利用され、コントロールされてしまうのですね。

 

こうなると、支配が当たり前の世界にどっぷりになります。

 

自分を殺して生きるのが普通になり、関係性がおかしくなっていることにも、気づきづらくなります。

 

自分がしかけた落とし穴に、自分がはまってしまったのですね。

 

 

 

もし、この2つの落とし穴にはまってしまったら、

 

落ちてるやん、わたし!

 

いつものパターンじゃん!

 

 

いきなり解決しようとせず、まず「気づく」こと。

 

何に振り回されているのかを知ること。

 

子どものころから、どんなパターンでうまく行かなかったのかを 振り返ること。

 

この「気づく」をないがしろにしないことが、すごく大事。

 

 

次に、そのパターンを どうしたら断ち切れるのかを考えてみる。

 

たとえば、

 

●相手の世話を必要以上に焼かない。見守る。

 

●NOを言う練習をする。まずは安心できる関係で。

 

●人の目を気にしすぎない

 

などなど。

 

今できることから 少しずつやっていく。

 

 

無理~

 

と思ったら、そのときは プロの手を借りるのもいいかもしれません。

 

カウンセリングとか、コーチングとか。

 

私は今、満席でして 12月まで募集する予定はありません。


ただ、何十年もかかって 積み重ねてきたパターンを変えるのですから、年単位で時間はかかりますよ。

 

右手で持ってたお箸を、左手で持ちかえるようなもんだからね。
 

 

でも生きていくってそういうことです。

 

ボタンを押して、「はい出来上がり!」

 

みたいにはならない。

 

その葛藤を 自分で抱えられること。

 

自分の人生だもの。

 

 

抱えられない人は、「このラピスペンダントを買えばあら不思議!」みたいな商法に 引っかかってしまう。

 

中学校の頃、雑誌でそういう広告よく見たなあ。

 

「インスタントに問題解決しようとして、散財する」

 

それも、ひとつのパターンだね。

 

 

さて。あなたの落とし穴パターンは、何ですか?

 

 

 

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