こんにちは。和久田ミカです。
私は、「お母さんに対して、コーチングセッションができるようになる講座」を、1年かけて行っています。
6月に4期が卒業になりますが、1カ月に1度、受講生の方々と 講座やマンツーマンセッションなどを続けてきています。
コーチングって、数回学んだだけじゃ できるわけないから。
1年学んでも、まだ、ひよっこ。
私が学んでいた頃のコーチングって、60万円ぐらい出して
概念中心で 実践はあまりない
個別でセッションしたい人は別料金
(十数万円出して 新米コーチが付く)
という時代でした。
ひょっとしたら、今もそんなスクールもあるかもしれない。
私は、あっという間に100万円以上使ったんだけど、ずっと
「コーチングって なんだかよくわからない」
というまま、だったんですよね。
3年同じスクールで 学び続けて、やっと卒業するころに
「なんかわかってきたような気がする…」
という感じでした。
だから、私が提供しているスクールは、低料金(といっても 35万円ですが)で、キャリアが10年以上ある私が 直接指導。
私が マンツーマンで セッションの練習もします。
私のセッションは、50分間3万円だから それを踏まえても、かなりお得な講座だと思います。
そんなわけで、こんな講座やってたら、割に合わないのは 重々承知なのですが、でも 好きなんですよね。
私は、根っからの先生なので、直接 対話したい。教えたい。
わかりやすさを追求したい。
受講生のみなさんの変化に立ち会いたい。
それだけの思いで 立ち上げたのが「ママにセッションができるようになる講座」です。
午後から予告を出すからねん。
募集は来週火曜日からです。
さて。
私は、この講座で何回か言った言葉があります。
「成果を出そうとしない。影響力を与えようとしない。」
コーチングは
成果を出すこと
影響力を与えること
行動を促すこと
こそ が仕事のように思われます。
ビジネスコーチングではそれもありかもしれない。
でも、ママに対するセッションでそこに重点を置きすぎると、強引なコーチングになってしまいがち。
コーチが持っている「答え」に誘導したくなるんですよね。
まずは、クライアントとともに そこにあること。
そっちの方が大事。
学んでいる方からは、
「クライアントさんが満足しなかったらと思うとこわい」
という意見をいただく。ごもっとも。
でも、満足させなくていい。
もやもやして終わるのがいいコーチング。
セッション後も考え続けられるからねん。
何よりね。
クライアントが 何十年も蓄積してきたものを、1時間やそこらで すっきりさせられると思っているほうが、自信過剰。
んなわけない。
確かに、ちょうど変わるタイミングが来ている人は スルリと変わったりするけどさ。
今 歩んでいる途中の人は 一見、進展がないように見える。
そんなことないんだけどね。
ただいっしょにいること。寄り添うこと。
それが コーチとしての原点だと思う。
だから、コーチングは スキル以上に「あり方」の方が大事。
卒業生の感想を聞いていると、スキルの上達だけでなくて、
「自分の生き方が変わった!」
という話をお聞きします。
そうなんです。
クライアントの話を聴くことって、自分が整えられていく プロセスなんです。
境界線を引くお手伝いをすること
よい・悪いにとらわれず、俯瞰してみていくこと
いろんな視点から、何が起こっているのかを 一緒に見ること
クライアントの人生を クライアントに任せること
自分が自分を知り、自分の心を整えていないと、できないのですよね。
んなわけで、私のコーチングは、あまり質問に重点を置いていません。
「質問ばかりするコーチ」は、たいてい初心者。
技巧に走ってしまうので、尋問みたいになりがち。
まずは腰を据えて「聴くこと」。
今年からは、卒業生のフォローアップもしていく予定。
コーチングの基本は「オンゴーイング」。学び続けること。
私も ずっとセッションを受け続け、学び続けているけど、それが 私のところでもできるよう、仕組みを整えていきます。
ぜひ、来てね。
1年いっしょに学ぶから、仲間もできるよ。
それからこの講座は、子どものこころのコーチング協会とは別の事業です。
私の個人事務所の方へ。
→ 問い合わせ
こちらへお願いいたします。
来年から、スクールを法人化する予定なのですが 今は「ハートストリングス・コーチング」の事業のひとつとして 行っています。